一人大地の再生完了
新庄村宝の田の小川で、
一人で「大地の再生」プロジェクトの一段階を完了しました。次のステップに向けた準備も始まっています。
当初、小川は草で覆われ水面も見えず、歩くことすら困難でしたが、
草を刈り取り、
風と光が通るようになりました。
すべてを手作業で行ったのは、
生態系が快適に住める環境を六感で
感じ取りながら進めたかったからです。
しかし、
全体が見えるようになると新たな課題も見えてきました。
●上流では材木の切り出しが行われており、土砂が流れ込んでいるのが分かります。
これは生態系にとって好ましい状況ではありません。
●源流であるにもかかわらず、石が小さく、種類が単調です。
これも自然の多様性に反しています。
●流れが単調な場所が多く見られます。
本来の自然な状態は、流れに緩急があり、
直線でなく、千鳥に流れ
小さな滝がたくさんあるべきです。
これらの課題に対して、
大地の再生のメンバーと共に戦略を練り、
次回8月3日の「大地とカラダの再生フィールド學校」で
具体的な対策を
施していきたいと考えています。
生態系ピラミッドの
基盤となる微生物が活性化すれば、
他の生態系も元の健康な状態に戻ります。
皆さんも
「しぜんにかえろう」という願いを持って、
私たちの活動に応援していただければ幸いです。
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