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【Track Town SHIBUYA】20190823バークレー卒の岡田さん

2019年8月23日(金)13:00-13:55放送
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【Track Town SHIBUYA】
2019年8月23日(金)13:00-13:55放送
テーマ:バークレー卒、岡田さんの「何とかする力」

★パーソナリティー:
横田真人コーチ
(NIKE TOKYO TC)
畔蒜洋平(日本陸連)
金曜責任編集:西本武司

★ ゲスト
岡田健(おかだ・たけし)さん
中距離ランナー (専門は3000m障害)
国学院久我山高校出身
UCバークレー卒  https://www.berkeley.edu/
10月から一般企業に就職が内定

https://number.bunshun.jp/articles/-/840407
ブログ→https://ameblo.jp/takeshi-running/
ツイッター→https://twitter.com/runtakeo

*** TTS(Track Town SHIBUYA)は、2020年東京オリンピック・パラリンピックで新国立競技場を陸上競技でいっぱいにしてしまおう、と目論んでいる番組です。***

▽▽▽
本日は、カリフォルニア大学バークレー校卒の岡田健さんをゲストにお招きし、お送り致しました。大人気の岡田さんのブログに関する事、部活動の日米差異(コーチングや練習方法など)についてお話しして頂きました。横田さんは電話出演です。

▼ 米国での練習環境

コーチが選手に押し付けることはなく、選手もどのような練習が必要かをコーチに言えるような環境。前提として、気が抜けない関係が築かれている。また、夏にコーチが不在のため、事前に用意されたメニューで練習をしたり、英語の授業に行っていたそう。合宿はただひたすら練習ではなく、遊ぶ要素もあったそうです。

▼大学でやりたいこと or 陸上

大学院を目指したり、自分の興味のある研究室に入ったり、大学でやりたいことは人それぞれ。その中で、結果を残さなければけないという責任を持って陸上を続けることは決して簡単なことではない。大学を辞めていく人も半数いたそう。しかし、勉強であったり、陸上以外の分野に触れる機会が将来的な自分自身の選択肢を増やす。

▼「何とかする力」

レポート、テスト、卒論といった大学での課題に取り組みながら、陸上を続ける。岡田さんが、米国で身につけたのは「何とかする力」だそう。「何とかするしかないと思えば、何とかなる」この精神は何をするにあたっても活かすことができる、とっておきの力だと思います!

▽ 【放送外】米大学を目指す高校生のために

岡田さんの受験についてお聞きしました。

SATとTOEFLの基準を上回る必要。英語が得意くらいではきつい。
必要な得点は大学による。(バークレーは非常に高い)
高校3年春から準備を始めたが、高2から始めるのが理想。
高校が海外大学を勧めているわけではなかったが、先輩の影響が大きかった。
久我山ではエッセイの指導等はなかったので予備校へ行き添削してもらった。
5校ほど出願して2校まで絞り、最初に決まったバークレーに決めた。
スポーツの強い大学はたくさんあるが、西海岸がよかった。
なかなか連絡が来なくて、入学が決まったのは高校卒業後の5月。
そのあとビザ申請。
9月入学なので少なくとも半年のブランクが生まれる。国内大学は受験しなかったので周りはその間に大学生になって行く。
事前に受け入れ国コーチと相談する。その際、持ちタイムが重要となる。これも大学によって違う。日本で上位なら大丈夫。
州立でも海外からの留学生の学費は高い。奨学金(スカラーシップ)がないと大変。打ち切られるので勉強せざるを得ない。
岡田さんは奨学金がもらえると思ったら実際にはなかった(コーチとの行き違いがあったそう)。それで入学後に申請しなおした。
国内の他の奨学金もあるので探すべき。
「社会学」専攻だったが、後半は勉強がたいへんだった(留年すると親に迷惑がかかる)
※ 陸連としても武者修行を歓迎しているが、具体的な動きはまだないそう(畔蒜さん)

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