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中山匡 頑張るフリー営業マンは注目! 『在宅秘書』の仕組みを作ろう!⑩
スタッフとの一体感が「新しいことをやる」ための動機付けに
大坪:中山さんご自身がこの仕組みでビジネスを展開する上で、経営者としての幸福というか、チームとしての幸福についても発見があったかと思いますが……。
中山:自分が創った会社でずっと自分1人で営業してサービスも提供していく中で、初めて〝嬉しいな〟と思ったことがあっったんです……。
ある時うちの在宅スタッフが、セミナー開催の際に会場に来て電話対応をしてくれて……。
大坪:セミナーの時は、在宅の方とは基本的にオンラインでやり取りするんですよね?
中山:ええ。でも、リアルで来てもらえるスタッフもいます。
その会場で「今日は行けなくなりました」とか、問い合わせとかの電話に対応するスタッフの様子を見て、「自分の会社の社名を名乗って対応してくれてる」っていうことが、当たり前ですけど、それを見た時にすごく新鮮だったんですね。
大坪:ああ、その気持ちわかりますね。わかる、わかる。
中山:これって何かというと、「あ、これってひとつの同じ会社という、家族のようなもの」……
でも家族とはちょっと違う「法人としての新しい家族のようなかたち」というものが見えたんです。
大坪:なるほど。
中山:すごく一体感というものを感じたんですね。今まで1人でやってきた。1人の方が気楽でいいっていうふうに思っていた……
でも、そうではない。自分1人ではやはり限界があって、スタッフとお互い支え合うことで、やっぱりお互いプラスになっているわけです。
それがわかったときに、〝新しい充実感〟って言うんでしょうか……なんかすごく心が満たされていくような感じがしたんです。
子どもが生まれた時の喜びのような……それに近いものを感じたんですね。
大坪:なるほど、なるほど。
中山:そういうことを感じるのって、1人でやっている方こそ、実は潜在的に可能性を持ってらっしゃると思いますし、それに気付いた時に、自分1人じゃなくてチームをまとめて、より1人の限界を超えた大きなことをやっていこうという動機付けに繋がっていくんじゃないかと思うんですね。
最後に
もしあなたが今、1人社長か個人事業主ならば、この働き方……バーチャルスタッフの活用というものを、ぜひ考えていただきたいですよね。
まずは業務分析ですよね。1ヶ月単位で自分が何の仕事をしているかということを挙げて、分類して、それらにどれだけ時間を使っているかというのを、ぜひ記録していただきたいです。
そして、それらの仕事が
「自分がやらなきゃ絶対ダメなのか? 他の人はやれないのか?」
ということを分析します。
これをすることによってあなたは、もっと幸せになれる可能性があるというわけですね。
大体月平均で100時間程度の業務時間を手放す。
手放して、年商を大幅に上げた方が、中山さんの周りには大勢いるんです。
ぜひ、こんなスタイルを、あなたも検討していただければと思います。
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