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Midjourneyでえんとつ町の”プペル”を再現してみた。

今回は話題のAIアート『Midjourney』にて、
あの「えんとつ町のプペル」に登場するゴミ人間。”ハロウィン・プペル”さんを再現できるのかというチャレンジです!

ミッドジャーニーってなに?

Midjourney/ミッドジャーニー
AIにキーワードを指示するだけで、それに合った絵を描いてくれる驚きのサービス。登場するや、ハイクオリティの絵が簡単に描けるとTwitterを中心に話題に。また、ミッドジャーニーにて製作した作品がアメリカのアートコンテストでグランプリを獲った事で更に注目を集め、賛否両論を呼んでいる

AIアートと呼ばれ、読んで字の如くAIが絵を描いてくれるサービスの事ですね。
そして、良い絵を作るのに必要なのは絵心ではなくてAIとの対話力であることがポイント!

何が作れるの?

という事で早速、作ってみました。

ミッドジャーニーにて作ったプペル第1号

こんなクオリティが、ものの1~2分で出来あがって驚き…
ただ、何も考えずに指示を出していくと中々上手くいきません。

どうやらコツがいるようです。

筆者自身もこの作品が大好きなので、何とか世界観を表現しようと試行錯誤していたら、あっという間に何時間も経っていました(笑)

そして、先ほどの画像のキーワードはコチラ!

photo of the trash man stands on a pile of junk,poupelle, an umbrella head, lens eye, scoop mouth, steampunk, dark, smoke, realistic, night

同じ絵は二度とない!

これまた面白い要素なのですが、出力した絵はたとえ同じキーワードでも全く同じ絵は出てこないという事。

なので作品は一期一会。
先ほどのプペル以降は、中々いい感じのモノは出てきませんでした。

ルールがある

なるほど、
これは面白すぎてハマってしまう。

そして、どうやらキーワードの羅列の仕方に法則があるらしく、

ざっくりとこんな感じです!

<全体のフォーマット>+<主題>,<作風/作者>,<主題の補足>,<全体の補足>,<フレーバー>

そこから、プペルに出会う為の長い旅が始まるのでした…

プペルになるまで①

まずは一番最初の画像と同じキーワードで出来た、一番それっぽいのがコチラ。

キーワード:photo of the trash man stands on a pile of junk,poupelle, an umbrella head, lens eye, scoop mouth, steampunk, dark, smoke, realistic, night

悪くはない気がしましたがなんか納得いかない。

頭の傘とかデカすぎ(笑)

改めてキーワードを見直すことに、、

人っぽさをもう少しだけ消したくて、
”trash man”のmanの部分が人の要素を引っ張ってきている気がしたのでmonsterに変えてみると、

A photorealistic of humanoid monster made out of junk, “the poupelle”, an umbrella head, lens eye, scoop mouth, steampunk + cyberpunk style, dark smoke and cloudy sky, cinematic atmosphere, 8k octane render, ultra detailed

怖すぎました(笑)

それからしばらくやるも、モンスターの路線は良いのが無さそう…

プペルになるまで②

もっとシンプルに考えよう。
という事で、

ゴミ山やら、なんやらは消しまして、
プペルの特徴をもう少し付け足してみます。
(要素が多いと打ち消し合うので心配ですが...)

キーワード:a photorealistic of the trash man “poupelle”, wearing an umbrella hat and dirty cloth cloak, lens eyes, scoop mouth, steampunk, dark, smoke, night, cinematic atmosphere, 8k octane render, ultra detailed

なんだか近づいてきたような(笑)

ここからもう少し[ V ]と[ U ]のコマンドを駆使してみます。

キーワード:a photorealistic of the trash man “poupelle”, wearing an umbrella hat and dirty cloth cloak, lens eyes, scoop mouth, steampunk, dark, smoke, night, cinematic atmosphere, 8k octane render, ultra detailed
キーワード: a photorealistic of the trash man “poupelle”, wearing an umbrella hat and dirty cloth cloak, lens eyes, scoop mouth, steampunk, dark, smoke, night, cinematic atmosphere, 8k octane render, ultra detailed

ここまで20枚ほど繰り返して、やっと辿り着けました…!

愛くるしい雰囲気も出せて、もう満足です(泣)

プペルになるまで③

やっぱり傘を閉じたい。
と諦めの悪い私。

「信じ抜くんだ。たとえ一人になっても。」
ルビッチの父ちゃん、ブルーノの言葉が沁みます。

キーワード:a photorealistic of the trash man “poupelle”, wearing an umbrella shaped hat and patchwork cloak, lens eyes, scoop mouth, steampunk, dark, smoke, night, cinematic atmosphere, 8k octane render, ultra detailed

調整点は”umbrella hat”→shapedを追加
(めっちゃ地味)

でも、こういった細かなトライアンドエラーが大事なはず…!(泣)

キーワード:a photorealistic of the trash man “poupelle”, wearing a closed umbrella cap and patchwork cloak, two lens eyes, scoop mouth, steampunk, dark, smoke, night, cinematic atmosphere, 8k octane render, ultra detailed

[調整点]
•umbrella shaped hat → closed umbrella cap
•lens eyes → two lens eyes

ハットではいまいち精度が上がらなかったため、キャップに。目の部分も安定しないので2コである事を強調しました。

もうヤケクソです(笑)

プペル完成

キーワード:a photorealistic of the trash man “poupelle” with witch hat, wearing patchwork cloak, two lens eyes, scoop mouth, steampunk, dark, smoke, night, cinematic atmosphere, 8k octane render, ultra detailed

思考を重ねて、一番納得のいく形になったのはコチラ。

傘では表現ができなかった結果、辿り着いたのがwitch hat(魔女の帽子)でした。もっと早くこれに気づければ…(笑)

大きなレンズの目と少しマヌケでキュートなフォルムは残しつつ、リアルでダークなイメージに。口から飛び出るコードみたいなところもお気に入りです!

番外編

いかがでしたか?
何かお気に入りの一体がいましたか??

ここまで長らくお付き合いいただきありがとうございました!
AIアートのヒントや楽しむきっかけになれたら嬉しいです^^

独自にアップデートしてくれる機能[ Remaster ]。
当たり外れがありますが使ってみると面白いです!

最後に、完成した[ U(アップスケール)]した後に[ Remaster ]というコマンドを押したのがコチラ。

また今回、キーワード入力に大変活躍したサイトは↓↓↓
▽Lexica▽

ミッドジャーニーに入力する前におおよそのキーワード精査ができる他、いい構図の絵を見つけてからキーワードを知るという逆検索的使い方も可能なので大変オススメ。

Instagramでは、他にも作品を毎日更新しております!
見ていただけると日々の作品制作の励みになります。

ではまた^^


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