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“背番号14” なでしこジャパンの絶対的司令塔【今注目のアスリート】

日本を代表する“女子サッカー選手”といえば?


個人的な見解で申し訳ないですが、大多数の方は“澤穂希”選手(元女子サッカー選手)の名前を挙げるのではないでしょうか。
彼女は、FIFA女子ワールドカップ(以下W杯)に6回(ギネス世界記録)、オリンピック女子サッカー競技に4回出場、2011年W杯では得点王(日本人初のハットトリック+最年長ハットトリックを達成)とMVPを獲得(日本サッカー“史上初”W杯優勝というタイトルも獲得)。それに加え、同年、FIFA最優秀選手賞を受賞(アジア人初のバロンドール選出)。日本女子代表では歴代トップの出場数とゴール数を記録(205試合83得点)、といった数々の偉業と伝説を残し、日本女子サッカー界の歴史を築いてきたレジェンド。

「日本サッカーの女王陛下」


そんな彼女を超える選手、日本を代表する“女子サッカー選手”は今後現れるのでしょうか?
(同じくW杯優勝メンバーだった“元女子サッカー選手”の丸山桂里奈さんはある意味レジェンドですが)




澤選手の“偉業”と“伝説”と“歴史”を超えることは難しいかもしれませんが、(個人的に)限りなく近づくことが出来る(かもしれない)選手が一人、ヨーロッパの名門クラブ(2021年6月現在)で一人奮闘しております。


長谷川唯選手。
“なでしこジャパンの絶対的司令塔”と呼ばれている彼女です。


前所属先の日テレベレーザ(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)では、主力選手として、日本女子サッカーリーグ5連覇(2015年~2019年)、皇后杯全日本女子サッカー選手権大会5回の優勝(2014年、2017年~2019年、 2020年) 、なでしこリーグカップ3回の優勝(2016年、2018年、2019年)に大きく貢献。なでしこリーグベストイレブンに4年連続選出 (2017年~2020年)されるなど、若くして数々の実績を残しています。

日本代表としては、U-17日本代表(2012年、2014年2回選出)、U-20日本代表、なでしこジャパン(A代表)に選出され、FIFA U-17女子ワールドカップでは、初優勝の立役者の一人として、シルバーボール賞(準MVP)を受賞。なでしこジャパンでは2017年の初招集以降、中心選手として日本代表を牽引していっております。

なでしこリーグ、日本代表で大暴れしてきた“背番号14”の絶対的司令塔は、2021年1月29日にイタリアのACミラン フェミニーレに完全移籍を発表。セリエAシーズン後半戦ながらリーグ戦9試合に出場し、3得点をマーク。チームのチャンピオンズ・リーグ(CL)出場に大きく貢献。
ACミランで“背番号4”を背負う彼女は、セリエAという過酷な環境下に置かれながらも、自分らしさを発揮し続けています。

各スポーツメディアは、日本の“長谷川”から世界の“HASEGAWA”へと着実にステップアップしていく彼女から目が離せなくなっている状態です。
というのも、確実は情報とはいえませんが、バルセロナ、レアル・マドリード、PSGといった強豪クラブから「獲得に興味を示している」情報が入ってきています。現所属先のACミランでの活躍次第ではその噂も現実になるのでは?と言われてるようです。

上述クラブチームでの活躍も目が離せませんが、今月行われる「東京オリンピック」の代表メンバーとしての活躍に期待したいところです。
初めてのオリンピック出場ということで、並々ならぬ想いと決意が感じられるSNS投稿を残しております。

パス、ドリブル、シュート、全てが“異次元クラス”のプレーをテレビ画面を通じてこの目でハッキリと焼き付けていきたいですね。
鮮明に。

オリンピック初戦は、7月21日(水)19:30スタート。
カナダ代表との一戦です。とても楽しみです。


長谷川唯選手、大暴れしてください!



以上、“書くンジャーズ”日曜日担当のコモリが、「長谷川選手は、ACミランのユニフォームが一番似合うのでは?」と一人で勝手にうんうん頷きながら、1週間遅れで133週目のテーマ【今注目のアスリート】について書かせていただきました。



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