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スピーキング力を上げるには!?


前回のスピーキング力Upの続きで、もう少しスピーキングに関する内容をシェアしますね。

よく、『モチベーションが続かないから英語が習得出来ない』という声を聞きますが、そもそも ”モチベーション=続かない” と考える事が大事だと思います。

毎日毎日、英語の会議があって、英語力Upが喫緊の課題でない限り、モチベーションは続かないものです。だって、次から次へといろんな情報が入って来るし、やりたい事、やらなきゃいけない事が増えてきたら、英語に対するモチベーションはダダ洩れになって当然です。。

なので、はっきり言ってしまうと、
モチベーションに頼っている限り、一生英語力は上がらないと考えて間違いないです。

じゃどうしたら良いか?

答えは簡単で、モチベーションに頼らず『習慣化』する事です。
しかも、既に習慣化している行動に紐つけると、英語の取り組みも習慣化し易いです。例えば、
● 入浴時に発話する
● トイレで音読する
● 散歩時にリスニングする 
みたいな感じですね。

⭐習慣化のメリットは?



前回、あなたのお仕事に関してフェーズ毎に棚卸をしましょう!
それで、先ずは必要な英語については、蓄積してしまいましょう! という話しをシェアしました。

ちょいちょいシェアしてますが、私は栃木県鹿沼市という田舎町で生まれてそこで高校迄生活してました。

なぜ私が、I'm fine thank you, and you? って事を何も考えずに言えるか? というと、

(あなたも似た感じかも知れませんが) 鹿沼の中学か高校かは忘れたけど、英語の授業の際には呪文のようにそれを唱えてたからです。というか、唱えさせられてたから (笑)

パブロフの犬がベルの音を聞くとよだれが出る様になったのと同様、How are you? と聞かれたら、何も考えずに、I'm fine thank you, and you? って発話してたので、すっかり無意識レベルに入ってたんですよね。

正直、今でも油断するとそれが出て来るので、ちょっと意識して違う事を言ったりすることもあります (笑)

なので、正に習慣化に勝るものは有りません。そして、それにより長期記憶に自然に刷り込んでいく事が出来る訳です。

ですので、先ず仕事で必要だと分かっているものに関しては、洗い出しして、それを繰り返し口から出す練習をしましょう。

その時、それをいう時の状況や感情も意識しながら言う様にすると、更に効果的です。そして、実際に発話するタイミングになった時でも、同じ様な感覚で発話し易くなります。

⭐日常的に話して習慣化するには?



仕事の事だけにフォーカスしていると、中々話せる量が増えない! という場合は、以下の例を試して頂くのも良いと思います。

(1) なぜなぜ日記
あなたが、設計や品質を担当されている場合、トヨタの『なぜなぜ分析』を実際に経験されたり、耳にされたりした事があると思います。

何か問題が起きた時、5回『なぜ?』を考えると、一つの解決すべき要素が見つけ出せる、そして更に横展開していく、というアレです。
同じ様な考えで、通常の日記から展開していく方法です。例を示しますね。以下は、【深堀】と【連想】を分けて書いてますが、入り乱れても全く問題有りません。

【深堀】I ate ramen for lunch today. (why →) Well, at first I wanted to eat something different, like spaghetti. (then why →) But, when I checked facebook, tick-tock short video was appeared and the person in it was eating ramen. It looked so delicious. (then?) So, I started checking ramen shop nearby and found there was a popular ramen shop. (then?) I went there and ate it. I have never eaten that kind of ramen!

【連想】ramen → I ate ramen in Ichiran the other day. (一蘭といえば →) There is a partition separating the customers, and each person eats their ramen using a kind of small desk. (small desk と言えば →) My desk is really small in my house because I live in 3LDK and my family consists of 4 people. There is no space to put a big one. (When it comes to "space") One of my client works in the space of virtual world. His company develops car metaverse with one of Toyota group company. (When it comes to Toyota →) I don't remember if I have owned Toyota car in my life....

日記となると、毎日割と同じ事を書いてしまいがちですが、この様な形で展開すると、違った内容を発話し易くなります。

(2) webサイトのトピックを使う
とにかく、今日は何を話そうか? と考える事を如何に省くか、が非常に重要です。なので、例えば webニュース等に出て来るカテゴリーを使って、興味があるトピックを曜日ごとに分けてしまうというのも役に立ちます。

一例ですが、以下の様な感じです。
● 日曜:趣味・好きなこと
● 月曜:日課・習慣
● 火曜:料理・食べ物
● 水曜:週末・休暇
● 木曜:仕事・学校
● 金曜:旅行・スポーツファッション
● 土曜:家族・友達

… などなど。
仕事と同様、プライベートの時に自分はどんな会話をしてる事が多いかな?と考え、その様な内容を入れていくのも効果的です。

⭐今週のQuiz


https://youtu.be/VJ0D0uUUbi8  より抜粋 )


【問題】
この音声は何と言ってるでしょうか?
正しい組み合わせを以下の回答群から選んでみて下さい。

(  )  (  )  without saying.

【回答群】

a.  It gauze 
b.  It goes
c. he gauze
d. he goes 

⭐Quizの答え



正解・・・ b. It goes です。
言うまでもない といった意味合いになります。

It の /t/音は破裂音と言われており、語尾にあり、かつ後ろが子音の場合は通常脱落します。そして脱落時は、一瞬の間が出来ます。従って、
I・goes で (”・”は一瞬の間です)、イッ・ゴゥズ の様な発音になります。音の高低的には イッ ⤴ ゴゥズ と 機能語の イッ が低く、内容語の ゴゥズ が高くなります。

実は、He 等の /h/音も脱落する事が多いので、これを選ばれたあなたは、この辺りのセンスをお持ちなのかもしれません。なお、He goes の場合は、上記の /t/音 の脱落が無い為、一瞬の間が出来ません。従って、
He goes で ヒィーゴゥズ の様になります。It goes の高低と同じで、ヒー ⤴ ゴゥズ となります。

あと、ちょっと細かいのですが、go は ”ゴー” ではなく、”ゴゥ” と 二重母音 /ou/ になります。英語はこの /ou/ が結構重要です。

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