人間味というスパイス=真のブランディング
アップルコンピュータは、
無機質で面白みのないかたまりだった
コンピューターの世界に「人間味」を加えた先駆者。
ヘッダー画像は、
初期の頃のMacを立ち上げたときに表示されていたもの。
たったこれだけのことかもしれないが、
当時は画期的なことだった。
そんな僕だが、現在マックを使っていない。
iPhoneも、もってない。
正確には昔、使っていた。
なぜ、そんな僕がアップルのことを
ここまで好きなのかというと、
やはりジョブズやウォズニアックの存在が大きい。
・人間として
・企業人として
・イノベーターとして
・クリエーターとして
尊敬しているし好きなのだ。
Appleの社員証の裏に書いてある
「成功のための11のルール」
その社員証の裏には
以下のようなことが書いてあるそうだ。
①古いものは手放し、将来を最大限に活かせ。
②常に真実を伝えなさい。
悪いニュースは後より先に聞いた方がいい。
③最高レベルの誠実さを求めよ。
疑問があれば聞きなさい。
④良いセールスマンではなく、
良いビジネスマンになることを学べ。
⑤全員で床を掃除しなさい。
⑥あなたのスタイル、スピーチ、
顧客のフォローにおいてプロフェッショナルになれ。
⑦顧客の声に耳を傾けよ。
彼らはたいてい理解している。
⑧パートナーとウィン・ウィンの関係を作れ。
⑨互いに注意し合い、
情報を共有することは良いことだ。
⑩真剣になりすぎるのは良くない。
⑪楽しみなさい。
そうでなければ、価値がない。
ジョブズの遺訓ともいうべき内容。
多くの成功と多くの失敗も経験している
ジョブズ自身の自戒の念やイノベーション魂、
哲学がわかりやすくまとめてある。
ウラオモテのない真実のドキュメンタリー(人間味)が顧客も社員をも突き動かす
アップルは、コンピューターやテクノロジーを
作り売っているのではなく、
人類(人間)のためのコンピューターやテクノロジーを
作り売っているのだ。
つまりは、
社員も人間。
顧客も人間。
この社員証は、そんなあたりまえな視点を、
あえて自覚し宣言することの重要さを教えている。
デジタル社会がこの先どんなに進もうとも、
人間味というスパイス=真のブランディング
は、絶対に変わらないという証明でもある。
そんなAppleのシンボルマークのあのリンゴの味は、
スティーブジョブズ本来の「人間味」という
哲学のシンボルに思えてならないのは僕だけだろうか。
出典:https://www.pinterest.jp/pin/265149496787969093/
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