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何故 中編 何がに起こった

朝早くに出かけた二人(アンディとマーズ)
珈琲をテイクアウトしてターゲットをマークしていた
相変わらずの日課
高級アパートと自宅の屋敷の行き帰り
トゥルル一本の電話がアンディに寄せられる
例の謎の女性からの通知だ

「明日が期日期限ね写真撮れたか確認の電話よ 明日は近くの立体駐車場で待ってるわ 受取はそこでお願いするわね」

 「はい。あそこの駐車場ですね相棒のマーズが届けます。では明日時間は?」

「午後の15:00迄にお願いするわ」

電話はこれで終わった

と同時にいつものランニングシューズ履いた女性が走ってきたのを黙認した。

相変わらずナイスバディのいい女だ

ブロンドヘアーに黒のキャップとウェア

一際目に入る

アパート手前で様子がおかしくなり倒れ込んだ

先に気づいたマーズは助手席から出て

女性に近づく

ルームミラー越しにアンディは見ていた

マーズが駆け寄ると一瞬怯んだ

慌ててマーズが距離を取る

アンディは何事だ?!と駆け寄ろうとすると

マーズは
「大丈夫だ車に戻れ」
と言いながら

ランニング女の顎下には銃口を向けられたマーズが居た

マーズは機敏をきかせ背後から背負投で逆に女に向けて銃口をあてる

女と思っていたのは女装した丸坊主の男だった

肘鉄をマーズに炸裂すると

マーズはドロップキックで応戦する 
激闘の末マーズは銃口を女装した男に一発放った

「マーズ大丈夫か?!アイツ女装してたんだな ここまでお前を苦戦させるなんてタフだな」

傷口を頬にあてて
「そうだな おいそろそろ目的地に近いぜ奴の死体はロンさんに任せておいたから大丈夫だ」

「ああ、そうだな」

車は加速する

キュルル立体駐車場のロータリーの音が響く前に先に着いたアンディとマーズだった

間もなく黒いセダンに乗った車が一台横付けされた

(何だか嫌な雰囲気がするぜ…)
アンディとマーズの心の声がリンクした

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