ベタのフレアリング用の鏡をつくる
最初のおさかなnoteとして、ベタのフレアリング用の鏡を作った過程をまとめていきたいと思います。
フレアリングとは
飼ってから初めて知ったのですが、ベタには「フレアリング」がかなり大事だということ。
ベタはもともと縄張り意識が高く、他の魚がいるとヒレやエラを広げて威嚇や攻撃をする習性があります。(そのためベタは混泳にむいておらず、単体での飼育が基本です。)
この威嚇する行動を「フレアリング」と呼びます。
フレアリングは定期的にさせることで、ベタのストレス解消・ヒレの形を綺麗に保つ・便秘解消 など、様々なメリットがあるようです。
この威嚇の時にヒレを広げる姿が綺麗でずーっと見ていたいところですが、威嚇行動はベタにとっては必死の行動なので結構消耗します。
なのでフレアリングは1日に1〜2回、1回につき5〜10分行うと良いとされています。
うちのベタちゃんは1日に1〜2回、1回5分を行うようにしています。
フレアリングをさせる代表的な方法としては ①鏡を使う ②他のベタ(魚)を見せる 方法があります。
うちでは1匹しか飼っていないので、鏡を使ってフレアリングをさせています。
これも毎日やるお世話のひとつ。なんか・・・なんか愛をあげたい。
そこで!
フレアリング用の鏡を自作することにしましたので紹介したいと思います。
使い勝手を考える
毎日のお世話なので、少しでも手間は省けたほうがいいです。
最初に考えたのはサイズ。
小さい鏡だとベタが移動したときに目の前まで鏡も移動させなきゃいけませんが、水槽全体が映るような大きな鏡にすれば、置くだけで良くなります。
完成品を見ていただいたほうが早いでしょう、こちらです!
水槽全体が映っておりイイ感じです。
これは水槽がある程度小さいので全体が映りますが、大きな水槽でもこのくらいのサイズがあれば手間は少ないでしょう。しらんけど。
ちなみに、うちの水槽はこちらです。
テトラ (Tetra) LEDライト付 観賞魚飼育水槽セット RG-20LE
幅22×奥行き22×高さ26cm
このくらいのサイズの水槽であれば、鏡もノートくらいのサイズで充分だと思います。
作り方 その1(やや失敗編)
最初に構想していたのが、鏡にもなるしバックスクリーンにもなる鏡です。
裏返して水槽の後ろに置けば背景になることを考えたのです。
さっそく作っていきましょう!
材料
・ダイソー 貼れるボード 450x300
・ダイソー カラーペーパー 黒 363x257
手順
▽ボードを半分に切り、それぞれにカラーペーパーを貼る
▽水槽のサイズに合わせてボードを切る
▽ボード1枚の中を切りぬき、枠を作る
ここまでで2枚を重ねると、こんな感じです!
裏にすれば、黒のかっこいい背景になる(予定)
あとは中に貼る鏡を入手すればよかったのですが、ここで問題が発生します。
なんと、黒背景にすると水槽に姿が反射するのか、威嚇してしまいました・・・。
黒背景に映えるベタめちゃめちゃ憧れだったのですが、これはいけないと思い、黒背景の鏡は断念することになりました。
黒背景でも問題ない個体もいるようなので、バックスクリーンの色はまず色紙などで試してみるのがいいかもしれません。黒背景羨ましいです。
作り方 その2(完成編)
黒背景は使用できないことがわかったので、今回はこちらを用意してみました。
材料
ダイソー カラーボード 木目ブラウン 450x300
アクリルミラー (ホームセンターにて購入)
鏡はミラーシートやアクリルミラーが割れにくい&軽くていいです。
フレームのサイズにあう鏡がなかなかなく、ホームセンターで購入したアクリルミラーはフレームギリギリでした。
鏡は加工がしやすそうなこちらのほうがオススメかもしれません。
手順
▽水槽のサイズに合わせてボードを切る(2枚)
▽ボード1枚の中を切りぬき、枠を作る
▽もう1枚のボードの裏(木目ではない方)にミラーシートを貼る
※ミラーシートはボードより一回り小さめ、枠の内径よりも大きめにカットしておくとよい
▽枠を両面テープで固定する
そうして完成したのがこちらです!
最初に見たね。
材料もスチレンボードとアクリルミラーなので、軽量でとてもよいです!
使わないときは裏にして立て掛けておくだけなので簡単です。
おわりに
いかがでしたか?
実は100均にもこのくらいのサイズの鏡はあります。
でも結構重かったり、割れる心配もあるのと、水槽にぴったり合わないのが個人的に許せなくて自作しました。
ベタのフレアリング用の鏡を探している方がいましたら、ぜひ作ってみるのはいかがでしょうか?
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