反骨の人は後頭部の骨が一か所出っ張っているそうだよ。
空気を読み合う嫌な時代になった。隠された未来を故意に呼び出す素敵な言葉が欲しい。燃える言葉を綴って、この嫌な時代を遠い過去にしてしまいたい。
胸に真綿のような柔らかな雲が去来した。煙るように降る細かな雨。間もなく冬が通り過ぎようとしている。
窓の外からウグイスの下手な鳴き声が聞こえる。あの鳥はいつもそうだな。それでも春の使者としての矜持はあるのだろう。蒲鉾のように身を粉にして板にしがみ付く努力で鳴いている。
あのウグイスのように、確かな自分自身があればどんな人とも通じるだろう。自分が思う事だけを表現して行こう。
反骨と揶揄されてもいいじゃないか。世の中の不正や因習に果敢に立ち向かい、時代の風潮に逆らうのは面白い。
心を貧しくするな。輝きのない人間になるな。生きている限り人間は全てを奪われることはない。
臨んでも手に入らないものこそ、それを求める時に人間は輝く。壊れやすい気持ちなど箱に詰め込んで砂に埋めよう。
真実を探し出す眼で、これからも書き続けて行こう…かな❓
久しぶりに反骨なんて言葉が出て来た。でも、俺は反骨より反逆が好きだ。子供の頃から望んでいつも反逆児だったもの。
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