10周年を祝われなかった音楽ゲームの話
はじめに
初めまして、すごろくです。
10年以上前からエンジョイ音ゲーマーをしています。
みなさんはREFLEC BEATという音楽ゲームを聞いたことがあったり遊んだことがありますか?
今日は2024年11月4日、KONAMIからREFLEC BEATという音楽ゲームが出て14年も経ちます。
知らない人の為にどんなゲームか軽く説明するとホッケーゲームと音ゲーをかけ合わせたような1vs1の対戦型音楽ゲームです。
操作が全てタッチパネルという当時は斬新な音楽ゲームで
目新しさに多くの人が触っておりました。
僕もその一人で太鼓の達人とかドンキーコンガとかの音ゲーしか触ったことなかった僕が
友達に誘われて初めて触ったBEMANI(KONAMIが製作した音楽ゲームの統一ブランド名)の音楽ゲームがREFLEC BEATでした。(その後しばらくはずっとjubeatを遊んでいましたが)
そこが僕の音ゲーマーとしての道の始まりだったのです。
そんなREFLEC BEATですが14年経ってここしばらく名前を見なくなったと思う人も多いかもしれませんね。
現状はこんな感じとなっております。
4年半以上前(2020/3/26)から楽曲追加等の更新一切無し
最新バージョン「悠久のリフレシア」が稼働してから今年で8年目
BEMANIの多機種イベントからハブられる
10周年という大きな節目に公式から曲追加どころか言及も何も無し
更新無しでほとんどのゲーセンから消え去る
REFLEC BEATの曲やイベントを元ネタにした新曲を「他機種で」放出
・・・・・・・・・・
なんとも悲惨な状況となっておりますね。
今ではもう見る影もありません。
人によっては
「REFLEC BEATって死んだんじゃないの?」
「MUSECAやDance Evolutionと同じじゃないの?だから更新がないのも当然じゃないの?」
と思っている人も多いかもしれません。(というか調べると大体の人がそう思っていそうな気がします)
ですがREFLEC BEATは死んでおりません。
ただ更新が無いだけなんです。
・・・と僕は思っているんですが公式はMUSECAやDance Evolutionと変わらずほとんど死んでる機種として扱ってるっぽいです(泣)
最悪の例えですが植物状態なんて言われています。
今回はそんなREFLEC BEATに関して
REFLEC BEATがなぜこうなったのか?
最近のREFLEC BEATの扱いはどうなっているのか?
REFLEC BEATは今後どうなっていくか?
の3点について書いていこうかと思います。
REFLEC BEATを知らない人、またはそもそも音ゲーマーでもないけど
ソシャゲとかはやるよ!って人にも読んでもらえるような内容にしているつもりなので
もし時間があれば読んで頂ければとても嬉しいです。
REFLEC BEATはなぜこうなったのか?
まずどうしてREFLEC BEAT(以下、リフレクとも記載)がこうなってしまったのか
簡単に話すと前作前々作のREFLEC BEAT VOLZZA(VOLZZA2)でマンネリ化が起きてしまい
それを打破する為に現行バージョンであるREFLEC BEAT 悠久のリフレシアで大幅な仕様変更を行ったのが原因で多くの人が離れていきました。
ここでは細かくは書きませんが下のリンクのサイトでとても詳しく分かりやすく書いてあるので是非読んでみて下さい。
中でも旧曲の一時全譜面削除とスコアリセットが一番手痛いといった感じですね。
音ゲーマーなら今まで遊んだ曲の削除とスコアがリセットされるという想像をして頂ければもうやらなくなるという方も多いと思います。
当時の僕は気に入った一曲を数十回程度遊ぶレベルのプレーヤー(今も同じ)で譜面削除とスコアリセットに関してそこまで重く捉えておらず楽観的でした。
「楽曲も順次復活するしスコアももう一回埋めなおす楽しみが増えるしいいじゃん!」
と思っていました。
ですがヘビーユーザーになればなるほどスコアリセットがどれだけ残酷なことかということが分かります。
悠久のリフレシアはそんな大きなマイナスから始まりましたが
挽回出来ず現在のような状態になってしまいました。
個人的にリフレシアはREFLEC BEATのシリーズでは一番好きなのですが
そんな高評価な僕でもリフレシアでダメだなと思った点はスライドノーツの削除と選曲BGMの統一化です。
音ゲーによってそれぞれ色々なノーツがありますが
途中でノーツが追加されることは中々ありません。
例えばjubeatやポップンには途中でロングノーツ(長押し)が追加されました。
特にポップンなんかは稼働してから約18年経っての実装です(調べたら「キープくん」という似たノーツが昔にあったらしいですが)
実装に18年もかかったのを考えると新ノーツはポンポン追加するものではなく
ユーザーの声を聞きながら慎重に追加するべきものだと考えられます。
そしてリフレクでは稼働から5年経ってからスライドノーツというノーツを実装しました。
他にも途中でバーティカルオブジェクトという真っ直ぐ落ちてくるノーツが実装されましたが
今回のスライドノーツはそれよりも大きく異なる操作感でした。
どこかスマホのソーシャル音ゲーを感じさせるようなノーツですが
評判はあまり良くなく、なんならスライドする箇所を全部押していれば反応するという仕様もあり
あってもなくてもといったノーツとなっておりました。
そんなノーツがですね、あっさりと削除されたんですよ、リフレシアで。
(変わりにビッグバンオブジェクトとスイッチロングオブジェクトというものが追加されました)
個人的にはスライドノーツは楽しめていたので削除に結構ショックでした。
何よりも「そんな簡単に消すぐらいなら実装するなよ!せめてもっと検討してから実装しろよ!」と思いました。
それだけ余裕が無かったということなんでしょうけどね・・・。
そして選曲BGMについてですがリフレクでは今まで色々な選曲BGMがありました。
BEMANI Sound Teamの方々のものだったり弐寺の選曲BGMが実装されたこともありました。
通常の曲とはまた別で選曲BGM用に作られている感じで凝っており自分だけの選曲画面を作れるような感覚でとても好きでした。
それがリフレシアではBGM完全固定となっております。
カスタマイズでBGMを選択出来るような欄はありますが
変更出来るBGMが現時点でゼロとなっております
リフレシアは今までと違ってファンタジーな世界観の為
簡単にBGMを変えられると一気に世界観が崩れてしまうからということなんでしょうけどね。
ですがこちらも今まで毎バージョンどんなBGMが追加されているのが楽しみだった僕としてはとても残念でした。
デフォルトのTotoriottさんのBGMもサントラで何回も聴くぐらいには最高ですけどね!!!
というわけで悠久のリフレシアという今までにはない大きな変貌を遂げたリフレクですが
それに伴い大きな犠牲を払うことになった結果そのまま這い上がれることはなかったのでした。
最近のREFLEC BEATの扱いはどうなっているのか?
最初に現状を説明した通り4年半以上前から更新のないこのゲーム
ですが
その間にリフレクは10周年を迎えまして(2020/11/4)
jubeatでもお祝いで色々あったし流石にリフレクも10周年に何かしらああるだろ~~~と思ってたんですが
本当になにもありませんでした・・・・・
ソシャゲとかをやってる人とかにも想像して欲しいんですけど10周年ですよ???
ソシャゲで10周年と言ったら本当にごくわずかのゲームしか到達出来ないような記念すべき日です。
そんな日に何も無しって何??????
確かにソシャゲで言えば何のキャラクターもイベントも数年実装せずだらだら続けて10周年とかなんとか言われてもふーーーんという風になるかもしれませんが
ただひたすらに悲しかったです。
これはパステルくんケーキをわざわざケーキ屋さんに依頼して祝う僕
10周年当日にこのポストと共に
「#リフレク10周年だし思い出語ろうぜ」
「#リフレク10周年だし好きな曲語ろうぜ」
というハッシュタグを広めてみんなで祝おうぜ!みたいなポストをしたら
beatnation RHYZEの方々やmoimoiさん、TAGさん、ラウンドワンさん(?)等色々な方が反応してくれて
とても嬉しかったです。
もし当時の雰囲気を味わいたい場合はハッシュタグで検索してみてください。
そんな10周年を公式から祝れなかったリフレクですが
別の音楽ゲームの10周年でどんなことをしていたか紹介することで
リフレクがどんなに惨めかを伝えたいと思います。鬼か?
jubeatの10周年
私が高校の頃一番やってた音楽ゲーム、jubeatです。
友達とプレーすることも多かったですね。
jubeatを軽く説明すると4×4の合計16パネルを
もぐらたたきのように叩くゲームです。
そんなjubeatですが2018年7月24日に10周年を迎える上で
10作目、そして10周年を記念した「jubeat festo」というバージョンが稼働開始しました(もはやバージョン全体で祝ってる)
jubeat 大回顧展というイベントでは
jubeat歴代バージョンを振り返りつつ楽曲を解禁することが出来ました。
それで豪華アーティストの様々な楽曲が入ったのはもちろんですが
特に驚くべきは参加したイラストレーターの方々の面子です。
楽曲のジャケットはもちろん、jubeatにはエンブレムという機能があり
メイン、オーナメント、エフェクト等の組み合わせで自分だけのエンブレムを作成することが出来
そのエンブレムはマッチング画面等に表示されて自分をアピールすることが出来ました。
それらのイラストレーターとして参加した方が凄くて
るるてあさん、PansonWorksさん、ゆきさめさん、Yockyさん
ヤスダスズヒトさん、ちょぼらうにょぽみさん、猫将軍さん
しりもとさん、みふねたかしさん(いらすとやの絵の人)、大川ぶくぶさん
などなど一度は見たことあるイラストレーターの方々が参加しております。
ご覧の通り豪華イラストレーターの方々をオファーするぐらいには気合いの入っていた10周年イベントでした。
maimaiの10周年
洗濯機の形でおなじみmaimaiです。
こちらはSEGAの音楽ゲームですね。
maimaiを軽く説明すると丸い画面を囲うように配置された8つのボタンを叩いたり
画面をなぞったりと大きな画面を生かして遊ぶ音楽ゲームです。
そんなmaimaiですが10周年はというと
10周年記念生放送配信
10周年グッズ制作
オリジナル曲サブスク解禁
歴代曲の追加譜面
10周年記念書き下ろし楽曲追加
めちゃくちゃてんこ盛りですね。
10周年グッズも作られるなんて羨ましい限りです。
まさか学生の頃maimaiを遊んでいるときにリフレクの上を行くとは思いませんでした。
SEGA音ゲーはスタッフの人達からも愛を感じられるのが良いですね。
これからも頑張って欲しいです。
GROOVE COASTERの10周年
縦に長い画面に演出がこれでもかと詰まってる音楽ゲームのGROOVE COASTER(以下、グルコスとも記載)です。
こちらはTAITOの音楽ゲームですね。
GROOVE COASTERを軽く説明すると2つのボタンをジェットコースターのように流れてくる譜面に合わせて
タイミングよく押したり傾けたりするような音楽ゲームです。
そんなグルコスですが10周年はというと
上記2つのゲームと同じく10周年記念書き下ろし新曲もありますが
グルコスでは10周年記念楽曲公募というものがありました。
今まで楽曲公募はグルコスでは行ったことがありませんでしたが
10周年にして初の楽曲公募を行ったのですね。
そこでは合計8曲が採用されて
アーケード版はもちろんスマホ版、ワイワイパーティー(Switch版)にも収録されました。
ちなみにですがグルコスでは10周年記念サウンドトラックも出ております
10周年にして初の試みを行うなどとても気合の入った祝い方だなと思いました。
グルコスはアーケード版の更新が終了しちゃいましたが
ワイワイパーティー等でこれからも色々な曲が入り続けて何年も続いていくんだろうなと思います。
といった感じで会社別で3機種の10周年のお祝いを紹介しましたが
どれもとても豪華でしたね。
リフレクも10周年まで人気があったらあんな楽曲やこんなイベントが・・・といった妄想が止まりません。
ですがないものはない。
やはり人気こそが正義なのだと強く感じました。
リフレクの更新はなくても他のBEMANI機種(ついでにチュウニズム)にはちょくちょくと楽曲が移植されていきます。
ただ移植されるだけなら全然問題ないのですが
ここ数年で何かとリフレクを感じさせるようなイベントまたは楽曲がありました。
以下ではそのイベントに関して紹介したいと思います。
いちかのごちゃまぜMix UP!
いちかのごちゃまぜMix UP!というのはBEMANIの多機種連動イベントです。
beatmaniaとかポップンとか色々な機種で同時に行われるイベントですね。
当然というのが悲しいですがリフレクは対象機種に入っておりません。
いちかとは株式会社コナミアミューズメントの宣伝担当キャラクターで
パーカーの下に常にスクール水着を着ていてちょっとムチムチとかなり愛嬌のあるキャラクターとなっています。
そんないちかちゃんのイベントですがどんなイベントかというと
それぞれの機種2つで楽曲を交換し合い、解禁することでその交換しあった2曲をミックスした曲も解禁出来るといったイベントでした。
ただ移植するだけでなくその楽曲をミックスした曲も解禁出来る満足度の高いイベントでした。
ただ楽曲が全てミックスを前提とした選曲にはなってなさそうなので
聴くとミックスにかなり苦戦したように感じる楽曲もあります(笑)
そして問題となる楽曲は上記の楽曲とミックス楽曲を全て解禁した後に解禁される曲・・・・・
それが・・・・・
こちらはなんと我らがDJ TOTTOさんの約3年ぶりの新曲で
音ゲーマー界隈を賑わせました。
そしてこの曲も何かと何かをかけ合わせたミックス楽曲なのだろうか???
という疑問は公式が回答してくれました。
この画像によるとValangaと海神をミックスした楽曲・・・
って、おい!!!!!!!!
それどっちともREFLEC BEATの楽曲じゃねぇか!!!
はい
なんとこのイベントに参加してないリフレクの楽曲同士のミックス曲がボス曲となったのです。
DJ TOTTOさんの3年ぶりの新曲の嬉しさと共に一番リフレクに入って欲しい曲が入らないという
リフレクプレーヤーにとって苦汁を嘗めるイベントになったのでした。
MYSTICAL Re:UNION
このイベントについて説明するにはまずbeatnation RHYZEとMYSTICAL STRIKEについて説明する必要があります。
まずbeatnation RHYZEとはBEMANIコンポーザーで立ち上げたbeatnationというレーベルの後続となるレーベルで
音ゲーマーなら誰しもが聞いたことがあるかめりあさん、OSTER projectさん、Hommarjuさんなどが参加しております。
活動としては楽曲提供だったりライブの参加やCD提供等と
深くBEMANIに関わってる方々達となります。
リフレクには現行の悠久のリフレシアまで何回か曲を提供してくれました。
続いてMYSTICAL STRIKEについてですが
こちらはリフレクで2014年9月12日から開催されました楽曲解禁イベントで
全ての楽曲をbeatnation RHYZEが担当しております。
このイベントでは七つの幻獣が存在しており
それぞれの幻獣を見つけ出し楽曲をプレーして討伐することによって
楽曲を解禁することが出来ます。
幻獣として空天の獣精 グリフォン、漆黒の魔皇帝 ヴァンパイア、三面の凶気 阿修羅…..
などなど幻獣をモチーフとした楽曲をbeatnation RHYZEの方々が作っておりました。裏ボスをRyuさんが務めたことなどはまた別の話
この頃のリフレクはイベントの演出にとても凝っていて思い入れのあるイベントとなっております。
そんなイベントから早10年、
突然の出来事でした。
MYSTICAL Re:UNION……?????
なんとbeatnation RHYZE誕生10周年記念として明らかにMYSTICAL STRIKEを彷彿とさせるイベントMYSTICAL Re:UNIONを開催すると発表されました。
正直これを見た時絶句してため息まで出ました。
開催日も2024年9月12日とMYSTICAL STRIKEの開始日の10年後ピッタリに合わせてくるという所業です。
内容は以前の幻獣の担当したアーティスト同士の合作曲3曲と
グリフォン(P*Lightさん)の新曲(P*Lightさんの新曲は約6年ぶりでHARDCORE TANO*Cの書き下ろしとしても数年ぶりだったのでざわつきました)と
beatnation RHYZEメンバー7人全員参加の曲の合計5曲が解禁出来ました。
うーーーーーーん・・・・・
いやでも本当にbeatnation RHYZE10周年はマジでめでたい!!!
今でもbeatmaniaやポップンやDDRやダンスラ等に書き続けてくれて本当にありがたい!!!
そしてそんなbeatnation RHYZEを忘れていなかったKONAMIも偉い!!!
ですけど!!!
ですけどね!!!
もっと10周年を祝うべきタイトルがあったんじゃないですか???
KONAMIってゲームを作る会社じゃないんですか?????
ゲーム会社で一番大切なのはゲームでその次にゲームを遊ぶ人達じゃないんですか?????
ゲーム作る会社がゲーム優先しないで何を優先するんですか?????
と僕の率直な感想としてはこんな感じでした。
まぁ全て我儘なのは承知なんですけれどもせめてイベント名とかはもっと変えて欲しかったな~~~と思いましたね。
ちなみにしっかり全解禁しました。
REFLEC BEAT SHOP(ポラリスコード)
まずは以下のポストの動画を見てみてください。
こちらも急な爆弾投下となりました。いつの間にパステルくんさんと友達になっているとかいちかめ・・・
ポラリスコードという音楽ゲームでリフレクの曲が入るとのことです。
ポラリスコードとは今年稼働したばかりのKONAMIの新作音楽ゲームで
リフレクやjubeat等のBEMANIには属してない(明言はされていない)音楽ゲームで
VTuberの曲や様々なバラエティ曲を収録している音楽ゲームとなります。
最近だと色々な事情で特に入るのが難しい神威という曲が入ったことでも話題になりましたね。ジャンルはART COREよ今回はただ移植だけでなくカスタマイズアイテムもあるとのことです。
こちら見て分かる通りネームタグプレートやチャットスタンプなどとても凝っており
リフレクプレーヤーにはたまらないアイテムが貰えました。
このイベントは初見から好印象ですぐに解禁するぞ!と気合を入れて休日になったらゲーセンに行って解禁しました。
実際に解禁して曲も難しいけど楽しい譜面でとても良かったです。
これを見るまでは・・・・・
やっほ~!パステルくんだよ~!みんなおひさしぶり~!
え?まだいたのかって?どっひゃ~それはないよぉ~!
・・・・・・・・・・・
これを見た直後に画面を割りたくなりました。
どんな気持ちでパステルくんにこんなこと言わせたん?(笑)
まぁ、「まだいたのか」っていうのは冷静に考えてごく普通で一般的な反応だと思いますけれども・・・・・・
これを見て非常に困惑しました。
それ以外はリフレクファンも楽しめる良いイベントじゃないかと思いました。
REFLEC BEATは今後どうなっていっていくか?
ここまでリフレクがどんな状態か、他機種でどういじられているのかをお話しましたが
でも実際リフレクはどうなるの?本当に今後更新される可能性はあるの?
新作が来る可能性もあるの?
といった疑問が出てくると思いますのでそちらについて話したいと思います。
有終の美を飾る最終進化
最初に私は「リフレクは死んでいない!生きている!」というような発言をしておりましたが
実は公式からもうリフレクは悠久のリフレシアで終わりと明言しているような文が発表されておりました。
それが記載されているのは2018年に発売されたBEMANIぴあという本です
この本ではたった1ページ、それも1ページの半分なんで実質0.5ページだけリフレクについて触れられています。
これが最後の公式がリフレクについて触れている本なのかもしれません。
そこには大きな見出しでこう書かれております。
プレー感を極限まで追求した
有終の美を飾る最終進化
この時点で「最終進化」「有終の美」というワードがありますね。
プレー感を極限まで追求したというのはリフレシアで追加したビッグバンオブジェクトとスイッチロングオブジェクトのことを指しているのでしょう。
ここでは今までで一番印象に残ってるのがBEMANI MUSIC FORCUS(昔のBEMANI曲を入れるイベント)であること
そしてリフレシアが最終進化として大きな変化がありプレー感を極限まで追求し、今までにないイベント要素を追加したこと
そして最後に遊んできていただいたユーザーには感謝しかありませんというような記載がありました。
これだけ読むとこれから続くようなゲームに送る言葉とは到底思えません。
一番気になるのは「最終進化」ならまだしも「有終の美」という言葉です。
有終の美という言葉の意味を調べると
最後までやり通して、立派な成果をあげること。終わりを立派にすること。
という風に記載されておりますが
最後までやり通して→やり通していないし復活するべき楽曲も復活しきれていない
立派な成果をあげること→立派な成果を上げれていないので現在こうなっていおる
終わりを立派にすること→全て中途半端であり立派のりの字もない
この通り全く有終の美という言葉に相応しくないんですよね。
まぁ言いたかったことはとにかくやるだけやったけどダメでした。ってことなんでしょうけれども
この言葉選びは納得出来ないなと思いました。
ですがこの記載の通りREFLEC BEATは悠久のリフレシアで最終作であることが良く分かります、が・・・
こんな0.5ページしか書いてない上に2000円近くもするこの本だけに記載して
ホームページやSNSでは公言してないのでそこまで真に受けてはいないんですけどね!!!
これを買って読んだ時点ではまだ全然動き次第では希望はあると思いました。
コンバート化
KONAMIは時々ひっそりとロケテストをするときがあります。
とある日神戸三宮で彩響DJアニクラゲ(リズミナンス)という音楽ゲームのロケテストをやっていました。
この記事にも記載されてる通りこのゲームの筐体にはリフレクビートと思われる筐体を利用してコンバートされているとの声がありました。
コンバートは元々ある筐体を改造して別のゲームへと生まれ変わらせるといった手法で
ピアノゲームであるノスタルジアはビートストリームというゲームをコンバートした筐体で動いています。
このロケテをやってた時はリフレクはこの音楽ゲームにこれからコンバートされていくんじゃないかと噂されていきましたが
これ以降このゲームの名前を聞くこともなく
収録されていたアニメ曲等のアレンジは別のBEMANI機種に移植され
周りもこのゲームの存在を忘れていったのでした。おといろはェ・・・ということでリフレク筐体はコンバートすることはありませんでしたが
今後コンバートしようとしても現在は筐体数がそもそも少なすぎて難しいですし
あえてあの時にコンバートされることによってビートストリームのようにしっかりと区切りをつけて終わらせてくれたのかもしれないと考えると
あの時が最後のチャンスだったのでは・・・と思ってしまうことがあります。
まぁ二度と出来なくなるのは悲しいですけどね。
コナステ(家庭用)
コナステとはKONAMIのアーケードゲームをPCやスマートフォンで楽しめるサービスです。
現在コナステではBEMANI機種だと
ノスタルジア、GITADORA、ポップン、beatmania、DDR、SOUND VOLTEXが遊べます。
こうして見ると結構多くの音楽ゲームが家で遊べますね。
そんなコナステですがたまにアンケートを実施しております。
そこではコナステで遊びたいタイトルをこたえられるのですが
その中にREFLEC BEATの文字がありました。
これはつまりPCでリフレクが出来る可能性があるのか!?と僕は歓喜しました。
リフレクの家庭用としてREFLEC BEAT plusというスマホアプリがありますが
そちらも更新は一切ないので
サブスク制でもなんでもリフレクが遊べたら嬉しいと思いました。
こういうアンケートの候補にあるだけでも十分可能性はあると思うので
今後リフレクの動きがあるとしたらコナステなのかもしれません。
次にまたコナステがアンケートを出した時にはこの記事を読んだ皆さんも回答して頂ければ嬉しいなと思います(切実)来年は15周年だから何かしら動きがあるといいなぁ
おわりに
というわけで今回REFLEC BEATに関して思ったことも含め色々書いてきましたがいかがだったでしょうか。
今回は今年になって近くでREFLEC BEATが遊べるお店が消滅したのと
MYSTICAL Re:UNIONの件とポラリスコードの件があったので今回このような記事を書いてみました。
実は悠久のリフレシアなんですがここまでの変貌を遂げたのはとあるアーティストの案がきっかけだったりします。
それがポップンやギタドラ等でおなじみDes-ROWさんです。
Des-ROWさんはBEMANI Sound Teamの一人で
代表曲だと大見解、CURUS、cobalt、disable dA STACK等
ロック系やテクノ、ガバまでこなす、人気アーティストです。
今まではポップンやbeatmaniaを担当してた歴がありますが
リフレクにも途中から参加しております。
曲はもちろんですがリフレクダービー(コナミの大会で優勝、準優勝となる人を当てて楽曲解禁するイベント)のイベント案もDes-ROWさんだったとのことです。
悠久のリフレシア稼働記念スペシャルインタビューでは初っ端からDes-ROWさんがリフレシアの案を出したことを話しています。
「Des-ROWさんのビジョンに応える形でチーム全体で作り上げた結果が今回のリフレシア」とTOTTOさんも話しています。
なのでもしかしたらDes-ROWさんの案がなかったら
これまでどうりの雰囲気のリフレクが続いて
楽曲が削除されることもなく
スコアがリセットされることもなく
みんなが好きなリフレクのまま続いていったかもしれません。(ダウングレードしてくれという声を良く聞きます)
という経緯もありDes-ROWさんをあまり良い風に思っていない人もちらほらいます。
僕としてはリフレシアだからこそオファーされた曲が沢山あるので
そんな曲に出会えたリフレシアには感謝しております。夏色DIARYも神がかったアレンジでしたし
ただあまりにも犠牲が大きすぎましたけどね・・・。
KONAMIはBEMANIシリーズとして多くの音楽ゲームを出しましたが売れないと分かった音楽ゲームに対してポイと投げ捨てるような感覚があるなと思います。
もっと大切にしてほしいですね。
音楽ゲームに限らずソーシャルゲームとかもそうなんですけどサービス終了するのって本当に仕方のないことなんですよ。
本当に僕たちには知り得ない色々な事情があって泣く泣くサービス終了するのがほとんどです。
だからサービス終了するなとは絶対に言いません。
言いませんが
中途半端には終わらせるなと強く言いたいです。
僕がやっていたグラフィティスマッシュというソシャゲは
ストーリーは一区切りついてましたがまだ第二章第三章と続きそうな感じがあり
まだ見ぬ武器の強化素材とかも実装されておきながらサービスが終了してしまいました。
ここ最近の有名どころのソシャゲのサービス終了だとしっかりとストーリーは完結を迎えて
終了後もストーリーを閲覧できるというかなり神対応なゲームが多いですよね。
それをしてくれるだけでもとてもありがたいことだと思います。
予算とか色々な都合上で中途半端にでしか終わらせられないという場合もあると思いますが
せめてユーザーが納得出来るように終わらせる努力をして欲しいです。
リフレクにはせめてVOLAQUASを最後に入れて欲しい!!!
そうすればもう何も言いませんので・・・・・
来年の15周年にはよろしくお願いします!!!
最後に音ゲーマーの方は毎週、毎月曲を追加してくれるありがたみを少しでも感じて欲しいなと思います。
こんな取り残された音ゲーも存在するのでそれに比べたら僕のやってる音ゲーはなんて素晴らしいんだと誇張表現でもそう思って欲しいです。
そしてお金を入れてあげてください。
REFLEC BEATも少ないですが稼働している店舗もまだまだあるので
もしこの記事を読んで少しでも遊びたくなったら是非行ってみてください。
稼働している箇所は以下に記載されております。
え?遊んでみるのが怖い?
ばっかお前・・・
~Fin~