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シゲクの高評価記事まとめ

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私が高評価を頂いた記事や、高評価を贈っている記事をまとめています。
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#国語

■大河ドラマ『光る君へ』第36話「待ち望まれた日」感想―君なしの未来など、この世にはない。何があろうと。

さて、大河ドラマ『光る君へ』第36話です。 実は、あまりにも時間がなさすぎて、第36話を見たのが、第37話の放送前日の夜だったりします。 そう、ワタクシったら、感想記事の更新に関して、なかなかに危ない橋を渡っているですよ。ギリギリで生きていたいわけではないのですが、気が付くと「リアルフェイス」な人生になってたりする今日このごろ。困ったもんだ(え) というわけで、どんな訳だか分かりませんが(笑)、赤染衛門さまのお顔がピンで抜かれるたびに、「おぉ、トップスターさまのメヂカラ

■大河ドラマ『光る君へ』第35話「中宮の涙」感想―よかったね。初めてほんとに君の笑顔を見た気がする。

大河ドラマ『光る君へ』第35話が放送されました。もう……彰子さま推しとしては神回でございまして……感涙に噎ぶ至福の時間でありました。 史実としては、もう来年には敦成親王や敦良親王が産まれることを知ってはいても。でも、まさかの懐仁親王(一条天皇)と同じ扱いに…と((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルしてた部分もありました。できるならば、彰子さまには幸せに笑う時間があってほしいと心から願っておりましたので、第35話の神展開はほんとうにほんとうにうれしかったです。 ・

■大河ドラマ『光る君へ』第34話「目覚め」感想―誰にも縛られたくないと逃げ込んだこの夜に

えりたです。 大河ドラマ『光る君へ』も第34話。気が付いてみれば、着々と時は過ぎ、次世代の子たちが育っています。 あの、達者な口で倫子さまを(# ゚Д゚)ってしてた田鶴君は「頼通」になり、父に超叱責されてた松君は「道雅」になり。定子さまの忘れ形見である「敦康親王」も幼いながらも少年の姿になりました。 現在の最高権力者である、道長どんが髭をたくわえた姿であることを思えば、「あの三郎がねぇ…」と感慨深さも湧いてくるというもの。こうして、物語は「終わり」へ向けて加速していくの

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■大河ドラマ『光る君へ』第33話「式部誕生」―ブルーのシャツ着たらすごく似合う。朝も夕焼けにも。

えりたです。 いつも大河ドラマ『光る君へ』の感想は、土曜日の午後あたりに更新しています。が、今週は締切とか締切とか締切に追い立てられておりまして。私にしてはめずらしく、デッドラインが背中をつんつんしており。半泣きで仕事をしていたのでした。 そのおかげで、感想記事まで辿り着けず。第34話放送日に必死に書くという為体。あと1時間くらいで、実は「早君」が始まるんじゃないか説(滝汗) そんなこんなで、第33話「式部誕生」の感想に行ってみましょう♪……その前に、第32話の感想はコ

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■大河ドラマ『光る君へ』第32話「誰がために書く』―大人の階段のぼる。君はまだシンデレラさ。

えりたです。 大河ドラマ『光る君へ』第32話、いかがでしたか? えぇ、もう敦康親王のこの上ないかわいらしさにものっそい悶えたのは私だけですか、そうですか。いや、XのTLをさらりと眺めても、誰もそこに触れておらず……「私だけ…?(/ω\)イヤン」ってなってたのはここだけの話。うん。知ってた。 兎にも角にも、サンタマリア晴明どんが須麻流さんと共に月へ還っていきました。ずっとふたり一緒。考えてみれば、この『光る君へ』はサンタマリア晴明どんから始まったのですよね……その彼が月に還

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■大河ドラマ『光る君へ』第31話を深掘りしたい人のための参考本

えりたです。 今日は大河ドラマ『光る君へ』第31話「月の下で」をより深く楽しめる本のご紹介です。 第31話では、まひろっちがとうとう『源氏物語』の執筆に取り掛かりました。また、公任さまがいろいろ拗らせて引き籠もってしまったり、一条天皇が活字大好きを爆発させたりと、現代にも見られるような人々の生き様がエモく深く描かれています。 そんな第31話の感想はコチラです。 ではでは、本のご紹介へ行ってみましょう♪ ■想像の果てにあるものを上にも書きましたが、第31話の最大の見どこ

■大河ドラマ『光る君へ』第31話「月の下で」感想―君がいない夜だってもう泣かないよ

えりたです。 大河ドラマ『光る君へ』第31話「月の下で」、如何でしたか。放送当日、私は盆踊りをしていたのでリアタイできずでしたが、後日録画を楽しく見ました。とうとう『源氏物語』の執筆が始まりましたね。 30週かけて、まひろに降り積もったことばたちが一気に花開く瞬間を目の当たりにできたのはとても幸せでした。あの演出―うつくしい色とりどりの和紙たちが降り続いていく場面―は、これまでの積み重ねがあったからこその説得力だなぁとじわじわ温かい気持ちになりながら見ていました。 あと

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■大河ドラマ『光る君へ』感想まとめ―誰の心にも「光る君」はいるのだと

えりたです。 大河ドラマ『光る君へ』も30話を超えました。第31話の予告で「いづれの御時にか…」というセリフも聞かれ、いよいよ後半戦へ向けて走り出すようです。 私自身、第1話から毎週感想記事を書き綴ってきました。映像を見ることに慣れていなかったり、また、途中退場が分かっていた「中関白家」推しであったりと、挫折する理由には事欠かない状態での出発でした。 が、なんとか第30話まで毎週飽くことなく、書き続けられています。 しかも、のちの「紫式部」であるまひろと、彼女の後援者

■大河ドラマ『光る君へ』第30話を深掘りしたい人のための参考本

えりたです。 今日は大河ドラマ『光る君へ』第30話をより深く堪能できる道標となる本のご紹介です。 ・ ・ ・ 第30話では、伊周さまが3年も経つのに、粘り強く呪詛っているのに衝撃をうけたり、公任さまの首筋やサンタマリア晴明の雨乞い儀式にこの上ないエモさを感じるなど、煩悩まみれな視聴を余儀なくされました(え) そんな素朴な感想を5000字に渡って書き連ねた記事がコチラです。 ではでは、今週の参考本のご紹介にまいりましょう。 ■学問をするということ第30話では、公任さま

■大河ドラマ『光る君へ』第30話「つながる言の葉」感想―明日を夢見ることは誰にだってできるから

さて、大河ドラマ『光る君へ』も第30話まで来ました。 予告では「いづれの御時にか……」とのつぶやきも聞かれ、まひろっちがとうとう『源氏物語』を書き始めるのか…⁈とドキワク。そういえば、まひろっちが彰子さまのもとへ出仕するのももうすぐですね。 そんなふうに、物語のあちこちで期待感を煽ってくるのに、オリンピックの関係で一週お休みとか(´・ω・`) ちょっとしたツンデレ感が漂います(え) というわけで、第30話の感想です。 実は、ワタクシ、盆踊りに行っていたためにリアタイで

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■プロではないからこそ楽しめる「写真とnote」―【写真館note】の連続投稿が670日を超えました

えりたです。 noteに記事を毎日投稿することを始めて、680日を超えました。そろそろ700日連続投稿、そして、365日×2年=730日連続投稿も見えてきています。365日連続投稿を超えてから、次の目標として据えたそれらの日数をまずは無事に乗り越えたいと思っています。 さて、今日はその中で私の連続投稿の軸となっている【写真館】note―「写真とnote」について書いていきます。 どんなふうに【写真館】noteを書いているのか、書き続けたことで変化したことはあるのか、そん

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■今ひとたびの逢ふこともがな―ビギナーズ・クラシックス版『百人一首』

えりたです。 若い頃はその機微がまったく理解できなかったけれど、大人になった今なら何となく実感できる、身近に感じられる。そんなふうに変化したものが幾つかあります。みなさんにも、そう言われて思い浮かぶものは様々あるのではないでしょうか。 それらは、さまざまな経験がなしたものなのか、それとも生きた時間が醸成したものなのか。そのあたりの理由や理屈はよく分かりません。ですが、その変化のおかげで得た緩やかさ、穏やかさは、少なくとも私にとっては、とても温かなものでした。 さて、私の

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■大河ドラマ『光る君へ』第28話「一帝二后」感想―私の半分はあなたで、そして、あなたの半分は私でできていたのね

いや、もうね。 第27話ラストにあった予告編で、伊周兄ちゃんが号泣していたから何となくの予感はあったんです。 しかも、当日「早君」した方々のつぶやきが不穏過ぎて、もう既にヤバみしか感じることができず……超どきどきしながら本編をリアタイ視聴したら。 わりと早い段階で、「長保二(1000)年」の表示が出てきたので、「うわぁああ」となっていたところに、最後の最期で、定子さまがうつくしいまま儚くなられてしまい……映像ではほとんど泣かない私が、マジで泣きかけたのでした( ノД`)シ

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■大河ドラマ『光る君へ』第27話を深掘りしたい人のための参考本

えりたです。 今回は、久しぶりに大河ドラマ『光る君へ』の参考本のご紹介です。 ・ ・ ・ 第27話「宿縁の命」では、道長どんの長女 彰子さまの入内、定子さまの敦康親王ご出産という、年表的に大きな出来事が描かれました。また、まひろっちも賢子ちゃんを出産し、そこへでっかい爆弾を落とし込む大石静先生プライスレス……な回でもありました。 そんな第27話の感想はコチラです。 ではでは、その参考本のご紹介へレッツゴー♬ ■小町谷照彦『藤原公任 天下無双の歌人』第27話で描かれた