【0から学んで絶対合格!人生が変わる技術士塾】【第13回】小論文の書き方③
こんにちは。シブヤ塾です。
今日も小論文の書き方についてお伝えします。今日はやや手短に。サクッと読んでください。
キーワードを論理的につなげる構成をつくる
前回、キーワードの整理の仕方について説明しました。気になる方は、第12回を見てみてください。
キーワードを二段階、二元に整理したら、論理的につなげることを意識してください。書き始める前に構成を考えるのです。キーワードは書けていないと加点もありませんが、論理的につながった説明でなければ、読み手は理解できません。「ただ書いてあるだけだな。」と思われたら、合格に至りません。そこで、大切なことは、自分が解答でどのように説明するかを構成で練ることです。キーワードを引用して自分が論理的に書くということです。
例)地球温暖化
× SDGsのガイドラインに沿った業務改革を行う。
〇 SDGsの17目標から、ガイドラインを確認し、ESG投資につながる形で、システム化を推進する。
上の二文のどこに違いがあるのでしょうか?解説すると、
×の文章だと、「SDGs」というキーワードが入っていても、何を業務改革したいのか、曖昧です。
一方、〇の文章では、SDGsの目標を達成するために、「ESG投資」という手段に落とし込み、そのために、「システム化」することで業務改革をしていくことが読み取れます。
ここが解答のポイントになります。
キーワード学習を行い、主要なキーワードを引用しましょう。そこで、「誰が」「いつまでに」「何を」「どうやって」「どうする」という5W1Hを意識して書くことです。
■5W1H
Who(だれが)When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)
こちら、意識して解答小論文全体の構成を練るクセをつけてみてください。
今日は、小論文の書き方の続編で、構成の練り方についてお伝えしました。
次回は、受験対策の具体的な内容から、少し角度を変えて、心構えについてお伝えします。この心構えが最大の対策になっていき、合格に一直線に向かうことになります。有料級とも思えますが、一人でも多くの技術士が誕生して、一緒に活動できることを願い、解説していきたいと思います。
それでは、また。