天皇陛下御歌碑 風景印と記念碑
福島県会津若松市にある若松赤井郵便局の風景印には昭和天皇の御歌碑(みうたひ)が描かれています。
赤井谷地湿原
赤井谷地湿原は猪苗代湖西側にある天然記念物に指定されている場所で、水分を多く含んだ泥炭地により寒冷地の環境を維持しているため亜寒帯の植生が見られることが特徴です。赤井谷地沼野植物群落(あかいやちしょうやしょくぶつぐんらく)というのが天然記念物としての名称です。
昭和36年に昭和天皇皇后両陛下が訪問され、ここが最南端の分布地であるホロムイイチゴ(幌向苺)を観察、昭和37年の歌会始で詠まれた御歌が碑に刻まれています。
記念碑の地図
歌碑はなかなか分かりにくい場所にあります。湿原(中には入れません)の北側の道路に案内板があるようです。
碑文
若松赤井郵便局
風景印は郵便窓口で郵便物を差し出す時に押してもらえる赤茶色の絵入りの消印です。郵便窓口に「風景印を押して出してください」とお願いすれば、差し出す手紙やはがきに押してもらうことができます。また、63円以上の切手を貼ったカードなどに押してもらって差し出さずに持ち帰る(記念押印)こともできます。
風景印は1985年(昭和60年)3月23日から使用開始されたものです。郵便窓口は平日のみの営業です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?