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ローカルで戦う人たちと、配信する仕事


ありがたいことに、動画配信をひとつの仕事にさせてもらっています。

きっかけは、十勝でお世話になっているキャンピングカーレンタル事業「Vantrip」をしている髙木さんから、キャンピングカーに乗って旅をしながら人に会い、インタビューして周るコンテンツを作りたいという相談があり、配信機材を共同所有という形で購入したのがきっかけでした。

その当時のコンテンツが以下のURLです

移動しながらの撮影はめっちゃしんどかったけど、またいつかやりたい。

僕がブログを書いたり動画を作ったりして、ローカルに関わるコンテンツを作りたいと思っている1番の理由は、十勝に来る前に「地方にはなにもないのによく行くね」と言われ続けたことをなくしたいという想いがあるから。実際に道東、十勝に住んでみて面白い人がたくさん暮らしている状況を自分は知ることができたわけで。だから、もっと多くの人たちに知ってほしいという思いがそうさせているのだと思います。

この記事を書こうと思ったのも、自分が配信の仕事をしているのを紹介したいからではなく、(でもせっかくだから紹介もしたい。依頼も待ってます)

配信の仕事をさせてもらう度に、機材の後ろにいる僕は感動させられていて、アーカイブをぜひみてほしいということを伝えたかったので、このnoteを書き始めました。

9月はありがたいことに2件の配信をさせてもらいました。

滝上町で行われたトークイベント「まちのゲストハウスって何?勉強会【滝上町】」

上川町で行われた「KAMIKAWA ONLINE FES’20」

https://www.facebook.com/watch/?v=2772691783013252

また、印象に残っているものとして、3月に浦幌町で開催した
「十勝浦幌ではじめるゲストハウスプロジェクト」

https://www.facebook.com/watch/?v=218581706167608

滝上と浦幌のトークイベントは、ゲストハウスについて話す内容なんですが、ローカルで生きていくために必死に取り組んでいる証が残っています。地方創生、地方で暮らしたいといっている人は聞いた方がいい。

特に2回ともゲストとして呼ばれた、名塚ちひろさんのゲストハウス・コケコッコーのオープンからこれまでの話は面白くて

「地元の人と会話をするために、わざと屋根の上でお昼ご飯を食べて、話かけてもらうきっかけを作ってた」
だとか
「地元の行事には積極的に顔を出す」
だとか

泥臭い話がめっちゃ聞けるんです。ゲストハウスに興味がなくても、ローカルで、いや普通に人と人と生きていく上で必要なことがめちゃくちゃ語られています。

コケコッコーにはたくさんのゲストが訪れ、地元の人が応援し、そして今では地域に新しい店ができ始めるなど、地元の人たちが動き出しているという事例が出てきています。でもそれは、ただゲストハウスを運営したからできたのではなく、名塚さんが泥臭く積み重ねていったからだということを話を聞くたびに心を打たれています。ぜひ、見てほしい。

カミフェスでも、6時間ぶっ通しで、配信をするという上川町のイベントにも配信で参加させてもらいました。

最後のセッション(5:11:13〜)が個人的には感動して。たった3000人しかいない町で30歳前後の自分より年下の人たち3人が町のこと自分たちのことを語り合う、なんていうことをしていて、うわーすごい町だなと思いました。

そして、運営側に一緒にいて見えてくるのは、絹張蝦夷丸さんがよくこんなプログラムと台本作ったなというくらい、動きまくってること。

配信の画面に映る人と準備に奔走したたちは、毎回すごいなと思うし、おれは、その一瞬だけに携わらせてもらってるだけ。

配信をしてると、そんなみんなの積み重ねをマジマジと見せつけられるから、毎回、あーおれってなんで生きてるんだっけ?みたいな気持ちに苛まれたりもします。。

ただ、「配信みたよー。」ってその配信を見た人が主催者の人に伝えてる文言をみて、あー自分も存在していてよかったなと思える瞬間でもあったりします。

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僕が配信ができる場を提供したいと思ったのは、北海道といえど、広すぎて、いけないという制約がある中で、場所に捉われることなく、場所を言い訳にすることのない世界を作れた方がいいと思っているからです。

あとは、意外と各地でトークイベントみたいなことは沢山やってるけど、そのイベントのアーカイブは全然残ってなくて、ローカルで面白い人が一度話をすれば、動画を通してより多くの人に伝わる機会を作れればと思ったからです。

僕みたいにクリエイティブなセンスはないし、人間的にも魅力に乏しい人間は、周りの多くの面白い人の力を派生させること、できることで着実に価値を作っていくしかない。

配信というハードの環境をさえ用意できれば、伝えたい、伝わるべき多くの人が、知ってもらえる機会を作れると、そう信じてやっています。

コロナ以降、オンラインで行われるイベントは非常に多くなったけど、今後またリアルなイベントが戻ってくる未来を考えた時に、何かで貢献できればと思っています。

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あと一つ、今年やった配信で印象的なものが一つ。

今年2月末、コロナで、道内の学校の休校が決まり、みんなが外に出れず、混沌としている中で、十勝で体操教室を運営されている畜大KIPの村田先生からみんなを励ませることをすぐやろうと声をかけてもらい、配信した動画

同時接続が250を超えて、コメントが入りまくり、みんなから元気出たー、待ってたーというような声が沢山入ったこと。とても感動したし、この場に居合わせたよかったなと、つくづく思いました。

最後に、
配信や撮影関連は、営業をかけているわけではないので、基本的には友人や友人づての依頼を受けているだけというのが現状です。とはいえ、配信のご依頼はどんな方でも受付ております。いい機材を揃えているつもりなので、配信のクオリティはそんじゃそこらのものに比べて良いと思います。特にマイクは格段によいので、聞いて貰えばわかると思うが、音声は聴きやすいです。

nozawa@vantrip.jp

というようなことを伝えて、今回のnoteは終わりにしたいと思います。

ぜひ、今回紹介したアーカイブ動画をみてください!

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