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#04【経済学部】銀行口座の一長一短|金融口座の役割分担(2)

前回の投稿では、

支出について分類化し、大くくり化してみました。
次は、それらを適切な銀行とカードに紐付ける必要があります。
そこで、各銀行とそれと相性のいいクレカについて特徴をまとめてみました。

所有している銀行口座(復習)。

①地方銀行
②住信SBIネット銀行
③楽天銀行
④auじぶん銀行
⑤ソニー銀行

各銀行の特徴と相性のいいクレカetc。

①地方銀行

地方銀行は、金利は低いわ、ATMの時間外手数料や振込手数料はそこそこ搾取していくわと、資産運用を考えた時には、お世辞にもいいとは言えません。
ただ、息子の学校の給食費などの引き落としなど、地元の地銀でなければ対応していないことがあり、持たざるを得ない銀行となっています。
(下手するとゆうちょ銀行ONLYのこともあって、困ってる。)
そういう意味では「決済用銀行」的な役割として割り切る必要があります。

相性のいいクレジットカードとしては、確かに提携カードはあるけど、多少ATMの手数料無料回数が上乗せする程度で、ポイント還元率も低いし、他のカードを差し置いてわざわざ作るようなものではありません。

②住信SBIネット銀行 × SBI証券 ×三井住友カード

ネット銀行の代表格の1つといえる住信SBIネット銀行の特徴としては、SBI証券と相性が良いことと、SBI証券と連携する「ハイブリッド預金」により、金利を0.01%まで上げられることです。
僕は約10年前、まだマネーリテラシーが低い時代でしたが、この0.01%に惹かれてこの銀行の口座を作ったと記憶しています。

また、三井住友カードを使って積立投信ができるようです。
つみたてNISAも可能でポイント(Vポイント)もそこそこ溜まるようです。
三井住友カードは、年100万円以上の利用orインビテーションにより、無料でゴールドカードにできるクレカの1つであり、この点も、惹かれた理由です。

ちなみに僕は、住信SBIネット銀行で住宅ローンを組んでいるので、住宅費を中心に、この銀行を活用せざるを得ない状態です。
なお、住宅ローンを組んでいることで、月に10回ずつ、ATM手数料無料・振込手数料無料の恩恵があるので、資金の展開がやりやすい銀行になっています。

③楽天銀行×楽天証券×楽天カード×楽天ペイ

言わずと知れた、楽天銀行。
楽天銀行も、楽天証券とリンクをさせると、普通預金の金利が0.1%となります。SBIの10倍!(ただし、400万円まで。)

また、楽天カードは楽天銀行を引き落とし口座とすることで、楽天市場での買物でのポイントが+3倍となり、楽天での買物がそこそこあるので、ここは外せないです。通常の買い物でのポイントが+1%、楽天ペイにチャージ→買い物の場合も、+1.5%となることも、メリットの一つと考えました。
ただし、公共料金の引き落としが0.2%であること、他の決済手段にチャージする場合はポイントが付かないことは要注意のデメリットと考えます。

ちなみに、楽天カードは2枚作成しているので、VISAとJCBの1枚ずつ所有しています。この2枚は、引き落とし口座を変えられるので、うまく楽天カードの恩恵を受けながら、管理を分離することも可能になりそうです。

楽天証券もカードでの積み立てができるようですが、ポイント付与率が0.2%なのと、SBIのほうが使いやすそうなので、僕は見送りました。
https://www.rakuten-bank.co.jp/

④auじぶん銀行×auカブコム証券×auPAYカード×auPAY

この銀行を作った目的は、auPAYによるギガ活により、ローソンで500円以上の決済で300MBの所謂ギガがもらえること。
はじめはこれ以上でもこれ以下でもありませんでした。
で、auPAYにチャージする場合、当初はauPAYカードが1%のPontaポイントの付与があったこと(現在はなし)に加え、auじぶん銀行にauカブコム証券とauPAYカードの支払いを紐づけした場合、普通預金金利が驚異の0.2%まで上昇することから、芋づる式に、au経済圏に取り込まれてしまったところです。

楽天との違い(メリット)をまとめると、
公共料金の利用でも、ポイント付与率が1.0%と変わらないこと
・組み合わせで、普通預金金利が0.2%まで上がり、上限額もないこと
 (楽天銀行は400万円までの上限あり、それ以上は0.04%)
・auPAYは、税金などの請求書払いができ、そこでもポイントがたまること
あたりと考えています。

なお、auじぶん銀行は、そんなにむつかしくない条件で、月のATM手数料・振込手数料が10~15回程度無料になります。
https://www.jibunbank.co.jp/

⑤ソニー銀行

ソニー銀行は、昔から外貨預金に強い印象があります。
普通預金は0.001%なので、貯蓄の側面ではあまりメリットなさそうですが、
為替のスプレッドが小さいと思います。
(米ドルで片道15銭、楽天銀行は片道25銭)
(でも、SBIは6銭みたいですね・・・。)

特に条件なく、ATM利用手数料が月4回まで無料振込手数料が月2回まで無料であることから、こちらもあまり激しい運用で使うというよりも、お小遣いレベルで使用するくらいがちょうどよさそうです。

※番外編…イオン銀行×イオンカード

我が家は近くにイオンモールがあるため、買物の中心はイオンです。
そのため、妻は早い段階からイオンカードを所有しており、最近、イオン銀行の口座も開いて使用しています。
通常の還元率が0.5%に加え、イオンでの利用は1.0%、ATM無料回数や振込手数料無料回数もぼちぼちあり、妻のライフスタイル的には、合っているようです。
食費・生活費の管理は妻に任せているため、僕はイオン銀行・イオンカードは所有していませんが、ありっちゃありの組み合わせだと思います。
ちなみに、一定の条件下では金利が0.1%まで上昇します。
妻は、だいたい0.5%くらいのステージまでは到達しているようです。

次は、これらの特徴を生かして、どの費目とどの銀行を組み合わせるかを検討していきます。
(つづく)


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