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【創作語り】これさえ知っててもらえたら、もう少しだけ私の絵を楽しんでもらえるかもしれない

お疲れ様です。最近暑くなってきましたね。

私は絵でもツイートでもうちの子のことを深く語らないので、見てくれている方にはあまりうちの子のことを伝えられていないなという悩みがありました。
言えばいいといえばそうなのですが、いまだにTLでうちの子語りするのが苦手な傾向にあります…恥ずかしさが勝ってしまう…。(他の人のを見るのはめちゃくちゃ楽しいんですけどね…)
とはいえ、知ってほしくないというわけではないので、これさえ知っててくれたら嬉しいなというポイントをまとめてみました。読んでもらえると嬉しいです。

世界観について

メインの子は2人。青い方がシーフ(普段はお姉ちゃんって呼んでます)で赤い方がシーナです。
この子達が住む世界観は2つあって、それぞれ独立していて全く別のストーリーです。

1つはゴリゴリのファンタジーで、過酷な運命を背負いながらも必死に走り続けるお姉ちゃんと、それに追いつけないと理解ながらも自分の弱さと向き合い追いかけるシーナちゃんの姿が見れます。
もう1つは日常系で、2人で服屋を営んでいます。お互いの短所を長所でカバーしながらお客さんに喜んでもらうために2人でたくさんの服を作ります。服作りを通してお互いの目的や、喜び、嫉妬などを感じながら仲を深めていく2人の姿が見られます。

いつも私が絵に残しているのは2つ目の世界観です。ただ最初にできたのは1つ目の世界観でした。
なぜ1つ目の世界観で絵を描かないかというと、1つ目の世界観はストーリーこそ自分の中で完結しているものの、色んな設定があやふやで人に見せられる状態ではないからです…。妄想の産物なので、自分が楽しめる程度にしか物事が決まっていません。そのため絵に起こすまでに至らなかったのと、たまたま2つ目の世界観を思いついて筆が乗ったというのが大きかったです。(だから戻れなくなったというのもあるのですが…)
本当は1つ目の世界観は誰にも公開せず墓まで持っていくつもりだったのですが、世界観がしっかりしているフォロワーさんたちの創作や、憧れの絵師さんの創作本を見て、自分もこの話を死ぬまでに本にしたいなと数年前から思い始めました。そのため今は空いた時間を使って少しずつ設定を詰めています。飽き性なので進みが遅いのですが、必ず本は作りたいと思っています。
突然絵の方向性が変わったら、1つ目の世界観の話かなあとやんわり理解してくれたら嬉しいです…。

キャラクターについて

世界観は変わっても根本的なうちの子の性格は変わらないのですが、ややこしいので以降は2つ目の服屋の世界観で話をします。

シーフ

周りを笑顔にさせるような明るくて元気な子です。とても芯があり、自分の考えをしっかり持っています。コミュ力おばけです。
その反面、面倒くさがり屋な部分があり、私生活は基本的にだらしないです。大雑把なので家事や裁縫など細かいことが苦手。料理は壊滅的なので台所に立とうとすると妹のシーナちゃんに叱られます。

妹のことは溺愛していて、自慢の妹だと思っています。ですがとても可愛いのに自分に自信の無い妹にある種のじれったさや嫉妬みたいなのを感じている部分もあります。

「噛み殺したいほど」
お姉ちゃんのある種の嫉妬を描いた絵でした。
噛み殺したいほど可愛いのに、本人は気づかないどころか否定する。

そんな妹に自信を持ってほしくて、祖母がやっていた服屋を継いで、妹に着せるための服を作る修行をしています。とはいっても絶望的に手先が不器用なので、服作りは妹に任せ、シーフは服のデザインをしたり店の接客をすることがメインになっています。

シーナ

シーフと反対にあまり表情の変化はなく、物静かで落ち着いてる子です。趣味は読書。
手先が器用で面倒見がいいので、姉がデザインした服の制作や、家では家事のほとんどを担っています。
人と話すことは苦手なのでお店ではほとんど外に出ず、バックヤードでひたすら作業しています。

自己評価が低く、自分には何も取り柄がないと思っています。そのため、尊敬している姉を助けることで自分の存在価値を見出している部分があります。
面倒くさがりで家事を全くしない姉に口では文句を言いながらも、内心やってあげたいと思ってるツンデレです。

薔薇について

うちの子を描くときに高確率で登場する薔薇ですが、実はあまり花言葉とかは考えていなかったりします。(考察してくれてた方いましたね…すみません…)
薔薇は単に2人のモチーフという意味合いで登場させてるのですが、絵に描くときは彼女たちの願いや彼女たち自信を表していることが多いです。※必ずそうというわけではなく、雰囲気で添えていることもあります…。

お姉ちゃんには最近青薔薇のブーケを持たせていることが多いです。お姉ちゃんはシーナちゃんに似合う服を作って自信を持って欲しいという強い願いがあるので、その願いを大事に抱えているイメージで描いています。

「願い」
この世界観でのお姉ちゃんを一番忠実に描いた絵です。
薔薇をお姉ちゃん自身の願いに見立て、妹に自身の願いを捧げています。

対するシーナちゃんは、ある種お姉ちゃんに依存した生き方をしているので自分を制御できず、薔薇を雑に扱ったり、うまく制御出来ていないような描き方をしています。(これに関しては現状1枚しか絵がないのですが…)

「邪魔」
シーナちゃんが自分自身の考えや感情をうまくコントロールできていない様子を描きました。

関係性について

基本的に姉妹であり共依存してます。
お姉ちゃんは性格も精神も自立していますし、シーナちゃんの不安定な部分もよく理解している子なのですが、結局のところ行動原理がシーナちゃん基準なのでいなくなったらもぬけの殻です。
シーナちゃんはお姉ちゃんがいないと自分が成り立たないと思っています。だからお姉ちゃんが少しでも家事が出来るようになったり裁縫がうまくなったりすると内心すごく焦ります。自分がいらない子になるんじゃないかって思ってしまうので。でもお姉ちゃんはそれを理解している部分はあるので、シーナちゃんの得意なことはすべて彼女に任せるようにしています。

こういう設定は、物語の中で出来事やきっかけとともに説明するのが分かりやすくていいとは思ってるのですが、私が面倒くさがりなので1枚絵しか描きたくないのですよね…。だからうまく人に伝えられないのですが、正直それでもいいかなと思っています。

ちなみに百合じゃないです。恋愛感情の類はありません(ここ重要)
姉妹という関係と、お互いの劣等感や尊敬や自尊心が生み出した依存になります。
この恋愛感情とはまた違う、お互いクソデカ感情を抱えながら一緒に生きていく関係性がとんでもなく私の性癖なので、なんかそういう作品あったら教えてください…。

最後に

うちの子のこと、ある程度分かって貰えたでしょうか?
分かりずらいと自負しているのですが、ややこしい関係性に萌えるタイプのオタクなので許してください…。
基本的に自由に思いついたものを描いてるので、ここに書いたことを必ず守ってるわけじゃないです。普段はうちの子に可愛い服着せたいなーという程度のマインドで描いてます。
ただ、絵を見たときに、こういうことかな?と少しでも気づきがあったりして楽しんでくれたら嬉しいなと思います。

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