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経穴マップとにらめっこ

『基本としくみがよくわかる東洋医学の教科書』平馬直樹・監修 他 (ナツメ社/2014)


以前から漢方やツボに興味があっていくつかの本を持っていますが、今回自分でお灸をしてみようと思って、その参考書に買ったのが本書です。

西洋医学はむろん大きな医学的(医療的)ポジションを確立していますが、この度の3年越しにわたるコロナ騒動で、私個人においてはその信頼性は大きく揺らいでいます。それは医師の倫理や薬の用い方などに他なりませんが、今までもなるべくお世話にならないよう意識してきましたが、これからはもっとお世話にならないように気を付けようと思っています。自らの健康(身体)を、安易にどこぞの他人に預けないことです。

自らの健康に大事なのは、安全な食、適度な運動、「宵越しのキズ」をもちこさないための睡眠、それからツボ押しやストレッチやお灸などによるセルフケア、もとより、不必要な薬やワクチンは遠ざける、といったことが考えられます。自分の体は自分が一番良く知るのですから。労ればよいのではないでしょうか。

本書では中医学の体系的な考え方、またその実践、経絡や経穴といった「ツボ」の場所や臓器との関連性、鍼や灸といった東洋医学の治療方法、生薬を用いたいわゆる「漢方薬」の効能効果などが、図説を用いて分かりやすく解説されています。

西洋医学とはまた別の医学の在りかを辿ることによって、病気や健康あるいは医療について、自分の知識と考えを貯えることができると思います。

付録としてポスターサイズくらいの経穴マップが付いています。


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