見出し画像

明治天皇御上陸記念碑 風景印と記念碑

 三重県伊勢市にある伊勢浜郷いせはまごう郵便局の風景印には明治天皇御上陸記念碑が描かれています。明治天皇は大規模な巡幸を6回行っており、その第1回目のものです。

明治天皇の西国巡幸

 1872年(明治5年)5月25日、明治天皇は伊勢湾に停泊した軍艦から小舟で勢田川を上り、舟参宮の船着場であった神久地区に上陸、伊勢神宮の外宮・内宮を参拝しました。伊勢神宮参拝後、大阪を経て5月30日に京都入りしました。

 その後に下関・長崎・熊本・鹿児島・丸亀を巡り、7月10日神戸から海路で12日横浜に到着しました。横浜からは開通前の鉄道に乗ったそうです。

 1915年(大正4年)に記念碑が建てられました。


記念碑の地図

 記念碑は二軒茶屋と呼ばれる場所にあります。


伊勢浜郷郵便局

 風景印は郵便局で押してもらえる絵入りの特別な消印で、色は赤茶色です。郵便窓口に「風景印を押して出してください」とお願いすれば、差し出す手紙やはがきに押してもらえます。また、63円以上の切手を貼ったカードなどに押してもらえます。その場合、差し出さずに持ち帰ることができます。

 風景印は1999年(平成11年)11月11日から使用開始されたものです。郵便窓口は平日のみの営業です。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?