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大槌に帰ってくる人に働く場と選択肢を増やすために

2011年の東日本大震災で、津波による大きな被害を被った三陸海岸。中でも被害の大きかった町のひとつ、岩手県下閉伊郡大槌町を訪ねてきました。

今も多くの町民が内陸部に避難しているようですが、いつかは大槌に戻りたいと住民票を大槌に残したままの方が少なくないとのこと。しかし大槌の中心産業は農業と漁業、それに伴う加工業などで、仕事の選択肢は多くありません。加えて、先の震災によりこれら一次産業が大打撃を受け、町民は戻りたくても仕事がない状況にあります。

その状況を少しでも改善しようと活動しているのが、一般社団法人KAI OTSUCHIです。以前の町にはなかったIT事業を立ち上げ、働く場を増やそうとしています。

雇用される人が増えるだけではなく、これまでなかった産業を根付かせることで、若い人が帰って来やすい町に、育児中のママたちでも働ける町にしたい。そんな想いも込められた活動です。

一般社団法人KAI OTSUCHIの理事長を務める平舘氏にお会いして、設立までの経緯や現在の取り組みについて伺いました。取材記事は、ITと経営の融合でビジネスの課題を解決するサイト「ビジネス+IT」に掲載されていますので、そちらをご覧ください。

KAI OTSUCHI 平舘理事長に聞く、スマホ事業立ち上げによる雇用拡大への挑戦

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