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波濤の門 風景印と記念碑
北海道留萌市にある留萌元町郵便局の風景印には「黄金岬 波濤の門」が描かれています。
黄金岬とニシン漁
黄金岬は、北海道の北に位置し日本海に面している留萌市にある岬です。
夕陽に照らされたニシンの大群が黄金のように見えたことから名付けられたそうです。北海道には同じ理由で「黄金岬」と名付けられた場所が積丹町にもあります。
明治時代の留萌地はニシンが大漁で毎年数万トンの水揚げがあり、全国各地から漁師が集まりましたが、昭和30年代には漁獲量が激減し経済にも大きな打撃がありました。
記念碑は1986年(昭和61年)5月に、留萌市ロータリークラブの記念事業として、黄金岬に建立したものです。
波濤とは「大きな波」の意味です。冬季の留萌沖は波が高いことで有名で、誰がつけたか「世界三大波濤」の一つにされています。
記念碑の地図
波濤の門は黄金岬海浜公園にあります。
碑文
厳しくも力強い日本海の波涛
幻想的なきらめき 落陽のロマン
遙かなる海を眺めるとき
そこに幾多の先人のドラマを知る
この門は
天の力地のカ人の力に支えられ
いま 限りない ヒューマンの精神を希(ねが)っている
寄贈 留萌ロータリークラブ創立25周年記念
留萌元町郵便局
https://map.japanpost.jp/p/search/dtl/300198028000/
風景印は郵便局で押してもらえる絵入りの特別な消印で、色は赤茶色です。郵便窓口に「風景印を押して出してください」とお願いすれば、差し出す手紙やはがきに押してもらえます。また、63円以上の切手を貼ったカードなどに押してもらえます。その場合、差し出さずに持ち帰ることができます。
風景印は1998年(平成10年)8月3日から使用開始されたものです。郵便窓口は平日のみの営業です。
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