何故なら相手は殆どの場合こちらに興味などないからだ。

『西の国の病である「分断を生むエジソン」は、好奇心の暴走です。エジソン、それは発明王の象徴です。彼らの本来の目的は分断をなくすはずだったのに、自分の旺盛な好奇心に抗えず、周囲の人々を置き去りにしてしまいます。その結果として、大きな分断を生んでしまいます。東の国の病、「魂なきバンカー」は、目的なき成長です。社員数10万人の企業も、創業時は大きな目標から出発しました。しかし、創業者が去り、何世代も経つとやがて思想を失う。過去の膨大な資産だけで生きていくことを目的にし始めてしまいます。かつての思想や意思は忘れ去られ、成長するだけの怪物に成り果てます。そして中部の病である「夢を忘れたピーターパン」は、正義の殺し合いです。中部の人は公のために正義を追い求めす。しかし、正義とは時が変わるにつれ変移ろいゆくもの。新たな正義が誕生すると、それまで信じていた過去の正義が一転、悪になることさえあります。自分が信じていた正義を否定することになり、やがて折り合いがつかなくなるでしょう。正義の認識にズレが生じた仲間同士の殺し合いが始まります。最後に、南部の病である「才能を殺す巨大なスイミー」は、凶暴な思考停止です。ひとりひとりは善良な市民でも、群であるため外が見えません。ですから、周りの人がどう動くかで自分が進むべき方向を決めるしかないのです。耳障りの良い話には瞬く間に飛びつきますが、話の真偽は確かめず、流れのままに進んでいきます。つまり、思考停止によって、敵でない者を殺すことがあるのです。変化を好む好奇心、経済成長、移ろいゆく正義、思考停止。これらがそれぞれの調和を考えず、自国だけの増長に走ると、必ず分断が起こります。ですが、分断とは一番安易な方法です。大いなる力を持ったリーダーは、その力を正しく使う責任が問われます。SNSの発展で強烈な主観が生まれ、分断がより大きく見える時代です。だからこそ、良いリーダーは分断を繋ぎ、偉大なリーダーに生まれ変わらなければなりません。今回は、みなさんに大きな世界の見取り図をお渡ししました。これが「影響力の地図」です。気を抜くと自らの小さな地図だけで認識しようとしますが、世界は周りの5人だけではありません。それを理解するためには、地図を持つ必要があります。』

この記事は著者によるセルフプロモーションであるが要点をうまく載せている。カテゴライズしモックを作り、味を匂わせ、選択するのは”貴方です”と虚栄心をくすぐる。このセオリーは自分を売り込むの時に私も良く使う。何故なら相手は殆どの場合こちらに興味などないからだ。

「結果を出す人」が、なぜか会社を「分断する人」になりかねないワケ
「影響力の地図」を持て
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/68751

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?