コロナ危機影響なし! 保険営業のライフスタイルを変えるスーパーTOT ⑤
「保険営業は『フロービジネス』」という縛り?
「お客様が増えれば増えるほど『売上につながらないアポイント』がどんどん入ってくる、という人は多いですよね。
だた、売上を落とすわけにはいかない。そこで結果として出てくる言葉が〝大量行動〟……なんですよね」(三上氏)
そう、お客様の保全のためにやることは、とても多い。あれもやらなきゃ、これもやらなきゃで、だんだん時間が無くなる。
だからといってやらないわけにはいかない。家族のための時間、自分のための時間なんて、作れるワケがない!
「目の前のことに気を取られて、全体が見えていない。
そこで〝大量行動をすれば何とかなる〟〝活動量が自分を救う〟と、自分に暗示をかけてしまうのかもしれませんね」(三上氏)
暗示……たしかにそうかもしれません。
それまでそういうスタイルでしか仕事をしてきていない人は、もう、他に選択肢がないわけですから。
「そういった方は、おそらく保険営業というビジネスを『フロービジネス』の典型として捉えてしまっているのでしょう。
とにかく新しい見込客を探してくる。そこに対してセールスプロセスを回していく……そういったやり方しかない、と思っている人もいる。
でも仕方がないことかもしれません。
だって、そういったやり方くらいしか(会社や先輩から)教えてもらっていないわけですから」(三上氏)
保険営業パーソンは「事業計画」を作っているか?
「3月末に決算を迎えたら、4月からはゼロからのスタート。新人もベテランも横一線、リセットして必死で働くんだ!」なんてこともよく言われていました。
「本来ならば、経験を重ね、お客様が増え、評価していただければ紹介も出てくる。そして知識・ノウハウも増えてくる……
どんどん楽にならなければおかしいはずなんです。
でも、そうはならない。その大きな原因のひとつは『事業計画』をしっかり作っていない、ということにあるのでは?
だから、ストック収入型のビジネスの具体的な仕事のやり方としては、まず自身の事業計画を立てることです」
『事業計画』……よく使われる言葉ですが、実はこれを意識している保険営業パーソンはあまり多くありません。
私・大坪自身もかつて、「目標」こそ立てたものの、それを「事業計画」に落とし込むことはしなかったですねー。
「事業計画によって、やるべきこととやらなくていいことが明確になります。
つまり、楽になるような計画を立てればいいわけです。
でも、それを考えない。楽になる仕事のやり方は、あるんです」(三上氏)
保険営業という仕事は「ストック収入型ビジネスである」。
まずがこの認識を持つことが、コロナ後の新しい保険営業スタイルの大前提かもしれませんね。
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