「われ広告の鬼とならん 電通を世界企業にした男・吉田秀雄の生涯」 (船越健之助)<読書ノート・会社づくり篇>
今日の大企業は、はじめから大企業だった訳ではありません。
大企業になっていった軌跡を紐解くと、それがそのまま壮大なドラマであったと感じます。
特に、戦後の灰の中から立ち上がって、大企業を作っていった物語は強烈で、戦後日本社会を作っていた人々の強靭な意志、生き抜く力強さを感じざるを得ません。
電通は国内最大、世界でも屈指の広告代理店ですが、その電通の中興の祖と呼ばれるのが四代目社長、広告の鬼、吉田秀雄氏です。
こちらの本はその吉田氏の生涯を詳細に記録したものです。
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