おはなはんの碑 風景印と記念碑
愛媛県大洲市にある大洲若宮郵便局の風景印には「おはなはんの碑」が描かれています。
おはなはん
原作は昭和37年4月号の婦人画報に掲載された林謙一(1906-1980)氏のエッセイで、著者の母親「林はな」を書いたものです。
1962年(昭和37年)に、エッセイをもとにNHKがテレビ放送で単発ドラマ「おはなはん一代記」を森光子主演で放送。芸術祭奨励賞を受賞しました。この好評を受け、NHKの朝の連続テレビ小説で、1966年(昭和41年)から1年間放送することになり、脚本は小野田勇(1920-1997)が手掛け、主演に新人の樫山文枝が抜擢され、NHKの朝のドラマとしては記録的なヒットとなりました。
ドラマでは主人公の名前を「浅尾はな」と変え、出生地も徳島から大洲に変更されましたので、この碑はテレビドラマのおはなはんを記念したものということになります。
当地でのロケ撮影された大洲の古い街並の通りは「おはなはん通り」と名付けられています。
記念碑の地図
記念碑はJR伊予大洲駅前のロータリーにあります。
碑文
大洲若宮郵便局
風景印は郵便窓口で郵便物を差し出す時に押してもらえる赤茶色の絵入りの消印です。郵便窓口に「風景印を押して出してください」とお願いすれば、差し出す手紙やはがきに押してもらうことができます。また、63円以上の切手を貼ったカードなどに押してもらって差し出さずに持ち帰る(記念押印)こともできます。
風景印は1993年(平成5年)3月25日から使用開始されたものです。郵便窓口は平日のみの営業です。
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