しがサポ 滋賀県相続サポート協会

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滋賀県相続サポート協会(通称:しがサポ)は相続問題や遺言作成の悩みを解決するために不可欠な8つの専門家が連携しており、これまでにないサービスを創り出し、一人でも多くの方たちの笑顔を増やします。

最近の記事

固定資産税で損をしないための3つのポイント

毎年4月の終わりから5月の初旬にかけて、市役所から固定資産税の納付書が送られてきます。 毎年請求がくるので、内容を確認をせずに払われる方も多いかと思います。 しかし、実は固定資産税が誤って請求されているケースも少なくありません。 総務省の調査では、2009年度から2011年度の間に97%の市町村で固定資産税を誤って請求していたことが分かりました。 あなたの固定資産税は本当に大丈夫? 今日は固定資産税でとくに誤りの多い3つの確認ポイントをお伝えしたいと思います。 1

    • 遺産不動産を換価分割する場合の税務上の注意点

       相続が発生した際に、遺産を全部(一部)を現金に換えて、その現金を相続人みんなで分割する方法を換価分割といいます。  この遺産の中にご先祖様が買った時より値上がりしている不動産がある場合、換価分割をするときは譲渡所得税という税金がかかります。  この場合の譲渡所得税は相続人の代表が一人で申告するわけではなく、換価分割を受ける相続人全員の各人それぞれが譲渡所得税の確定申告をしなければなりません。  また、相続税額に大きな影響を与える『小規模宅地等の特例』についても、適用で

      • 親族内の事業承継で忘れがちな重要な事項

        親子間で事業を引き継がせる際に忘れがちなことは、 引き継いでもらう、息子・娘の気持ちです。 両親としては、儲かっている事業を引き継げるんだから 「息子・娘は嬉しいだろう」と決めつけて、事業承継を 進めているケースがあります。 しかし、後継者の思いはそうではありません。 後継者は、経営が未経験なことも多いので自分にできるか不安で いっぱいです。 ・会社の将来はどうなるだろうか? ・会社をやっていけるだろうか? ・社員はついてきてくれるだろうか? ・社員に受け入れてもらえ

        • 遺言の作成で意識しておくべき「遺留分」のお話

          「遺留分減殺請求権」と「遺留分侵害額請求権」の違いとは? 「遺留分」とは 遺留分とは、被相続人の財産のうち、相続人について法律上取得することが保障されている最低限の取り分(権利)のことです。 「遺留分減殺請求権」から「遺留分侵害額請求権」へ 「遺留分減殺請求権」は改正前民法に定められていた権利です。令和1年7月1日、民法の改正法が施行されて、この「遺留分減殺請求権」は、「遺留分侵害額請求権」となりました。要点は、「現物による返還」を原則としていたものを、「金銭によ

        固定資産税で損をしないための3つのポイント

          相続財産の把握のために必要な資料

          最近こんな質問を受けました。今年の春に父が亡くなりました。49日の法要を終え、そろそろ相続の手続きなどを進めようと思うのですが、離れて生活していたため、父がどのような財産を所有していたのか全く分かりません。まずは何から手を付け、どこでどのように確認したらよいでしょうか。 〈回答〉 お父様の財産を把握するためには、まず、ご実家にあるお父様の身の回りの物(お財布、通帳など)の確認が必要です。また、基本的に財産を所有していれば、その財産についての通知やご案内などが、郵便物など

          相続財産の把握のために必要な資料

          遺産分割協議は面倒くさい?

          みなさん、遺産分割協議という言葉はご存じですか? 遺産分割協議とは、お亡くなりになった方の財産や借金をどのようにして分けるかを相続人が話し合いによって決めることをいいます。 お亡くなりになった方が遺言を作成していた場合は、財産や借金をどのように分けるかが予め決まっているので、原則として遺産分割協議をする必要はありません。 したがって、遺産分割協議は、基本的にお亡くなりになった方が遺言を作成していない場合に行います。 例えば、お亡くなりになった方が、自宅不動産を所有

          遺産分割協議は面倒くさい?

          リビングウィルって?

          リビングウィルという言葉を存知ですか? 例えば、あなたが病気や事故で意識が亡くなり、間もなく命の灯が消えようとしているとします。しかし、現代の医療では、人工呼吸器で体に酸素を送り込み、点滴で栄養を摂取させ、延命措置をすることであなたを生かし続けることができます。 あなたはそんな状態になったとしても、できるだけ永く生き続けたいですか? それとも、無理な延命治療はせずに「自然死」「平穏死」を望みますか? リビングウィルとは、このような意思表示ができない状態になったとき、最後の

          相続法の改正~配偶者居住権について~

          平成30年7月に相続法が大きく改正されました。 この改正の目玉として、残された配偶者が安心して安定した生活を過ごせるようにするための方策が導入されることになりました。 従来の相続法では、夫名義の不動産に長年住んでいた妻が遺産分割協議等で不動産を取得できなければ、居住の権利が保護されない可能性があり、以前から問題視されていました。 妻(夫)に新しく認められた権利は、配偶者相続人が亡くなった夫(妻)名義の居住建物の所有権を相続しない場合でも、配偶者居住権を取得すれば、永続的に

          相続法の改正~配偶者居住権について~

          連携実例(弁護士・税理士・司法書士)

          相続人なのに、相続人であることが戸籍上証明できないことがある!? (解答) はい。証明できないこともあります。 (事例) 亡甲と亡乙を父母に持つ子Aと子B、さらに亡甲と亡丙を父母に持つ子C。子A・B・Cは母違いの兄弟である。子Aが死亡し、独身だったため、相続人は、B・Cとなる。 (解説) そもそもの「戸籍制度」ですが、この戸籍制度を採用している国は、日本、中国、台湾と世界的に見ても非常に希少な制度と言えます。尚、韓国は戸籍制度を採用していましたが、現在では、撤廃されてい

          連携実例(弁護士・税理士・司法書士)

          事業承継が進まない理由

          後継者候補決定後も、なお事業承継が進まない理由をご存知ですか? 通常、後継者を会社に入社させている会社は多いと思います。 その社長から、「うちは後継者教育は完璧である」と言いますが本当にそうでしょうか? 後継者は、会社の業務をしていることで、「従業員」としての経験値は上がりますが、社長(経営者)の経験は得ることが出来ません。 「従業員」として能力を上げるのではなく、社長(経営者)としての能力を上げていく必要があります。現在のやり方で後継者が必要な資質・能力が向上するでしょ

          一物四価ってご存知でしょうか?

          一物四価という言葉があります。ご存知の方も、聞いたことがない方もおられると思います。 これは、不動産という一つの物に対して、四つの価格があることを表現した言葉です。 四つの価格とは、以下の通りです。 ・実際に取引される時価 ・国土交通省が発表する地価公示の価格 (都道府県が発表する地価調査の価格もあります。) ・国税庁が発表する相続税路線価 ・市区町村が固定資産税の課税のための算定する固定資産税評価額 不動産の価格は、一つの不動産に対して四つの価格があるため、皆さまが所有

          一物四価ってご存知でしょうか?

          いろんな保険、「管理」出来ていますか?

          大切な家族を亡くしたとき、何から手をつればよいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。家族の死後の手続きには、近親者や勤務先への連絡、葬儀社の手配、市区町村役場への届け出など、悲しみでいっぱいの中でもやらなければならないことがたくさんあります。そのうちの一つに「保険会社への連絡」があります。 保険金を請求するために、いざ保険会社に連絡しようにも、どこの保険会社に連絡すれば良いのか、またそもそも加入していたのかなど、生前に保険の加入状況が整理されていなければ遺された

          いろんな保険、「管理」出来ていますか?

          相続争いを未然に防ぐ!よくある相続争いのパターンと解決法その②

          ~ 相続争いを防ぐ主な対策方法 ~ 前回では、よく相続争いになるパターンとその対策法を簡単にご紹介しましたが、ここで改めて相続争いを未然に防ぐ対策方法をご紹介します。 資産の整理 相続争いの多くは、「どのような遺産があるのか」が分からないことが原因で起こることがあります。例えば、「兄が遺産を隠しているかもしれない」「他にも隠されている預貯金があるはず」などと疑心暗鬼になってトラブルになります。 そこで、生前にどのような遺産を持っているか整理しましょう。「財産目録」という

          相続争いを未然に防ぐ!よくある相続争いのパターンと解決法その②

          相続争いを未然に防ぐ!よくある相続争いのパターンと解決法その①

          「うちにはもめるほどの財産がないから」、「私たち兄弟は仲がいいから」と相続争いとは縁がないと、相続が発生するまではそうおっしゃる方が多くおられます。しかし実際は、ちょっとしたきっかけで泥沼の相続争いに巻き込まれることがあります。今回はそうならないために、よくある事例とその対処法をご紹介致します。 パターン1 遺産の分け方でもめる 遺産の分け方でもめるパターンです。よくあるケースは不動産が相続財産に含まれているとき、複数の相続人が取得を希望したら合意できません。また、不動産

          相続争いを未然に防ぐ!よくある相続争いのパターンと解決法その①

          相続税の生前対策はバランスが重要!!

           先代から引き継いだ財産を守ってきた方、自ら財産を築いてきた方、はたまた配偶者やご家族と一緒に財産を築いてきた方、それぞれのいろんな事情で財産を築かれてきたことかと思いますが、その財産を次世代に承継するときに大きな相続税が掛かると知ったら皆さんどう思われますか?  ほとんどの方はネガティブな感情を持ちます。そこで、相続税の生前対策をすることに意義が出てきます。その生前対策をすることで、一体現状ではどの程度の相続税の負担がありそうなのか、また、どうすれば相続税の負担を抑えるこ

          相続税の生前対策はバランスが重要!!

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