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あなたは何ccで、何速の車なのか

採用では、その人何ccで何速の車なの?って、よく聞きます。

週末は、大学の後輩の合宿をしていたんですが、みんな大学が大学なだけに頭はいいと思うのですが、昔僕が感じていた頭のよさはどこかにいってしまったかのように感じました w。

なんでだろうなと。

コンサルタントの時に、先輩が二人とも元マッキンゼーだったんで、いろいろな思考や観点を教えてもらいました。とても勉強になったし、そうやって考えるんだって、即実践してましたし、元大手コンサルの有名な方にお会いした時は、まあよくここまで綺麗に頭を整理できるなと思ったんですよね。

でも、勉強はできたのに事業はできない、というのは僕には意味がわからないのですが、事業は教科書が少ないから事業の隙間をハッキングしないといけないのと、事業が好きじゃないといけないんですよね。

勉強をしてきた人は、教科書をハッキングした訳じゃないので、当然事業をハッキングできなくて、埋もれてしまう。

でも、京大生は学力的には他の学校も行けたはずなんだが、変わった人が多いので、Web3.0界隈は京大生が多く、某有名大学は一人もいないという話で盛り上がったが、それも京大生の変わっているという性格だけなのかもしれない。

要するに、変わっていることが重要じゃなくて、ハッキングできる能力と、事業が好きだという能力が重要なわけで、その下のレイヤーで、小回りが効くとか、やりつづけるとか、そういう能力がさらに重要なんで、やっと冒頭のエンジンの話になる。

事業は創業者がハッキングするんですが、それをオペレーションとして成り立たせるには、変速機の数が重要で、さらにやりつづける排気量が重要。

田中角栄のコンピューターつきブルドーザーはまさにそれで、自分で言うのもなんですが、僕は10,000ccの排気量で、変速機が7速か8速はある。

要するに力が有り余っている、w。がおーー(話すととまらなくなる、でも講演とかスピーチが嫌いなのはアタマが回転しすぎてオーバーブーストするから、物理的な口がボトルネック、人前で話すときは、アホな顔して話そうと意識している)

他の役員は、排気量が4,200ccで、変速機が2速かな。悪路を走るのが得意な役員と、オンロードでコーナリングが得意な役員と、直線番長の役員と、ブレーキテクニックがずば抜けている役員といろいろだと。

そして、排気量とか変速機もあるが、やっぱりコンサルタントとかいい大学を出たというのは、エンジンが3,000cc以上で、変速機が2速ついてて、根性をつけてるからフレームがよれないことを保証していることくらいであって、数千ccのエンジンとか、6速とかを期待しちゃいけないんだと思うし、ハンドルがまっすぐなのかは育ちで決まる。

さらに、やっぱり創業者は、そのエンジンとか変速機をもっているのは当たり前で、ECUが重要だし、そもそも車なんだけど、どのレースに出るのか、どのレースのルールをハッキングするのか、それともそのレースの主催者側に回るのか、レースをしないで勝つのか、それを決めるのが役割だと思う。

いずれにしても、当時、頭がずば抜けていいと思っていた人たちは、自分の能力を再度棚卸しすべきで、その延長線上でしか、よいレース結果にはならない。

本当に頭のよさだけは、僕なんかよりももっともっといいはずだし、発想でハッキングしたりルールを創るということに変えるだけだ。

もっというと、メッシとかロナウドとかネイマールとかの幼少期の映像を見ると、20代でケリがつくと思うので、そこまでで突き抜けられないのなら、違う戦いをした方がいい(少なくとも、僕は才能がないと思ったんで、地道な道を選んだ)。

朝から、トレーニングしたりメッセンジャーで返信したりしてると、沸々と込み上げるものがった w。


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