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突然の異動、ひとりぼっち人事を経て。事業成長に貢献するHRBPマネージャーへの道のり


はじめに

こんにちは。SHIFT人事の松本です。私はビジネスディベロップメント人事グループのグループ長補佐としてメンバーと一緒に、各事業部に向き合っています。

今回の記事では、SHIFTが4社目となる私のこれまでの経歴を振り返りつつ、SHIFTを選んだ理由や入社後の学びについてお伝えできればと思います。

人事ではない職種を2社経験

私は大学卒業後、ウェディングプランナーとしてキャリアをスタートしました。と言ってもウェディング業界に興味があったわけではありません。業界大手であるその会社は、入社数年で何十億という予算をもつ責任者への昇進の可能性があり、魅力的に感じたのです。

見たことのない景色が見たい。どこよりも高い山頂から見える景色はどんなものだろう。そんな気持ちの強かった私でしたが、1年で辞めました。会社の方針が「長期視点で、人材を大切に育成する」という風に変ってしまったのです。

ゆっくり成長するのは自分の希望とは違う。違う環境に身を置こう。そう思った私は転職を決意。2社目は人材総合サービス会社で、BtoB向けの広告営業を担うことになりました。経営者と話ができる会社で、営業スキルを若いうちにつけておきたいと思ったからです。

4年ほど過ごしましたが、自分の成長と市場の成長はセット。市場観として、媒体は伸びるのか?人材紹介は景気で左右されやすい、と言った点から、「伸びる市場で、成果を出し、大きなことを任せてもらえるようになりたい」と考えるようになりました。

ECコンサルタントから人事への異動

3社目は、大手通信事業者のEC系グループ会社に入社をしました。ここで5年ほど過ごすことになるのですが、当時は会社立ち上げ1年目。社員もまだ100名未満で転籍組も多くて。組織としてはまだまだこれから、というフェーズに面白みを感じていました。

ECコンサルタントとして半年ほど活動したあと、「人事をやってみないか」という打診を受けました。おそらく前職が人材系だったこと、営業のスキルが採用に活かせそうと見込まれたのではないかと思います。

週次で社長に報告・ディスカッションするポジションと聞いて、責任とプレッシャーが大きいのは面白そうだと感じ、異動を決意しました。

まず最初に中途採用を担当。開発やデザイン以外の、営業、マーケ、事業企画など20-30職種ぐらい、年間100名の目標に対して9割ほどは達成できていました。前任者がある程度整えてくれていたことがありがたかったです。

一方で、途中、別会社と合併し、新卒採用のヘルプを依頼されたのですが、担当者が辞めてしまって・・・一人で、採用だけでなくリブランディングも含めてやりました。

人事未経験、ゼロイチ、そして、ひとりぼっち人事だったので悩みは絶えません。人事コミュニティに入って相談するなど、とにかく社外にアイデアを求めて動きました。

そうこうしているうちに新卒と中途採用のマネージャーとなり、異動や組織づくりなどの人事企画も担当者とともに推進するようになり・・・大手の基盤はありつつも、内情はスタートアップだったので幅広く経験しました。

今、SHIFTでも人事を続けているのは、人事は不確定要素が強く、なかなか攻略できないのが面白いからです。人の感情や、その人の人生のフェーズによっても結果は左右されますし、営業・マーケ・ITなどのスキルを掛け合わせながら短期的・長期的な視点で施策を考えていく難しさがある。

そんななかで前職の私は、「キャパやスキルが今の会社にいてもこれ以上広がらないのでは」と感じるようになったんです。たまたま結果の出た成功例ではなくて、再現性のある「勝ちパターン」を見出していきたい。

そんな環境の会社はないか、と探しているうちに見つけたのがSHIFTでした。

事業成長に貢献するHRBPとして

入社して最初はHRBPとして技術統括部という技術を専門とする方々の集まる部署と向き合いました。業務提携している他社からSHIFTへの出向案件に関わりつつ、半年後には品質保証サービス部の担当に。そして今はグループ長補佐としてメンバーの皆を取りまとめています。

HRBPとは、事業部の成長に対して、人事という切り口から貢献する人。もっと言えば、事業を人事から変えていく。これがHRBPの存在価値であり、あるべき姿だと思います。そのために高い視座をもち事業成長に必要なことを考えぬかなくてはいけません。

業務レベルで具体に落とすと、現在は事業部長やグループ長とともに、売上目標や中長期的な組織づくりの視点から必要な人員計画や採用戦略を練ること、活躍人材や退職者の傾向を定量・定性データから分析し、人材活用の施策を考え実行するなどです。

ですから採用という枠のなかで、人事だけで完結する仕事ではありません。事業への興味は必須ですし、SHIFTのスピード感にくらいついて、自分で動きを作りだせる人である必要があります。

SHIFTは組織規模が大きく、巻き込まないといけない人も多い。これだけの人数いるので共通認識をもって進めていく難しさは正直あります。

ただそんななかでも実際、私の求めていた「体系だった知識」について吸収できていると感じます。

採用の方法論はもちろん、オンボーディングや、組織体制をガラッと変えたときのミッション・ビジョンの制定からKPIをどうつくってメンバーとすり合わせていくのかなど、組織づくりの部分にも学びは多いです。

自分が見たことのない景色を見たい

私は元々、役職に興味はないのですが、自己成長欲は強いタイプ。田舎で育った自分が「どれだけ社会で戦えるのか」という雑草魂をもっているというか。

でもいま実はプライベートでは子どもが誕生して、家庭とのバランスをとるフェーズです。

SHIFTは、多様性を包括する器の大きさがあると感じています。がむしゃらに働きたい、今は家庭とのバランスをとりたい、などそれぞれの志向を尊重してくれますし、私以外にもバッググラウンドが様々な人が多い。

私もまだまだ、自分が見たことのない景色を見たいという気持ちは持ち続けています。1カ月半の育児休暇から復帰したてのいま。これからはマネジメント職を極めて事業への貢献度を高めていきたいと思っています!


執筆者プロフィール:松本
新卒でブライダル会社に入社、ウェディングプランナーに。
転職し、人材サービス会社にてメディア営業を経験。3社目はEC系の会社でECコンサルタント職から人事へ異動。中途・新卒採用や研修・育成等の業務を経験後、2022年2月SHIFTへ入社。HRBPとして日々業務を推進中。

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