【東京: 築地】光り輝く汐留の夜の電通ビルを見ながら歩くワンカット散歩動画（2020年8月）。Walking from Kachidoki to Shinbashi on Tukiji Ohashi Bridge

ワンカット散歩動画をYouTubeで配信してます。竹口です。

広告代理店のグループ会社で7年ほど働いてたんだけどまあ帰るのは夜中の2時とか3時とかです。働き方改革なんてまだまだ言われていない時代だったというのもありますが寝ないで働くのができるサラリーマンの証とでも言わんばかりの雰囲気でした。
もちろん終電なんて終わった時間だったのでタクシーで帰るんだけど会社の入居しているビルの周りにはぐるっと建物を取り囲むようにタクシーの列ができていて、まあ待ってるタクシーの運転手さんもこの会社は深夜に帰宅するひとがけっこういて流してお客さんをひろうよりもこうやって待ってた方が効率がよいって感じでタクシーを降りるって頃合いには「今日は社内にどれくらいの人が残ってますか？」なんてこれから会社のビルに戻ってまた帰宅する社員を待つかどうか判断してやろうってことでそんなことを聞いてきたりしてもうそんなのが広告業界の日常でした。
独身だとまあそこまで日常が変なことになることもなく小さなお子さんのいる家庭なんてだいたいが子どもを抱くと泣かれるんすよとか冗談とも嘆きとも言えないようなことを言っていてそういう生活してなんぼみたいなところがあり、また電通が銀座から汐留に引っ越したら銀座のタクシー会社が何社も倒産したとかまるで都市伝説のようなことがまことしやかに語られるようなそんか感じでした。

コロナ禍でリモートワークだとか言っているこのご時世でも半分以上のフロアで明かりがついている電通ビルをこうやって眺めながら歩いているとその当時のことが懐かしくもありこんなんで大丈夫なのかな？と老婆心的なまことに大きなお世話なことですが心配になったりといろんなことを考えてしまいました。

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