コンテンツが売れずに悩むなら『限定感』を演出しろ【ライティング】
<重要>
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多くの情報発信者は、ブログやTwitterなどの文章を使ったSNSを活用してビジネスをしたいと考えています。ですが、そのほとんどが文章を使ったモノの販売方法を知りません。
多くの人は「良いコンテンツは何もせずとも勝手に売れていく」という勘違いをしています。
これは断言できますが、良質なコンテンツを持っているというだけでは絶対に売れません。ライティングを活用した正しいコンテンツの売り方を学ぶ必要があります。
本noteでは、より実践的な「ライティングでコンテンツを販売するテクニック」の一つを紹介します。もし、あなたがコンテンツが売れないことで悩んでいるのでしたら、本noteのテクニックを学ぶことで問題を解決できるかもしれません。
ライティングのスキルを身に付けたい方は、ぜひ参考にしてください。
通勤時間や寝る前のリラックスタイムなど、空き時間に読んであなたのライティング活動に活用してください。5分くらいでサクッと読めます。
◆ユーザーは基本的に飽きっぽい
まず、あなたに一つ認識しておいて欲しいことがあります。
それは『ユーザーは基本的に飽きっぽい』ということ。インターネット上にはあなたのコンテンツ以外にも魅力的なコンテンツがたくさんあり、ユーザーはそれをチェックするので忙しいんです。
毎日大量の情報がSNSから流れてくる今の時代、たとえあなたのツイートがどれだけバズったり、クオリティの高いnoteをリリースできたとしても、それを読んだ1分後にはその存在を忘れてしまいます。
少しでも自分の役に立たないサイトだと思ったのであれば、すぐにでもページを閉じてお気に入りのYouTubeチャンネルの新着動画をチェックします。
ユーザーは自分と自分の身の回りに起こることにしか興味がありません。
悲しいことですが、あなたが寝る間を惜しんで命を削りながら作ったコンテンツも、彼ら彼女らからするとそこまで重要なものではないんです。
◆「後で買ってくれるだろう」には期待しないこと
例えばあなたが何かしらのコンテンツをユーザーに見て欲しい、または購入して欲しいと思うとします。
<あなたの目的>
・ブログ記事を多くの人に読んで欲しい
・有料noteをリリースして買って欲しい
・オフ会を開いて申し込みをして欲しい
・セミナーを開催して会場を熱意あるクライアントで満杯にしたい
こんなことを考えたとしましょう。
そんな時は『今すぐ』ユーザーに行動してもらわないといけません。『後で』ではダメです。『今すぐ』行動してもらうことが重要です。今すぐ読んでもらい、今すぐブックマークしてもらい、今すぐ買ってもらわないといけないのです。
彼ら彼女らが話題のバズツイートやYouTubeの急上昇チャンネルに気を取られる前に、すぐにでもあなたのコンテンツをチェックして購入してもらうよう、行動を促さないといけません。
そのための重要な行動のトリガーが『限定感』です。
◆いますぐ行動させるトリガー『限定感』
『限定感』とは、簡単に言えば「今すぐ購入をしないともう二度と手に入らないかもしれない貴重な品物ですよ」と伝えてあげることです。
限定感のないものに人は魅力を感じません。
例えば、あなたが尊敬し毎日ツイートをチェックして情報を集めているインフルエンサーが、1ヶ月後にあなたの地元でセミナーを開くとツイッターで告知をしたとしましょう。
あなたは彼のファンですから、セミナーに参加することでえられる情報のメリットは充分に理解しています。そんな状態の中で、「会場の関係で参加人数が限定で10名とさせていただきます」と言われたとしましょう。
……もうやることは決まっていますよね。速攻で申し込みボタンをクリックして、決済ページにクレジットカードの番号を記入しているはずです。
人は、手に入らないものに価値を感じます。
・1日限定のタイムセール
・限定10個だけの販売
・今日だけ早い者勝ち!
こういうキラーワードを見ると「明日になったら手に入らないかも??」という心理が働くので、ユーザーの買わなければならない理由が増します。
限定感を上手に演出することができれば、ファンの「買わなければ!」という気持ちにスイッチを入れることができるわけです。
限定感の演出には、主に以下の3つの方法があります。
①時間の限定
②人数の限定
③数量の限定
◆①時間の限定
まず1つ目が『時間の限定』です。例えば以下のような感じ。
<時間の限定>
・残り3日で募集を終了します
・○月×日までの限定リリースです
こんな感じで、コンテンツやサービスが手に入るまでの期間を限定してあげます。
◆②人数の限定
2つ目が『人数の限定』です。
<人数の限定>
・先着10名限定の特典です
・15名を超えたら値上げします
◆③数量の限定
3つ目が『数量の限定』です。これは人数の限定と似ていますね。
<数量の限定>
・あと5席でセミナーの募集は終了です
・特典の配布は残り5個です
◆限定感を提示するリスクとリターン
限定感を演出することでユーザーの行動を促すことができますが、実はあるリスクがあります。
それは、人数や期間をあまり絞りすぎてしまうとそれ以上の販売ができなくなってしまうということでです。継続して売りたいコンテンツだったとしても、◯日限定、◯名限定と絞ってしまうとそれ以上のセールスができなくなってしまうのです。
そこでオススメなのが『限定特典をつけてあげる』ことです。例えば以下のような感じ。
<限定特典の例>
・オンラインサロンに参加した方には先着10名で有料noteを無料であげます
・公開から3日間限定で500円値引きします
ちなみにですが、限定感の演出については別に上記で紹介したもの一つに絞る必要はありません。1つだけ使ってもいいですし、「この特典は先着10名だけです。また、募集期間は3日で終了します」といった感じで複数組み合わせてもいいでしょう。
◆限定感を持たせるライティング例
限定感を持たせるライティングのコツは『限定する理由を明確にする』ことです。なぜ限定なのかが曖昧だと、ライティングの説得力が落ちてしまいます。
以下にライティングの事例をいくつか載せておきます。あなたがコンテンツをリリースするときの参考にしてください。
<例1:人数限定のセミナーを募集するケース>
今回のセミナーは10名限定での公開です。本セミナーは参加者一人一人と交流しながら進めるワークショップ形式を採用しているので、あまり多くの方から参加が殺到すると、内容の質を維持できなくなる可能性があるので10名限定とさせていただきます。
<例2:期間限定のオンラインサロンを募集するケース>
オンラインサロンの参加を3日間限定で募集します。僕は本業のサラリーマンと並行しながらこのオンラインサロンの運営を行いますので、あまり大量のサポートはできません。そのため参加募集期間を3日間に限定させていただきます。
<例3:数量限定の有料noteをリリースするケース>
今回、有料note「ブログライティングの教科書」を15名限定でリリースします。このコンテンツは僕が持っているノウハウの全てを詰め込んだ、いわば企業秘密を全て公開したものです。あまりにも多くの人に出回るのは避けたいので、15名を超えた瞬間に募集を終了します。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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東出タロウ(@shiderow_free)
◆追伸:ライティング系のスキルを極めたい人へ
限定感以外のライティングスキルについて知りたい方は、こちらのnoteを参考に。無料ですが4万文字あります。ライティングのスキルを磨きたい方は必見です。
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