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新しい総裁・首相、本当に信頼できる?自民党総裁選挙の行方

自民党総裁選挙が迫る中、私たちが考えるべき重要なポイントがあります。総裁選は自民党内でのリーダーシップを決定するものであり、最終的にはその総裁が日本の総理大臣に就任します。しかし、その結果が本当に日本にとって最良の選択となるのか、慎重に見極める必要があります。

現在の総裁選が示すのは、自民党の内部のリーダーシップの選定に過ぎません。選出された総裁が総理大臣となることで、党内や内閣の体制がどう変わるのか、そしてその後に解散総選挙が行われるべきかが問われます。総理大臣が交代する際には、日本の政治の舵取りが大きく変わる可能性があり、国民の信を問うプロセスが不可欠です。

この記事では、自民党総裁選挙がもたらす影響とその後の解散総選挙の必要性について考察し、皆さんにとっての意義を深く掘り下げていきます。



⒈総裁選はあくまでも自民党のリーダーを決めること

自民党総裁選挙は、自民党内のリーダーシップを選ぶ重要なプロセスです。この選挙では、自民党の党員や党友、国会議員が投票を行い、新しい総裁が決まります。しかし、総裁選で選ばれるのは自民党内のリーダーであり、直接的に日本の総理大臣としての地位を確定するわけではありません。

総裁選の結果を踏まえた上で、国会において首班指名選挙が行われます。このプロセスでは、国会議員が新たな総理大臣としての指名を行い、正式に総理大臣として承認される必要があります。

総裁が選ばれることで、通常その人物が首班指名選挙で選ばれ、総理大臣に就任します。総裁選は、自民党内部の権力構造や政策の方向性を示すものでしかありません。そのため、選挙結果の意味をしっかりと理解し、冷静に判断することが重要です。


⒉選ばれた自民党総裁が国民の信を問わずそのまま総理大臣になることは、日本にとって本当に最適な選択なのか?

自民党総裁選挙で選ばれた総裁が、国民の信を問うことなく総理大臣に就任する現状は、日本にとって最良の選択と言えるでしょうか。総裁選は自民党内で行われるため、総裁の政治的思想や政策の方向性について国民が直接判断する機会がありません。

また、政治思想や政策の優先順位はリーダーの考え方一つで大きく変わることがありますが、国政選挙でそれらについて国民が判断していない状況では、そのリーダーが日本の舵取りを行うことに疑問が残ります。

したがって、総裁が選出された後には、国民の信を問う総選挙が必要です。国民の意思を反映するプロセスがなければ、真に民主的な政治は実現できません。

3. 新しい総裁が選ばれた後、まずは党内と内閣の体制をしっかりと整え、そのうえで国民の信を問うために解散総選挙を行うべき

新たに自民党総裁が選ばれた後、その総裁はまず党内と内閣の体制をしっかりと整える必要があります。党内の結束を固め、内閣の布陣を整えた上で、国民の信を問うために解散総選挙を行うべきです。

この際、新総裁(新総理)がどのような国づくりを目指すのか、具体的なビジョンや政策を示すことが重要です。

解散総選挙を通じて、新総理の政策や政治的方向性が国民からの支持を受けているかを確認する必要があります。

選挙によって国民の意思が反映されることで、真に民主的なリーダーシップが確立され、安定した政権運営が可能になります。

総裁選挙で盛り上がっていますが、本質はこの国の在り方をどうするかを考えることで、その上で国民の声を聞くプロセスが最も重要です。

総裁選候補者は「解散総選挙」ついて総裁選で具体的に触れるべきです。

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沖縄在住 経営コンサルタント
新田 繁睦 ARATA Shigechika


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