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江戸川のビオトープ

江戸川散策日記003

 日々の江戸川散策、今日はいつも歩いている辺りから北側に少し足を伸ばしてみました。
 ボートで水上スキーをしている若者たちを横目に見つつ歩くことしばし。緑の広がる一帯がありました。

 雑草まじりの芝生を歩いていくと「市川ビオトープ」の看板が。

 一周4〜500mほどの水辺ですが、蒲や葦が大いに茂り、その上にはトンボが飛び交い、根元にはたくさんのカニたちが生息している生命の濃い場所でした。

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 特にカニはものすごくたくさんいて、水辺に近づいただけでガサガサと大移動の音が。周辺の地面にはそこかしこにたくさんの穴が空いていてカニたちが出入りしています。

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 穴を覗き込んでみると、慌てて引っ込むカニの姿や、様子を伺うカニの脚先が見えます。

 ここにはアシハラガニが多いようですが、アカテガニの姿も見ることができました。赤くて大きなカニらしいカニです。残念ながらすぐに穴に隠れてしまったので写真は撮れませんでしたが……。

 他にもメダカやドジョウ、アメリカザリガニの姿が見られ、水辺に近づくとそれなりに大きな生き物が水に飛び込む音がそこここで聞かれましたので、おそらくウシガエルなどその辺の大型カエルもいるのだと思われます。

 なかなかに面白い場所を見つけたので、折に触れて訪れて観察をしてみたいと思います。

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