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【編入合格"後"体験記】北海道大学理学部物理学科に編入してからの1年

 こんにちは。𝙎𝙝𝙪𝙩𝙖(Twitter)です。早いもので慶應大学から北大理物に編入してから約1年が経ちました。
突然ですが、入学試験に関して私は受かってからのほうが大事だという思想を持っています。ほとんどの合格体験記は合格する過程だけがピックアップされていますが、一番知りたいのは合格してその後どうなったのかじゃないか!と常々思っていたので本記事を執筆することを考えました。

私の自己紹介ですが、2022年度北大理物3年次編入試験に合格して現在(執筆時)は同大学の学部3年になります。来年度から統計物理学研究室に配属予定です!この記事は

  • 単位互換はどんな感じ?

  • 編入生はどのくらい大変なの?

  • 専攻変えたいなら院からでも良くない?

  • 北大のいいところ(わるいところ)は?

などの疑問を想定して書きました。
受験生には先の見えない不安に煩わされることなく勉強に集中してもらえたらと思うので、ぜひ活用してください。このnoteが一助となることを願います。自分が当時知りたかったこと,余計なことも書き残します!
合格する前についてはこちら↓

注1:こんなnote書いといてなんですが、編入生は様々なバックグラウンドを持った方がいるのでどういう学生生活になるかは人に依ります。この記事が誰にでも当てはまるというわけではありませんのでご了承ください。

注2:合格"後"体験記と銘打ってますが、まだたった1年しか経ってません。'24年度受験者に役立つように公開しました。


1.単位互換と北大理物のカリキュラム

編入には前大学の単位が受験大学の単位として認められる単位互換という制度があります。単位互換を利用しないと2年で卒業するのはかなりしんどくなります。まずは単位互換の流れについて書きます。

1.1 単位互換制度

3月中頃、編入生の合格後の手引き的なのが大学から送られてきます。
同封されている北大理物のカリキュラム(図1)を読んで、単位互換されそうな科目を自分で判断してシラバスを印刷して送ります。
3月末に編入担当の先生(物理学科の教員です)と単位互換科目について面談する機会があります。メールで日程調節のやりとりをしてzoomで面談でした。そこで先生とシラバスを参照しながら単位互換科目に値するだろうと認められた科目が、後の学科長会議で協議され認定されます。学科長会議の段階で却下されることはまずないので面談の内容で全て決まると思ってください。

1.2 北大理物のカリキュラム

図1に理物の授業科目を載せています(面談時のメモが残っていてすみません)。北大は2年生以降、学部学科に分かれて専門科目を履修し始めます。専門科目は必修と選択必修、選択科目を卒業単位数以上修得する必要があります。編入生が必要なのもこれら専門科目になります。全学教育科目(いわゆる一般教養)は編入生は包括認定されるので考えなくて大丈夫です。これら専門科目は全部で80単位必要になります。詳細は拡大して確認してください。旧版ですがいちおうホームページにも載ってる情報です。

図1 北大理物のカリキュラム

この紙がいつまで信頼できるかですが、必修かどうかは4,5年で変わる可能性があります。物理なので科目自体は多分100年単位で変わらないですが笑

1.3 単位互換(わたしの場合)

3月、単位互換されるような科目を自分が取得しているとは思えなかったのでシラバスは何も送りませんでした。そういう人にも面談は必ず行われます。日程は3月末日とかだったと思いますがzoomで担当教員とマンツーマンでした。私の年の編入担当の先生はとても気さくな優しい先生で、たくさん単位互換させてくださいました。面談の結果、16単位が単位互換科目として認定されました。一例になりますが、以下に詳しく書きます。

「もとの授業名」単位数→「北大理物での授業名」単位数
「研究会A」4単位→「物理学外国語文献購読1」2単位
「研究会A」4単位→「現代物理学」2単位
「数理解析」2単位→「物理数学2」2単位
「分布系の数理」2単位→「物理数学演習2」2単位
「アナログデジタル回路基礎」4単位→「物理学実験A ”電子回路基礎”」2単位
「電子工作」2単位→「物理学実験A ”電子工作基礎”」2単位
「システムプログラミング基礎」2単位→「コンピュータ」2単位
「計算物理」2単位→「数理科学A」2単位

授業内容について補足します。「研究会A」が2つあるのは前期と後期です。前期後期合わせて8単位→4単位で減りました。公用語が英語(シラバスに書いてある)の量子コンピュータ(のソフトウェア中心)の研究室にいたのでこのようになりました。「物理学実験A」が2つあるのは副題によって別授業扱いになるからです。ちなみに必修の「物理学実験1,2,3,4」とは違うので注意です。「物理学実験1,2,3,4」と「物理学外国語文献購読2」の単位互換はおそらくあり得ないです。
もしかしたら担当教員によって変わるかもしれないので下手なことは言えないですが、たとえ授業の実態とは違っていてもシラバスに載っていることが一致して単位数が同じかそれ以上ならば単位互換されます。多分そうでもしないと留年者が続出して大学側も大変でしょう。ちなみに北大からの編入(転部)だと教授に直接聞いたり詳しくチェックされるみたいです。 単位互換された科目(全学教育科目含む)にはGPAがつきません。なので前大学の平均GPAとかは受かってからは関係ないです。2.6には他の編入同期の単位互換の例も少し書いています。

注3:こういった前置きは蛇足かもしれませんが、私にDM等で送ってこられても単位互換の判別はしかねます。上記を一例としてご自身で判断してください。ですが、twitterのDMいただければ可能な範囲でお答えできます🙇‍♂️

2. 編入生の生活

過去にTwitterのDMでいただいた質問を中心に話します。

2.1 授業は忙しい?

忙しいです。ただし死ぬほど忙しいかと聞かれるとそうでもないです。
単位互換で16単位認定されたので、私は64単位を2年で取ることになりました。だいたい1学期に限度の24単位取れば4年生で卒研(10単位)をのぞいて6単位取ればいいのでそこまで無理しなくてもいいレベルです。フル単すると4年次に卒研以外だと院試対策の授業や4年生向けの授業だけで卒業可能になるように時間割を組みました。
実際に3年前期と後期の私の時間割を見てみます(図2,3)。3年生の必修科目や選択科目を履修しつつ2年生の必修科目を受けるという生活を送っていました。3年生の必修にはコスパの意味で悪名高い「物理学実験」がありますし、「統計力学1」や「量子力学1」等は自習しないとついていけませんから、その中で2年生科目を履修するという不公平感は否めません。特に後期はまわりの友達が「相対論」やら「場の理論」の講義を受けているのに自分は必修の「力学2」や「熱物理学」が被ってしまって履修できず、話題についていけなくて悲しい思いをしました。北大の編入カリキュラム上こういった歯痒い思いをすることも受験者は覚悟してください。中間や期末期間はレポートや試験勉強に追われることになります。当時は常に寝不足でした。。。

図2 3年前期
図3 3年後期

これに加えて集中講義「量子情報の基礎と応用」「2次元超伝導:基礎から最先端トピックスまで」を履修済みです。 4年次は「卒業研究1,2」「物理学総合演習」「場の理論」「相対論」「素粒子物理学」「原子核物理学」あたりを履修予定です。卒業したい!!
(‘23.4.5 追記)けっきょく前期22単位、後期24単位で専門は残り8単位を4年で取ることになりました(落としたわけではないです)。

2.1.1 よくないけど...
2年生の科目で出席必須でないものは授業に出ず、その時間は3年生の科目に潜ったり友達と自主ゼミしたりしてテストだけ受けて単位を受けていました。こうするのが自分の進捗的にもメンタル的にも最適だったので必要だったと思っています。

2.2 サークルには入れる?

入れるサークルと入れないサークルがあります。充実させられるかはサークルの忙しさに依ります。私はジャズ研の見学には行ったんですが、その後確定した時間割を見て諦めました。どうせ入るならしっかり参加したいですし。編入生が入れないサークルは、たぶん運動系に多いです。少なくともジャズ研は編入生でも入れました。個人的な意見としては新入生でも在学生でもない圧倒的少数派でただでさえ扱いづらい上に忙しくて不参加になりがち。気まずい関係ができあがるの必至だし留年する要因になりうるので、おすすめはしないです。友達作る目的なら理物の勉強オタク達と閉じた"サークル"にいたほうが楽しいですが、もともと同じようなサークルにいてそれを続けたいとかならアリだと思います。

2.3 友達はできる?

最初は編入生同士で仲良くなりました。内部生とも実験や課題で苦労を共にする機会が多いので協力してやっていると勝手に仲良くなります。余計なことを言うと、編入生は優秀なイメージを持たれやすい(実際編入試験は内部生よりも高いレベルを要求していますし)ので、問題演習の授業等で頼られることも少なくないです。

2.4 教職は取れる?

単位互換がうまくいくと取れます。具体的にどれくらい忙しくなるかは分からないですが、教職科目は1限や5限が多いようなので、2年生の科目が単位互換でフル単レベルだと取得可能だと思います。ちなみに私と同じような単位互換の感じだと留年しない限り無理です。

2.5 自由時間はとれる?

全く問題なくとれます。せっかく札幌在住ですから休日は普通に遊びに行ったりもします。理物で課題漬けみたいな人は見たことないです。ただし試験期間に関しては2年科目も相まってレポート提出やらテストやらが被りまくるので、普段から勉強していないと高GPAは厳しそうです。

2.6 編入生は研究室配属で不利?

北大理物の研究室配属は希望人数が定員を超えた場合、GPAや必修単位に不足がないかで決まります。その意味で一部の編入生には不利だと思います。一部と言ったのは編入生にもいろいろだからで、「他大の理物から編入して3年の選択科目まで単位互換されてむしろ在学生よりも時間割がスカスカな人」「他学部から編入してきて選択必修の4単位しか単位互換されなくて時間割がほとんど埋まってる人」等さまざまな人がいました。この2人は両方人気の高い研究室の志望でしたが、前者の友達は前期の段階で後期の科目の予習など自習を進めていましたし、後者の友達は1週間が授業で埋まっていましたが課題やテストに追われつつも器用にこなしていました。2人とも平均GPA4.0を超えていると思います。 また、北大は平均GPAが3.5を超えると次の学期から履修限界を超えて単位取得が可能になる制度があります。もし殆ど単位互換のない(もしくは0)からの編入でたとえば素粒子・宇宙研究室に行きたい、あるいは3年生で単位をできるだけ取りたいとなれば、"時間割が埋まるほどの単位をほぼ最高成績でフル単する鋼の意思"が必要だということを伝えておきます。ちなみに素研は年によっては平均GPA4.0超えた人しか行けないので内部生でも難しいです。

注4:不利と言ったもののもしかしたら編入生に対する特別措置があるかもしれません。一応は必修の不足があっても配慮すると説明会で聞きました。しかし所詮ブラックボックスなので結局真面目に授業を受けるのが安心できます。

3. 編入するメリット

「〇〇だから修士よりも学士編入がいい!」みたいな話は比較できない以上はっきりと言えませんが、下記のようなメリットは肌で感じています。個人の見解になりますがお付き合いください。

3.1 学部での勉強に対する個人的見解

環境も馬鹿にできないなぁという話。私は物理学科にいる人々からこの1年でかなりいい刺激を受けました。 夏休みに理学部棟の自習スペースに毎日朝から晩まで籠って自習する友達、家の床に計算用紙と専門書が散乱していて枕元にはペンと下敷きが置いてある友達、ホワイトボードに向かって本題とは関係のない式変形を根気強く取り組んで意味が有るのか無いのかよく分からない関係式を導く友達(こういった式いじりが研究に繋がることもあるのでしょう)、圧倒的な知識量と思考量で何を聞いても丁寧に質問に答えてくれる授業補助の院生…等々。私は学部で学ぶことの大きなメリットは、学位を得ること以上にこういう人々が当たり前にいる環境だと考えています。

また、学問を進めるにあたって身近にいる正しい道を示してくれる存在はとても貴重です。たとえば前期の文献購読(一般相対論)の授業で担当教員に質問のメールを送った際に「君は勘違いをしています」と言われたことがあります。独学していたときには勘違いに気付けなかったので、こうやってはっきり言っていただけることは自分にはとても嬉しかったです。メールには長文の丁寧な回答と理解を助ける本のURLが添えてありました。この先生はスライド発表中に容赦無く質問をし続けたり群論の理解が必要な中間レポートを1週間期限で出してくるエグい先生でしたが、授業中にも「大学の講義は自分の手が届かないレベルを突きつけられて必死になることで成長する場」とおっしゃっていて私もその意見に賛成です。当時何もわからない状態で必死に取り組んだ群論の知識が、夏休みに自習した場の理論や、今の物理学における群構造への関心に繋がったのでやって良かったと思います。

他の編入合格者と「授業は重要な部分にスポットライトを当ててくれるから勉強の負担が減る」「定期テストはいい復習の機会になる上に友達と一緒に対策することで発見がたくさんある」という話をしたことがあります。 こんな感じで自分だけの努力ではどうにもならない部分で理物に所属するメリットはあると思います。

3.2 北大のメリット

特に北大の理物についていいなと思った点をまとめています。
俗っぽいことも書きます。

・GSI制度
北大理物は講義科目とセットで演習科目があり,演習科目は素研など理論研の優秀な院生が担当します(GSI制度)。院生のいいところは教授と違って質問しやすいところです。自分のときは面倒見のいい院生が担当してくださって、授業終わりに質問にいったら友達も巻き込んで2時間近く議論を交わした、という日も少なくないです。いまの研究室の院生とも授業終わりに話しかけて夏休みから自主ゼミをさせてもらいました。他大にもあるかもしれませんが、GSI制度は本当に神です。

・真面目な人が多い
総理の移行点システムのおかげかわかりませんが、もれなく課題とか発表とかしっかり準備してきます。授業が終わって図書館に直行する人も多いです。北大の成績照会には理学部の平均GPAが出るんですけどなかなか高くて驚きました。学科全体で勉強する雰囲気があるので、学問に励むには居心地のいい環境だと感じています。

・自然を満喫できる広大なキャンパスと札幌駅前という超好立地
北大構内には川も森も畑も牧場もあります。キャンパスの風景は四季で大きく変化するので作業や勉強の集中力が切れたときの散歩コースには最適です。本当に景色の美しい大学だと想います。それでいて200万都市札幌の中心駅から徒歩5分(西コンコース北口から正門の徒歩)(理学部なら15~20分くらい)という全国の大学でも有数の超好立地にあり、大型書店から繁華街に至るまで徒歩で移動することができます。スキー場や温泉地にも日帰りで行ける距離にあり、お金さえあればまさに至れり尽くせりと言えます。冬は寒いですが本州でもどうせ寒いですし寒い分しっかり対策するから結局暖かいです。地元民は大変な雪かきも賃貸住みは自分でする必要がないので全く問題にならないです。北大近辺は雪国のいいとこ取りができると思います。

図4 徒歩圏内にでかいジュンク堂があります

・友達の家がだいたい近い
北大の7割が道外出身(加えて道内出身でも自宅通学が不可能な人が多い)で北大周辺の家賃はそれほど高くないのでだいたいみんな同じような場所に住んでます。大学生向けの飲食店も多くあるので実験終わりに友達とラーメンを食べて帰るとかよくやってました。

図5 筆者の好物である横浜家系ラーメン

・自主ゼミがやりやすい
どこの大学も同じだと思うのではっきり言って学生の自主性はピンキリですが、自主ゼミに積極的な人は多いです。自分も最初ランダウ力学のゼミに内部生から誘ってもらいました。いま(春休み)は自主ゼミを4つ掛け持ちしていて、研究室の院生と専門に近い教科書でやったり同期と問題演習をやったりしています。

図6 学部棟の自習スペースで友達と深夜まで話し込んでたときのホワイトボード
(自主ゼミのいい感じの写真がなくてこれはただ量子力学の期末対策で集まってたやつだけど雰囲気が伝われば)

3.3 北大のデメリット

・2年生の必修を受けないといけない
図2,3みたいなハードスケジュールになります。他の大学、たとえば九州大学は2年性の必修が免除されるとホームページに書いていますし、筑波大学だと多くの専門科目が選択必修になっているみたいです。解析力学をやる「力学2」はともかく、編入試験の出題範囲である「力学」「電磁気学」「熱力学」まで必修にされるのは北大理物のよくないところだと思います。

・遠い
これはいろんなところに効いてきます。やはり人が多いのは関東/関西なので、こと理物において研究者の数や研究室の規模では他の有名な学術機関には劣る印象があります。私の研究室(配属予定)には現在院生が2人しかいないのですが、先輩が「研究向いてないと思ったやつは就職して研究したいやつは東大に行く」と言っていました。その先輩もめちゃくちゃ優秀なので別に北大だからダメとかはないと思うんですけど。。。学部3年が主観では判断できませんので研究室についてはこれくらいで。 あと単純に実家に帰りづらかったり地元の友達と会える機会が減ります。特に正月お盆は飛行機代が値上がりするのが辛いです。

図6 函館とか行けるのは嬉しいんですけどね

4. 合格者に向けて

受かった以上は教務や教員に聞けばいいという話なんですが、注意することとか失敗したことをまとめています。編入は例外が多いのにサポートが充実していないのでいろんな人に質問するのがよいです。教務より教員を頼る方がいい場合が多いかも。

4.1 後期に物理の授業をとる

夏休み中に合格がわかるので後期は物理の単位を稼いでおきましょう。単位互換される可能性があります。授業がなくても他学部履修のシステムが使えるなら利用しましょう。

4.2 引越し

めちゃくちゃお金がかかります。引越し単身パックとかが相場では破格です。いまの下宿の家電を持っていくよりも現地で中古品を買い直した方が安い場合もあります。特に大型家電なんかはジモティだと売るのも買うのも楽です。

4.3 単位互換の結果発表と履修登録期間がかぶる

単位互換の結果発表が(少なくとも自分のときは)第1次履修登録の締め切りにギリギリだったので一応間に合いますが履修登録は気を付けましょう。

4.4 北大のwebシステムに慣れる

北大はelmsやmoodleとかいう履修登録やメールを管理するシステムを使っています。講習とか全くないので正しい使い方は自分もいまだによくわかってないです。慣れるまで難しいですし、集中講義の日程のような重要なお知らせでもメールで通知せずにmoodle上で確認しないといけないみたいなことが多々あるのでよく見ていないと最悪落単します。

4.5 4月すぐにやること

上記、特に4月頭は気を付けましょう。編入とか関係なく3年生にはメールシステム使ってる前提で重要なお知らせがメールで送られてきます。最初にアカウント・パスワードを受け取ったらすぐに自分の使ってるメールアプリでアドレスの登録をしておきましょう。たとえば3年前期必修の「物理学外国語文献購読2」はテーマが4つに分かれていて最初にメールでアンケートを取るので、早く準備しないと勝手に決められます。実体験です。

4.6 集中講義を取ろう

集中講義は専門科目扱いでコスパがいいので積極的に利用したいです。特に長期休み期間での集中講義で単位を稼ぐことで学期中の負担が減らせます。

5. おわりに

ここまで読んでくださってありがとうございます。私は入学前は留年しないかが不安だったんですが、今のところなんとかなりそうです。北大は魅力ある大学ですしこの1年で自分の理想に近づけたと感じているので、総じて編入して良かったと思っています。

受験生に向けて、
そもそも編入試験を受験すること自体、元大学の単位を落とさないようにしつつ大学受験をするという大変に努力を要する行為です。いま頑張っているあなたは十分に編入を(合格するいう意味だけでなく)成功させられると思いますよ。応援しています!


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