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VHS時代末期に観た名作【My Academy Awards】

2001年頃、友人宅で観て、とても衝撃を受けた映画をご紹介します。
その名も、

ブリスター!

コレクター、オタク、サブカルチャーの世界に生きる若者達のこだわりと葛藤を、軽快かつ多彩な映像表現を描いているアメコミ風SFコメディ映画。
2000年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭でファンタランド大賞(観客投票1位)をみちのく国際ミステリー映画祭において新人監督奨励賞グランプリを獲得。

監督は、『最終兵器彼女』(2006年)を手掛けた須賀大観
主演は、『海猿』シリーズでお馴染み伊藤英明(主人公・ユウジ役)
その他出演に『月とキャベツ』(ヒロイン・ヒバナ役)、『影踏み』( 図書館にいた女役)に出演した真田麻垂美(ヒロイン・マミ役)、
担当俳優が“サミュエル・L・ジャクソン”、“ジャン・レノ”、“スティーヴン・セガール”の吹き替えでお馴染みの声優大塚明夫(テラダ役)、
『REX 恐竜物語』、『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』に出演した山崎裕太(ハサモト役)、
現在は写真家として活動されている元ファッションモデル(90年代に活躍)の櫻田宗久(キム役)、といったラインナップ。

ストーリーは、アメコミフィギュアコレクターのユウジ(自分の稼ぎのほとんどをフィギュアに投資)が、絶版となったコミックのヒーロー。『ヘルバンカー』のフィギュア、世界に一つしかないといわれるそのフィギュアを手に入れるために奔走する現代と、「これはただのプラスチックじゃねえ。トロン、スターマン、ウィッチブレイド、ハイランダー、アースウォームジム、第5惑星、プルガサリ、エイリアンネイション、バッカルーバンザイ、ココバットジョー、スパイダーマン、ハードウェアウォーズ。遠い昔『フィギュア』と呼ばれたこのプラスチックの塊こそ、人類を救う鍵だ」と『ヘルバンカー』を探し求める二人の男が銃を突きつけあっている数百年後の世界がシンクロしながら、筋金入りの中年SFマニアテラダ、モデラーなアニメオタクハサモト、レア物を手に入れるためならドラッグの密売や暴力にさえ手を染めるキムといった、一癖も二癖もあるマニア達をも巻き込み、ユウジの恋人マミも巻き込まれ(軍資金として共用の家財道具が売られる始末)ながら『ヘルバンカー』を手に入れることが出来るのか!出来ないのか!と最後までハラハラドキドキさせる...といった内容です。
ユウジとマミの恋人関係がどうなっていくのかも見どころです。

当時通っていたレンタルビデオ屋(現在も某所で営業中)で偶然発見。タイトルとパッケージジャケに惹かれ、内容も未確認のまま何も考えずにレンタルした作品の一つ(多数あったんですが忘れました)だったのを憶えております。
「駄作やったらどうしよう」と友人としてあれこれ話しながら観た結果が

大当たり。


スナック菓子頬張りながら「なんじゃこりゃー!」って面白がっていました。

そんな、何も考えずに観れる数少ない映画です(笑


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「もう一度観たいなぁ」って思ってたんですが、「いや、待てよ、この映画録画してたのでは?」と、我が家のサブカル倉庫(といっても単なるラックですが)を漁ったら、ありました。この映画を焼き入れたDVDが。
15年以上も前にテレビ放送(有料放送)されてたのを録画、保存していました。それをずっと放置していたんでしょうね(笑

よくある放置パターンですね(笑


一つ問題なのが、当時使用していたレコーダーで録画していたので、現在使用してるレコーダーと互換性があるのかどうか。
多分、問題なく観れるとは思いますが、

週末確認ーっと。


以上、書くンジャーズ日曜日担当のコモリが、思い返せば、何気に伊藤英明氏主演の映画を観てたんだぁって。2001年公開の『LOVE SONG』もおススメです、と呟きながら、115週目のテーマ【My Academy Awards】について書かせていただきました。


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