コンテンツを売りたければベネフィットを刺激しろ【売れるライティング】
<重要>
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SNSユーザーの中には、ゆくゆくはTwitterやブログを活用して自分のコンテンツを売りたいと考えている人も多いでしょう。
これを読んでいるあなたも、コンテンツ販売を成功させるためのノウハウを求めて本noteまでたどり着いたかもしれませんね。
もし、あなたがSNSやインターネットを活用してコンテンツを販売して生計を立てたいと考えているのなら、何よりもまず「売るライティングスキル」を身につけることをオススメします。
本noteでは、ライティングでコンテンツを販売する上で必ず理解しておかなければならない『ベネフィット』と呼ばれる概念を紹介します。
もしあなたが将来的にコンテンツ販売をしたいと考えていたり、またはあなたがコンテンツが売れないことで悩んでいるのでしたら、本noteのテクニックを学ぶことで問題を解決できるかもしれません。
空き時間にゆるーく読んでください。3分くらいで読めます。
◆ベネフィットの定義
ライティングを理解する上で避けては通れないもっとも重要な概念『ベネフィット』。ベネフィットの定義をまずお伝えしましょう。
<ベネフィットの定義>
商品を購入することでユーザーが将来的に得られる良い結果のこと
ベネフィット(Benefit)は直訳すると「利益」。つまり、ユーザーが商品を購入することで将来的に得られる良い結果のことです。例えば以下のようなものはベネフィットです。
・車を買うことで遠距離の移動が楽になる
・痩せることで健康的な体が手に入る
・セミナーで会話術を学ぶと女性にモテる
・格安航空を使うことで格安で海外にいける
自分が発信するコンテンツでどんなベネフィットを得られるか、これを常にユーザーが具体的にイメージできるように明確に書くことが重要です。
人はみんなベネフィットが大好きです。自分が将来的にどんな良い結果を得られるのかが明確になれば人は喜んでコンテンツにお金を支払いますし、逆に利益がないとわかった瞬間に離脱していきます。
そしてここで一つ注意して欲しいのが、ベネフィットとメリットは違うということです。
◆ベネフィットとメリットの違いをよく理解すること
一つ大事なポイントですが、ベネフィットとメリットは全く違います。ベネフィットとメリットとメリットは名前は似ていますが中身は全くの別物です。違いはこんな感じ。
・ベネフィット…ユーザーが得る良い結果
・メリット…商品の特徴や独自の優れている部分
ベネフィットはメリットを活用することで得られる良い結果のことです。iphoneを例にして、ベネフィットとメリットの違いを考えてみましょう。
<iphoneのメリットとベネフィットの違い>
メリット:
デザインが洗練されている、他のApple製品との連携が簡単、Siriが標準搭載、動作が重くない、etc
ベネフィット:
他のiphoneユーザーと仲良くなれる、最新版を購入すると話題の中心になれる、他のApple製品と連携することで仕事の能率がアップする、Siriで検索の手間を省ける、動作が軽いのでストレスが無い、etc
この微妙な違い、わかりますか?
メリットではiphoneの機能やデザインで優れている部分を羅列しているのに対し、ベネフィットはiphoneを利用することで得られる良い結果について語っています。
ユーザーがコンテンツを求めるのは、コンテンツそのものが必要だからではありません。コンテンツを活用して自分の目的を達成し、良い結果を得るためです。
◆ユーザーは結果を求めている、結果が得られればコンテンツは不要
コンテンツはあくまで結果を得る手段に過ぎません。極論、結果さえ得ることができてしまえばコンテンツそのものは存在しなくても良いのです。
例えば、あなたが空腹でリンゴを食べたいと考えているとしましょう。
リンゴを食べたいと考えているあなたは次にどんな行動をとりますか?そう、八百屋さんかスーパーに行ってリンゴを買いますよね。
では、もしあなたの家の前に、真っ赤に売れた美味しそうなリンゴがたくさん成っている木があったとしたら、どうしますか?その木からリンゴを採って食べますよね。わざわざスーパーでお金を払ってまでリンゴを買うということは絶対にしません。
もう一つ例を出しましょう。あなたは沖縄に行って真っ白な砂浜のコバルトブルーの透き通った海で泳ぎたいとします。次にどんな行動を取るでしょうか?
おそらくスマホやパソコンで旅行代理店のホームページを開いて、できるだけ安い航空チケットと宿泊プランを探すはずです。
では、もしあなたが沖縄に住んでいて、目の前に海があるとしたらどうしますか?さっさと水着に着替えて海にダイブしますよね。
コンテンツを買わずに望む結果を得ることができるのであれば、わざわざお金を支払うことはありません。
つまり逆を言えば「このコンテンツを買えば良い結果が得られる」ことをイメージさせることができれば、ユーザーはお金を支払ってくれるということです。
◆「悪い未来を回避する」こともベネフィットの一つ
ちょっとした応用ですが、別に良い結果を得ることだけがベネフィットではありません。「将来起こるかもしれない悪い出来事を回避する」こともユーザーにとってのベネフィットです。
<悪い出来事を回避するベネフィット>
・将来年金をもらえないかもしれない→投資で資産を増やそう
・心筋梗塞になるリスクが高まる→ダイエットをしよう
・終身雇用が保証されない→副業を初めてゆくゆくは独立しよう
・彼女にフラれるかもしれない→筋トレをしてカッコいい体を手に入れよう
例のようにユーザーのネガティブな欲求を刺激して行動を促すのもテクニックの一つです。
人は何かを得たいという感情よりも何かを失う感情の方が強いので、よりユーザーの感情を刺激することができます。
◆ベネフィットを活用したライティングの例
ベネフィットを活用したライティングの事例を3つ載せておきます。コツは良い結果を得られることを明確にイメージさせるような表現を書くことです。ぜひ、あなたのコンテンツ販売の参考にしてください。
<ベネフィットライティングの事例1>
多くの駆け出しデザイナーが悩むのが「仕事が取れない」ということ。クライアントが真っ先に目をつけて「〇〇さんにお願いしたい!」と即決する、デザイナーが仕事に困らなくなるポートフォリオの作り方を教えます。
<ベネフィットライティングの事例2>
外国人観光客に道を聞かれてオドオドし、「なんだコイツ?」と冷たい目でみられて恥ずかしい思いをしたことがありませんか?『〇〇英会話スクール』に参加すればそんな恥ずかしい思いをする必要が無くなります。
<ベネフィットライティングの事例3>
受験勉強にはコツがあります。コツさえつかめば今どんなに偏差値が低くても、あなたの行きたい大学へ合格することは可能です。E判定から第一志望大学に一発合格する逆転の受験勉強法とは。
では、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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東出タロウ(@shiderow_free)
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