見出し画像

『完訳 華陽国志』、重版のお知らせ

 こんにちは、平林です。
 3月末に刊行したばかりの中林史郎先生による『完訳 華陽国志』、早々と重版の運びとなりました。
 ひとえに、熱心な三国志ファンをはじめとする読者の皆さまのお陰です。

「中国最古の地方誌」待望の完訳

『華陽国志』は『越絶書』とともに「中国最古の地方誌」と呼ばれる。
その記述内容は、現在の四川省を中心とする中国古代西南地方の神話・地理・歴史・経済・社会の実態や諸部族の活動記録に及ぶ。
古蜀王国や秦時代の施政については『史記』に記されない。
また、前漢末から魏晋時代に割拠した公孫述、劉焉・劉璋父子、劉備・諸葛亮ら蜀漢の人物、成漢の李特・李雄らについては『後漢書』・『三国志』・『晋書』よりも豊富な材料を提供する。
版本間の異同が大きく、未だ定本のない難解な一書の現代日本語訳に、第一人者が挑んだ労作。

紹介文より

 こちら、重版は4月の下旬にできあがってくる予定です。
 初版の在庫は、市中在庫に加え、弊社にもまだ少しございます。
 全国の書店さん経由のご注文、ネット書店からのご注文、そして図書館へのリクエスト、いずれも大歓迎です。
 引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
 試し読みは以下よりどうぞ。

 なお、本書のカバーが緑なのは、コーエーのゲームでは蜀が緑色であることが多いからです……。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?