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つるの民の皆さん、そして今後つるの民になることを視野に入れてくれている皆さんへ。


あけましておめでとうございます!
昨年は都留に出会ってくれて、そしてこの町を好きと言ってくれて
一緒に楽しい時間を過ごしてくれてありがとう。

今年も引き続き、楽しい思い出をたくさんつくっていきましょう〜!

ここ最近ずっと、この都留コミュニティを今後どんなふうにしていこうか考えていて、現段階で出ている自分の中での答え?というか考え、のようなものを、年始&産休に入るにあたってみんなに共有しておきたいなと思い筆をとりました。よかったら最後までお付き合いいただけると&個別でもSNS上でも直接でも、感想もらえると嬉しいです^^

※昨年の振り返りと今年のざっくりとした展望はこちら


都留は都留。金谷でもいすみでもない


2018年2月に第1回を開催してから、10月開催回で8期を終えた 田舎フリーランス養成講座。およそ100名の受講生、40名ほどのメンター講師陣を迎えてきて、都留に移住した人の人数は20名を超えました。
3年前から金谷・まるもで始まり、ピーク時には60名ほどのコミュニティを田舎に生み出して来た「いなフリ」も今年からブランドチェンジし「ワークキャリア」という名称に変わり、拡大を続けています。

最初は「私もWEBフリーランスとして場所や時間にとらわれない働き方を体得したい!」「都留にも金谷みたいなフリーランスコミュニティをつくりたい!」…そんな(不純な)思いで代表池ちゃんに多大なる協力をいただき、都留へいなフリを誘致、ここまで統括→マネージャーとして開催に関わって来ました。あれから2年。

運営会社・(株)Ponnufの金谷・いすみに続く第3の拠点として、田舎フリーランス養成コースを今後も定期開催していく予定ではいますが、ここからは単に金谷・いすみの真似をしていくだけでなく、この都留という土地ならではの独自の価値ものせていきたいなと思っています。

その「独自の価値」というのはいったいなんなのか。なんとな〜く、すでにわかる人にはわかる感じになっているのかな、とも思うのですが。

鍵になってくるのが”多様性”というワードです。

つるの民は良くも悪くもw、本当にみんな個性的。
いなフリを経てWEBフリーランスとして活動を続けている人ももちろんいますが、半数以上のメンバーがオフラインで仕事をしていたり、WEBスキル以外の何かで自分の道を切り拓こうとしている人たちです。

今いるメンバーはみんな、自分と真剣に向き合っている。それゆえ他の住民に対してお互いを尊敬・支援する心を自然と持っている。コミュニティマネージャーとして、私はそのことにものすごく誇り&可能性を感じています。

昨年言われた言葉で一番嬉しかったのは「都留にいる人たちはみんな、のびのびしていますね」という一言でした。

つまり私は ”ここにいるみんなが自分のやりたいことを思う存分やりきって、その先に自分の進むべき道を自分の力で切り拓いていって欲しい”
ただそれだけを願っているし、そのために最善をつくすことに喜びを感じているなぁと。何ができるってわけじゃないんですが、みんなの話を聴くこと、なんか面白い化学反応が起きそうだな…と感じた人や場を紹介することはできそうなので、引き続きお付き合いいただけたら嬉しいです。

「他人と共に、自由に生きる」社会実験の場に


昨年1年間、とくに後半は一気に住民が増え、「都留盛り上がってるね」と外部の人から言っていただいたり、実際に遊びに来てくれる方がたくさんいたりして、コミュニティとしてかなり成長した1年だったと思います。

その一方で、新たな課題も出てきています。そのハイライトがこれ。


そしてさかえるさん、こんな神記事まで書いてくださってます。

これまでは無条件に「来るもの拒まず、去るもの追わず」のスタンスでいたのですが、住民たちが増えてきた今、彼らの自由や快適さを守ることを最優先にしたいと思うようになりました。

最近は「自由」とは何か?「自由な共生」とは成立しうるのか?がもっぱら私の探究テーマです。

最初は「こんなことまで教えないとならないのか…」とちょっとがっくりしてしまったのが本音ですが、視点を変えて、逆に本当の意味で「自由」を勝ち取ることのできる、自立した人と共に生きていきたいし、今までそういった経験をすることがなかった人たちにも、そういう気づきを得てもらえるような環境にできたら。

できれば教え諭す、みたいな感じではなく、自然とお互いのことを思い与え合う関係性の中で、自然とそういう思いやりの気持ちが引き出されていくような場にしたいなぁ…なんてモゴモゴ考え中です。

誰もルールに縛られず、誰もルールを破らない

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以前働いていた会社で、他部署がスローガンとして掲げていたこの言葉。
当時はぶっちゃけ意味不明だったのですが(売上昨対比120%!とかそういうのじゃないのかね?みたいな笑)今になってようやっと、この言葉の意味がわかってきた気がします。

そして当時このスローガンを掲げていたあの先輩は、いろいろ苦労していたのだろうな…とも。

この根底にあるのは「選択理論心理学」という
アメリカの精神科医、ウィリアム・グラッサー博士が提唱した考え方。
会社員時代にめちゃくちゃ勉強していたのですが、今年は改めてこの辺も学んだりシェアしたり、実践していきたいなぁ。


コミュニティに属する、ということ

コワーキングコミュニティteraco.は、月6,000円(学生は5,000円)の月額会費をいただいて運営されています。先日会員の方から「今月はあまりスペースに行くことがなさそうなので、会費支払いしなくてもいいですか?」という質問がありました。

その出来事を通じて、
このコミュニティに属している価値を感じてもらえてなかったなぁ…
それを伝えていく努力を怠っていたなぁ…
と反省しました。

teraco.が「コワーキングスペース」ではなく「コワーキングコミュニティ」である理由。今年はここをもっともっと突き詰めていきたいし、どんどん表現していきたい。月6,000円以上の価値が十分にある、と思ってもらえるようなコミュニティにしていきたいな。

何を「価値」とするかは人それぞれで、正解はひとつではない。だからこそ、わたし1人の力では到底なし得ないということもわかっています。いままでも散々スタッフや住民のみんなにたくさん協力をもらいながら運営してきたこのコミュニティ。今年もたくさんたくさんお世話になると思います。改めてよろしくね。

宣伝:2020年の都留でやっていくこと



都留にふらっと遊びにきていただくのも良いのですが、よりこのまちの良さを感じてもらえる場として、今年はこの4つを準備しています。ピンときたものがあったら、ぜひ訪れてもらえると嬉しいです!

■哲学カフェ

新年からゆるく、はじめていきます〜!場所はcafé sowersにて。
2週に1回、コーヒー片手に「正解のない問い」についてただ話す会。
参加費500円、事前の予約等不要。どなたでも参加できます。
↑のFacebookグループで、開催予定やレポートなど上げていきたいと思います!参加お気軽に!

■コリビング

これまでも申し出があれば随時受け入れをしていましたが、2020年からより強化していきたいと思っています。期間は1週間〜1ヶ月まで。1ヶ月以上滞在する場合には通常滞在費をお支払いただいています。詳しくは住民まで!

■自主フリ

コリビングとの抱き合わせ企画になります!滞在期間中、住民と一緒に切磋琢磨し合いながらビジネスの足腰を鍛えましょう!1月後半には私の友人プロキャリアカウンセラーを招いて、キャリア相談会も開催予定です。近々teraco.スタッフからの告知があるかと思いますので、乞うご期待!

■ワークキャリア・田舎フリーランス養成コース@都留

2020年最初の開催は3/9-4/3です。
統括はつる住民歴1年を超えました重鎮スタッフ・WEBライターのとぅげ。
メンター講師も詩人ななさま・WEBデザイナーさっくん・アウトドアメディア編集者まっつんと、オール都留メンバーでお送りします。人生の選択肢を広げたい、理想の人生を自ら切り拓く第一歩を踏み出したい、という方は是非!


最後に:地域は人なり


teraco.スタッフのみんなはじめ、住民のみんな、そしてこれまで都留に立ち寄ってくれて関係人口を担ってくれているみんな。

こんなこというとちょっと重いかもしれないけどw

みんな1人ひとりの存在そのものが、この「つる」というまちを作っています。誰がえらい、えらくないとかはないです。

でも、このまちにいる以上は、自分が「つるの民」なんだということにプライドを持って欲しいな〜と思います。

私は産休育休で、去年ほどteraco.にいられる時間はなくなってしまうけれど
変わらず、ここにいてくれるみんなのことをめっちゃ応援したいと思ってます!一緒に最高のコミュニティをつくっていきましょ〜!

改めて、今年もよろしくおねがいしますっ!


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