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保険営業パーソンが知らないと損する「税金」「助成金」「補助金」の話②

「個人事業主」のメリット・デメリット

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さて、個人事業主とは何でしょう。

個人事業主とは、法人を設立せずに自ら事業を行っている個人のことを指します。

個人事業は文字通り、個人が主体となって自己責任で事業を行い、全責任を事業主が負うということです。一般的に言う自営業者と同じです。

対して、法人は人間以外が法律上の権利義務の主体(法人格)となることを認められたものです。

つまり、法人の場合は個人とは切り離した別の法人格となるため、そこから生じた責任も事業主本人とは切り離して法人が負うことになります。

したがって例えば、借入れで見てみると、個人事業の場合は事業主本人の借入れとなります。もし仮に事業に失敗して返済できなくなってしまったら、事業主個人の財産を売ってでも返さなくてはなりません。

一方の法人の場合、個人とは別の法人格になります。

あくまで法人の借入れとなり、法人の財産の範囲内での返済となります。つまり、経営者個人の財産から返済する必要はないわけです。(ただし、経営者本人が借入れに対して個人保証をしていた場合は除きます)。

また、税金について見てみると、法人には法人税が課せられますが、事業所得を稼ぐ個人事業主が納めなければならないのは、所得税です。

所得税は超過累進課税で計算されるため、利益を得れば得るほど税金がかかるシステムとなっています。

一方、法人税の税率は常に一定です。したがって規模が大きくなり、所得がある水準を超えると、法人の方が有利となるわけです。

個人事業主のメリット

しかしながら、個人事業には法人にはないメリットがあります。まず、運営の手間とコストがかからず、すぐに始めることが可能ということです。

定款作成も登記といった手続きも不要で、税務署に開業届などを提出すれば、すぐに事業を始められます。

次に、経理・税務などの運営が簡単で、コストも比較的安く簡単です。今は会計ソフトのおかげで簿記や税務の知識がなくても会計業務が出来てしまいます。さらに、事業所得の収入から必要経費を引くことができます。

保険営業パーソンは一般的に、交通費や接待費などの経費は自腹です。

これらの費用を個人事業主の場合は必要経費に計上することができるのです。

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