自己紹介。薬学部編入時代前編です。

教員時代4年目の36歳で入籍し、5年目に突入した時の事でした。
私立の学校だとこれから少子化に向かい、
先細りしていく分野だとは分かっていたので、
これから先どうしようと悩んでいました。
結婚もしたことだし、もっと安定した
仕事をと思っていても当時もうすでに37歳。
転職するにも厳しい年齢であり、公立の教員採用試験を
受けようにも準備不足なので当然受かる見込みも無かったので、
それこそどうしようかと迷っていました。

とまあ表面だけ言うとこんな感じなのですが、
正直に言うと、当時妻が子供を欲しがっていて、
私自身は33歳でやっと正社員で就職したこともあって、
社会人経験も5年ほどしかない状態でしたし、
何より子供を持つことにとても不安を覚えていました。
社会に出ることですら怖がっていた自分に
子供など育てることなど到底できるはずもないと
自分では思っていました。
この時もやはり先に不安感だけが先走り、
行動ができなかったんです。
私の大学卒業時のnoteにも書きましたが、
就職の時も将来の不安ばかり心配して
行動が出来なかったのです。

妻も不満を持ち始めたので、いよいよ
悩みが本格化してきていました。
そこで義父が開業の獣医師をしていたので、
義父に相談すると、国立の医学部や薬学部は
これからまた勉強するのが大変だろうから
私立の薬学部ならどうだろう?というお話が。

確かに薬剤師になれれば仕事自体とても安定していますし、
何より当時妻が薬剤師をしていて、
仕事も残業なく帰ってきてその上給料も高く、
大学時代に交際していた彼女の薬学部でしたし、
何より私自身が絶対に薬剤師さんと結婚したいと
思っていたので、薬剤師になるという
義父の考えは私はすぐに食いつきました。

妻は最初当たり前なのですが、当然困惑していましたが、
義父が薬学部の授業料を援助すると言ってくださったので、
妻も実の父親の強力な援護もあって
私の薬学部編入学を了承してくれました。
こうして教員生活を5年で終了し、
薬学部への編入学が決まったのです。

次は薬学部時代中編です。
ご期待ください。



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