見出し画像

怖くても好きな人 2014年6月10日

 自称「付き合い続ける女」神垣です。

 どうしてこう

 劇画チックかなぁ・・・


 毎週、日曜の夜9時は
 TBSのドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」を見ています。

 「半沢直樹」の大ヒットを意識してか
 TBSの力の入れようがビンビンと伝わってくるのですが
 いかんせん、俳優陣の演技がいちいち大げさ。

 ドラマチックと言うより
 漫画チックです。

 主演の唐沢寿明ったら
 毎回、眉間にしわを寄せ、目を血走らせ
 力み過ぎだと思うんです。

 悪役の立川談春も、意外な配役で
 最初は新鮮でしたが
 演技がワンパターン。

 ことごとくオーバーアクションな俳優達の中で
 江口洋介のクールな演技が逆に際立ち、見直しました
 (この人に大河の信長役は、やはり無理があったと回想)。

 とかなんとか文句を言いつつ
 未だ見続けているわけですが
 そろそろドラマも終盤。

 わたしは、会長役の山崎努を見る(拝む?)ためだけに
 最終回まで見届けるつもりです。

 うちの父と同い年の山崎さんは
 すでに77歳。

 40年近く彼のファンですが
 すっかり“おじっちゃん”だと思うし
 客観的に見ても、凄みを通り過ぎて、
 もはや顔が怖いです(そう、仮面ライダーの死神博士みたいに…)。

 でも、やっぱり、好きなんだなぁ。

 ファンというのは
 その人の全盛時代の残像と付き合い続けている
 んだと思います。

(VOL.2196 2014年6月10日配信 メールマガジン あとがきより)

▼関連記事


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?