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Paul Giraud 15YO Vieille Reserve

お酒はいろいろ飲みますが、一番飲むのはウイスキー。ピート香が強くない甘みのあるのが好みで、バルヴェニー・ダブルウッドやグレンドロナックなどをよく飲みます。今回はウイスキーの話ではなくて(そのあたりはまたゆっくり記事にします)、ブランデーの話。

そろそろブランデーの世界に首を突っ込んでみようかなと思って昨年試したのが、Paul Giraud Tradition。いっぺんで気に入り、今回はより長く熟成した15年 Vieille Reserveを飲んでみました。

Traditionでもそうでしたが、開栓した瞬間に葡萄の華やかで心地よい香りが強く広がり、うれしい驚きです。口に含むとフレッシュな葡萄の味とマイルドな熟成感がいいバランス。Traditionより深みはありますが、若さも同時にあります。飲み干した後も葡萄の甘い味が長く残り、幸福感が続きます。

ジャパンインポートシステムの正規版 のPaul Giraud 15YO Vieille Reserveは15年表記ですが、普及品と異なり、20年~25年熟成の樽を中心にボトリングされているそうです。もっと長い熟成物だとどうなるんだろう、そんな期待を感じさせる素晴らしいブランデーです。

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