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渋谷のラジオの惑星(小原信治)火曜21:00〜

2024年9月24日(火)21:00-21:50放送
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パーソナリティー 小原信治(放送作家)
イラストレーター 五島夕夏さん@goto_yuuka
渋谷の絵本
子どもの頃から沢山の本に囲まれていた五島さん
成長して、児童書や漫画などの選択肢が増えても、絵本との付き合い方は変わらず、絵本=「みんなで楽しむもの」から「一人で楽しむもの」になっていったそうです。
成長につれて接する本は情報量が多くなっているように見え、子どもたちは、絵本に物足りなさを感じるかもしれませんが、実は
絵本は想像力で保管すると無限の情報量がありますね。

辻村美月 作 京マチ子 絵 「すきっていわなきゃ だめ?」
小原さんが娘に選んだ、好きって何だろうという気持ちが主人公の目線で描かれた本。
言葉だけでは表せない大切な気持ちだからこそ、人は絵を描いたり歌を歌ったり踊ったりするのかもしれない と 重大の小原さんは考えていたそうです。
人の数だけ恋心の違いがある という気づきにも接する本です。

さとうわきこ作 「みちくさ」

草のお化けに出会ったり、マンホールが縄跳びしていたり
帰るまでに沢山の冒険をするー
五島さんが、みんなと道草の思い出を語り合いたいなと思った本。
さとうさんは、子どもの心をそのまま掬い取るのが上手な作家。
常識や知識を知ってしまったら戻れない、知らないからこそ輝いていた世界を描きます。
「五島さんは1日の中に道草をする時間はありますか?」「毎日しています 体の一部。皆さんを代表してみちくさしてます。」

今回の選書は、子供の動物的な一面、大人へと成長する過程にある繊細な一面が詰まっていて、どちらの本も子どもの心に帰りたい大人にオススメです。

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