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パリで3週間ワーケーション

奥さんは僕と知り合う前はパリに長年住んでました。僕はパリに行ったことがなく、結婚10年記念祝いに80代の母と三人で行くことになりました。

滞在期間は3週間。便はノース・アトランティック・エアウェーズと言うLCC。宿泊先は奥さんの友人の使用されていないアパート。なので節約出来た分、買い物や食費に回せた感じです。仕事は時短してノマドワークをする予定でしたのでインターネット環境が気になってました。アメリカみたいにカフェでワークできるのかなあと思いつつ、「パリのカフェでパソコンを開いてる人はいない」と奥さんに言われました。着いたら分かったけどこれは確かにそうだった。カフェじゃなかったらコーワーキングスペースがいいかなと思った。宿泊先はWIFIが無いけど、eSIMがあればパソコンを携帯経由でインターネットに繋げ、部屋でもワーク出来るでしょうって感じ。なのでeSIMをノマドシムから購入。一ヶ月で20GB利用で4500円ぐらい。使い切ったら再購入が可能。ノマドシムを利用するのは初めてだったんですが、ちょっと割高だけど安定してるって評判だったので実践したいと思いました。説明書の通り、事前に購入、設定とアクティベーションを行った。

ニューヨークから夜中に発、パリの昼過ぎに到着。到着したらまずはアイフォンの設定からノマドシムの選択。でも4Gネットワークに繋がらない。空港にいれば空港のWIFIが使えるので色々解決方法を検索してもまだ駄目。ノマドシムに問い合わせてみたが、Eメールなので返事はすぐには来ない。別の手段としてアメリカで利用してる無線通信サービス、ミントモバイルの国際プランを三日分購入しようとしたが、国が違うから再認証が必要、でもパスコードが入ってるSMSが来ない。ミントモバイルのライブチャットを通して購入できたが、それでもネットワークに繋がらない。諦めてポルト・ド・バンセーンにある宿泊先へ。宿泊先にはWIFIが無いのですが、近くのカフェに「WIFI」と表示されていたのでコーヒーをいただきながらノマドシムから返事が来てるかチェック。

来てた!確認項目の中の一つがAPNがtruphone.comに設定されているのを確認。確認したところ、これはmmtmobile.jpになってた。これは数ヶ月前日本で使ってたeSIMのままだった。新しいeSIMを追加したのになぜか前のeSIMのAPN設定が引き写されてた感じだった。でもAPNの設定を変更したら4Gに接続でき、速度も速かったので一安心しました。APNのことは設定の記事に書いてなかったので、次回は注意点ですね。3週間で15GB利用したので再購入の必要はなかった。

東京だと至るところにカフェがあって、ワークしてる人を数々見える。パリではそうは行かなかった。いくつか出来そうなカフェはあったけど、事前に調べないと行けない。coworking やwifiをGoogleマップで検索してもそんなに数々出てくるわけじゃない。それでもいくつか見つかったのを試してみました。

  1. カフェ。食事もいただける店もあれば、ドリンクのみの店もある。一番気持ち良くワークができたのはモンマルトルにあるBKNK。広々していて、コーヒーが美味しく、他にワークしてる人もちらほらいた。パソコンを開いてもいい席と駄目な席があるので注意。宿泊先のヴァンセーヌにあるLes pères populairesはレストランも含まれてるため、ランチタイムに被ると食事を頼む必要がある。ドリンクのみだったらソファの方に誘導される。ソファは店の奥のトイレの隣にあり、匂いがちょっと気になった。寝てる人もいました。wifiで検索して見つけた別の店に行ったら、パソコン禁止だった。コメント欄をよく見たら「wifiは無いよ」みたいなコメントだった。もうちょっと注意して読まないとな。

  2. 図書館。パリでは図書館でインターネットを利用してワーク出来ると聞きました(アメリカでも地方に行くとカフェが少ないので図書館でワーク出来る)。ヴァンセーヌからバス一本で行ける国立図書館Bibliothèque François-Mitterrandを試してみました。ここは規模がすごく大きくて、科目別の部屋でワークができる。静かなので結構集中できました。その代わり、電話会議するんだったら廊下に出る必要がある。入館料は5ユーロ、出入りする度に荷物検査がある。管内では飲食できないので、ランチやコーヒーは外で。他の図書館もあったけど、試したのはここのみでした。トイレに行く際は荷物そのまま置いとくのは危ないかと思ったので、一緒に持って行きました。

  3. コーワーキングスペース。月額払って利用出来るコーワーキングスペースもあるが、観光も兼ねての旅行だったし、柔軟に動きたかったから月額のは視野に入ってなかった。見つけたのがナッションにあるJO&JOE Nation、カフェ兼コーワーキングスペース兼ユース・ホステル、夜は酒の販売をしつつ、DJが回してるような所。他の客が喋ってたり、テーブル・フットボールをしてたりするので、集中してワークしたい場合はヘッドフォーンを使った方がいいかも。コーヒーでき購入してワーク可能だけど、朝からだったら19ユーロの飲食込みの1日プランがある。そのプランに含まれてるのが朝食のバイキング、コーヒーや飲み物の飲み放題(多分)、お昼のピザとサラダ(以下に写真を添付)、午後はチョコレートのお菓子だそう(頂かなかったけど)、そしてワークが終わったらビール一杯。なのでかなりお得感。もしピザとサラダに飽きたら1日プランを買わないで、単品で他のメニューも頼めます。ちらほら英語が聞こえたけど、現地の人もワークしに来てる感じでした。


JOE & JO NATIONのコーワーキングスペースの1日プランに含まれてるお昼ご飯

パリはノマドワークが出来る店はそこまでも多くなく、見つけるのに苦労した結果良い経験に感じました。英語が喋れる店員さんが多く、これには助かりました。郊外や田舎に行ったらノマドワークが出来る店はもっと少ないかもしれないですね。最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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