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渋谷のほんだな

2024年5月3日(金) 12:00〜12:55
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「この世界で、身も心も明日を生きていくために」
【本日のゲスト】
高木 瑞穂さん(ノンフィクションライター) 左
https://twitter.com/takagimizuho2

エロ雑誌社勤務に始まり、フライデー、週刊現代
の記者、フリーライターでアンダーグラウンドな
世界を取材、記事にしてます。

この方、決して相手を断罪しないんです。いつも
フラットな立場で傍観し、そこに潜む問題を提起
するというスタイルなんです。

だから着地の決まった結論ありきの番組への出演
では真の彼の魅力・意義は発揮できず・・・
そこで当番組:カントくんのシナリオなし規制な
し、束縛なし、ありのまま、ゲストさん主体の
放送で、書き手の思い、本音をお語り頂きます。

【本日の本】
「ルポ 新宿歌舞伎町 路上売春」 鉄人社
2023年7月26日 高木瑞穂著 1,760円
https://tetsujinsya.co.jp/5445/
この本の価値は一人一人に長期密着取材ができた
こと。最長1年半。理不尽に耐え、愛されてます!

今の立ちんぼは100万/月位は普通に稼ぐそうで
さらに上の上の上もいるそうです。
声かけ、客引きは✖️ですが、自由恋愛は罰則なし
昔の様な管理売春ではなく売上100%が実収入。
でもその分リスク大。で最近けつもちの事例も。

例えばこの人京王プラザホテルの40㎡位の部屋
に住んでいてお金に困っている風には見えません
。が食はカップ麺程度の超節約。貯めたお金は
はホストに。

白髪の自称50代の背中を向けて座っている女性
は(立ちんぼかな?)1,000円コース有

新宿2丁目の30代半ば男性は500円で。これで
はなまるうどん2杯とホテルでの暖。

他にも高額報酬でありえない様な恐ろしい仕事
を引受けるチームの親玉の話など

事情は各々違いますが、共通してるのは皆、
高木さんには話してくれるということ。
そういえば彼、昔死刑囚との手紙のやり取りで
”自分がやった=自白”を受け取っていました。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/255815

昨今女子の稼ぎを搾取する悪質ホスト逮捕の
ニュースを見ますが、その先には怖いお兄さん
が君臨する社会構造です。今やホストさえ匿流
犯罪の客引き、出し子と同じ水平線にあります

彼女がなぜ立ちんぼをするか?も大切ですが
貧富の問題では片付けられない行動の本質
もし一掃されたら、その後の彼女らは、
このスキームを成立させているものは?
幸せが何かが解らない中、幸せを求める為
に、理解してもらうためにお金を稼ぐ。

普通の生活では触れることがない世界ですが
知ってしまった以上、無視することは状況黙認
です。我々も違った価値観も受け入れて
困った人にお金以外でできることを常から
考えるなど。この本読んで心のギアを入れて
みませんか?


【告知】今後出版の予定
①実話ナックルズ掲載 オムニバス版
 事件もの 経営者の半生を綴ったもの
②渡鹿野島 1981 が漫画になります

【パーソナリティ】
原カントくん
書籍のお求めは本屋B&Bへどうぞ♪
http://bookandbeer.com

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