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2021年の抱負 - 自分の練習をする

年末年始の恒例──今年の抱負。
実行されている方も多いと思います。
昨年に引き続きこともかな〜り不透明な年になりそうですね。
ロンドンに住む友人曰く、現実、2021年も引き続きStay Homeな状態が続く見通しだそうです。計画を立てる行為さえ怯んでしまいそう。

そんな状況なので、2021年のnoteで、抱負を綴ろうとは決めていたのですが
何を書くかはその時に決めることにしました。
出たこと勝負?!いえいえ、これも答えを内側から出す練習です!
直感力ってやつかな。noteを立ち上げた時、
2021年にどんな抱負を自分は掲げるのか、
他人事のように興味津々でした。

実際にnoteを開くと、自然と沸いてきたのがコレ。
「自分の練習をきちんとする」ということ。

その前は、断捨離かな〜?とかエクササイズ?行動力をあげる?などなどぼんやりとした考えがぷかぷか浮かんでいたのですが、不思議と、この「練習をする」って言葉が浮かび、瞬間的に全力で納得しました。

ヨガと茶道に共通していること
「型」があること。
最初は、「型」を型通りできるようになるために、
体を使えるようにウンウン言いながらほぐしたり、
頭を使って解剖生理学やら歴史やらを紐解きながら腑に落としていったりします。
一通りその型ができるようになると、体と頭に染み込むまで練習を重ねます。そう、自動化させるのです。
そうすると、体と心からは力みがとれリラックスした状態で、シークエンスができたり、お点前ができるようになります。

そしてここからが「練習」の一番おもしろいところ。
自動化した状態で練習を続けると、
まず細かな気付きが得られます。
ヨガだと、ある時にふと「これがエネルギーの流れか!」とか「呼吸で心がすーーーと凪いでいく」感じとか、「見えないはずの骨」をみてアライメントを整えたり。
茶道だと、湯の沸く音に自然の景色をみたり、一滴のしずくにけじめの心や自然への感謝を感じたり、扇子が結界だと言うことにハッと気がついたりするのです。

そしてなにより、練習で自信が付きます。時間を掛けて身につけたものの安心感って半端ないし、他人がどう思おうとも関係なく、充足感がもたらせます。沢山練習をして試合で負けた時、悔しいけど、爽快で満ち足り、相手を素直に称えるような気持ち。しかも、日々、練習をしていると自分ができることがだいたい見えるから、初めて挑戦することでも、本番で最後の一歩が踏み出せる。当たり前のことだけど、ヨガの練習をして改めて気がつけたこと。

それから、最後にして最大の恩恵。瞑想的になれます。俯瞰と集中が同時に起こります。気持ちのいい緊張感とリラックスが同時に訪れます。これがすごく気持ちいい。

教えたり、その技術を仕事にしているならば、なおのこと練習を続け、いつまでも生徒でもありたいと、思うのです。

そういう意味で2021年、練習することはたくさんあります。
「自分の練習」をすることは、どんな時代でも乗り切れるフレキシビリティがインストールされ、肝ったまが据わってブレなく過ごせるテクニックでもありますね♪
あ、「素直に」ってのも付け足しときます。

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