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懐っこい犬は地位が低い!?

こんにちは。げーしーです。
買ったばかりのユニクロのダウンを猫様に奪われつつある今日この頃です。
ユニクロ製品、ネコの寝具におすすめです!高いけど😓笑

 今日は人懐っこい犬と社会的地位の関係についての論文を紹介したいと思います。

▲犬の性格ビックファイブのうち社会的地位が高いのは?
 今回の調査はハンガリーのエトヴィシュ・ローランド大学の生物学の研究チームが発表した論文になります。
今回は飼い主615名、述べ1082頭の犬に協力してもらいアンケートを行いました。凄い数ですね😂
そしてそれぞれの犬において性格特性を当てはめて行きました。いわゆるビックファイブと言うものです。人でも度々使われる性格診断の区別の仕方です。
これを犬にも適用して「開放生」「協調性」「誠実性」「外向性」「情緒不安定性」の5つに区別しました。

そしてこれらの性格別に対して、「見ず知らずの人が家に来た時にどの犬が一番最初に吠えたか」や「同じ場所で餌をべるときにどの犬が最初に餌を食べ始めるか」、「どの犬が他の犬の口を舐めることが多いですか」などの質問によって犬における社会的地位との相関を調べました。

すると「情緒不安定性」を除いた4つにおいて優位な差が出ました。
「解放性」「誠実性」「外向性」に分けられた犬は比較的高い社会的地位の場所に存在する結果になり、「協調性」が高いスコアの犬は比較的社会的地位が低いと言う結果になりました。

また、年齢別に見ていくと高齢なほど社会的地位が高い傾向がある結果になりました。

上記の結果でいう、高い社会的地位というのは例えばリードを外した時に一番最初に前を歩くといった行動を取る犬や、犬同士で遊ぶ時に下位の犬に対して攻撃的な行動を取るような犬のことを指します。
さらにアンケート取っていくとこうした行動を取る犬は飼い主と一定の距離感を取ることが多かったりして、逆に社会的地位が低い犬は飼い主にくっつく犬が多いという結果が得られました。

これらを踏まえて言えることは、まず家畜化した犬つまりはコンパニオンドックににおいて犬社会による地位が低くても餌の確保に困ることが少ないことが背景にあるのではないかと考えられます。
だって野生のような弱肉強食の関係ではなくても暮らしていけるのですから。むしろ気に入られる方が安定して餌を得られるため徳ですらあります。

逆に少し好戦的な態度を取ったりする犬は群れで暮らす犬社会ではみんなを引っ張るリーダー的な存在になることがあり、警戒を怠らず積極的に前に行くタイプが多いのではないかとのことです。

ただ今回の結果はあくまでも断片的でまだまだ掘り下げらる課題でもあるのでもっと細かい研究が出ると面白いかもですね。

皆さんの飼っている犬はどちらでしょうか?
ぶっちゃけ犬の地位が低くても可愛ければなんでも良いのかなと思ったりします笑

では。♪(´ε` )

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