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短歌 2023年11月 自選五首

お立ち寄り頂きありがとうございます。
11月の自選五首を置きに参りました。短歌は山ほど詠みました。その中で公開できる分より選びました。


そのあと、を思えば張り裂けそうな胸 あなたは旅の終盤にいて(うたの日「以前/以後」)

逃げ出したい孤独な夜に添うように月光環が囁いている(うたの日「月」)

ジャムを煮ることは祈りに似ている、と黙って鍋をかき混ぜている(うたの日「煮」)

かなしみはいつでも影のようにあり私を海へといざなっている(毎日お題「かなしみは」)

地球には夢が無数に光ってて僕らは流れ星にもなれる(suiu いちごつみ)


以上です。お読み頂きありがとうございました。
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