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(5)紹介状を持って地元の病院へ

週が明けて2018年3月12日、月曜日。植木病院で書いてもらった紹介状を持って、地元の病院に行きました。紹介状の宛先は、君津中央病院。地域の中核的な総合病院で設備も整っており、父のがん闘病で通い慣れた病院でもあります。

すぐに手術はしない……だと?

あれだけの痛みを伴う炎症があり、とりあえず小康状態のうちに地元に戻ってくださいという話だったので、これはさっさと入院して手術の流れかなと思っていました。が、受診して伺った話では、手術は5月頃になるのではないか、とのこと。

えー、2ヵ月も空くの? なぜ? なんで?

もちろん、疑問には医師がしっかり答えてくれました。理由は、2つありました。ひとつは、そもそも手術予定が4月いっぱい埋まっていること。癌患者さんなど、生命に関わる症状をお持ちの方は優先されることもありますが、胆石でなおかつ小康状態の私はこれから順番待ちの最後尾に加わるのです。そんなにすぐに順番が回ってくるはずもありません。そしてもうひとつの理由は、胆嚢が炎症を起こしたばかりだということ。そういえば植木病院の医師も、「手術するとしても炎症が治まるのを待たないといけないんです」とおっしゃっていました。君津中央病院の医師は、「本当は炎症が治まってから3ヵ月ほどおいてから手術をしたい」とのこと。しかし手術の予定が決まらなければ私のような仕事では身動きが取れず困ります。できるだけ早く、とお願いしておきました。

まずは検査から始めよう

なにはともあれ、まず検査です。当日のうちにできる検査としてレントゲン、採血、検尿などの検査を行ないました。また、後日に胃カメラとCTの検査予約もしました。「胃カメラと一緒に大腸カメラもいかがですか?」とフライドポテトのように薦められたので、会社員と違って定期健診も受けていないし、いっそのこと全部やっとこうと思い、「じゃあ、セットでお願いします」とお願いしました。

まずは3日後の3月15日、大腸カメラから。

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