![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/114665464/rectangle_large_type_2_f708872bd95284621e44adf87d6cd328.jpg?width=1200)
新宿は豪雨
大森靖子さんが「新宿」という曲で、「あたし、新宿が好き」と歌っている。
椎名林檎が、「新宿は豪雨」と歌い出している。
フランク永井は、有楽町で待ち合わせしている。
田舎に住んでる僕達は、彼らの歌を、ネイティブとして聞けていないと思う。
新宿は豪雨だと、どんな気持ちになるのだろう。分からない。私の実家の辺りで豪雨が降ると、土砂崩れが起こる。山に囲まれているので。
有楽町で待ち合わせをする感覚は、僕に置き換えたらどこなのだろう。イオンモールだろうか。
僕は、彼らの曲が好きだけど、彼らに共感は出来ない。知識がないのである。
アメリカ映画を見ていると、たまに、何が面白いのか分からないジョークがある。「じゃあ、誰がチェリーパイを焼くんだい??」で、観客が笑う。誰でもいいだろう。
そう、同じ日本語を使っていても、暮している文化が違えば、齟齬が生まれる。私たち地方都市の人間には分からない言葉が多分に含まれている。
僕はそれが知りたい。だから東京に暮らしてみたい。そうして初めて、東京事変の歌詞の意味が分かるのだろうので、期待している。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?