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“哀愁さ”と“華やかさ”、“優しさ”と“力強さ”を全て兼ね備えたラブストーリー【My Academy Awards】

『ブリスター!』に引き続き、ということで。


1999年に公開された、故・レスリー・チャン、常盤貴子共演の香港日本合作映画、『もういちど逢いたくて 星月童話』という作品を観て、衝撃を受けた一人です。

ストーリーは、婚約者を事故で亡くした瞳(常盤貴子)は、結婚後に住む予定だった香港で、婚約者にソックリの男、麻薬捜査官ガーポウ(レスリー・チャン)と知り合う。ケガをした彼の看病した瞳は、彼に1日だけのデートを申し込むラブストーリー。
麻薬捜査官としてのワイルドな一面、瞳の前での王子様を演じる一面、レスリー特有の“甘い魅力”が最初から最後まで堪能できます。
ガーポウがあまりに婚約者に似ている(二役演じてる)ためなのか、彼を亡くしてもその影から逃れられない瞳の複雑な心境が、とても切な過ぎます

チャーミングなんですが、スイートなラブストーリー。
見せどころは、映画のラストシーンの

「どこ行ってたの?ずっと待っていたよ」


ガーポウの台詞が一番グッときて、一番切なかった。
“哀愁さ”と“華やかさ”、“優しさ”と“力強さ”を全て兼ね備えたラブストーリー。

私は劇場に足を運んでこの映画を観に行きました。
なぜ、観に行ったのかは憶えていません。
無性に恋愛映画を観たかった。“それだけ”しか憶えていません。


これからも、“泣きたい時に観たい映画”として心の中でストックさせていただきます。


以上、書くンジャーズ日曜日担当のコモリが、『サヨナライツカ』(辻仁成:著)もコッソリおススメさせていただきます!と呟きながら、115週目のテーマ【My Academy Awards】について書かせていただきました。


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